katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

らんちゅうの是正の是正と亀有カルチャーの秋のサンプル・・・・

2014-08-27 23:55:20 | モザイク作家
朝はまず、是正したらんちゅうの下絵について回答が帰って来て・・・・また是正しないとならず・・・ただ難しいのは、一体正解は何処にあるのか?になる。つまり今のやり取りは、モンタージュを描いているようなもので、似顔絵を描いている訳じゃないのね・・・・。

つまり正解を知っているのはお客さんだけで、こんな感じ、こんな感じ・・・を繰り返しをしているのね・・・。しかも、参考として何冊か持っている金魚の本に載っているらんちゅうでは、お話にならないようで・・・・。

でも、それらはどこぞの大会で賞を取っているようならんちゅうなんだけれど・・・・。そうなると、完全に参考にするものは、先方の説明の言葉のみとなり、しかもその説明の文字の大半は、らんちゅうの大会に出るような人達の専門用語だらけ・・・・。

難易度の1つ目は説明の専門用語の意味となる。例えば尾筒なんて、たまたま知っていたけれど、普通のモザイク作家の人の中でも、世界で俺しか判らないだろうね・・・・きっと。あははははは。

そんなこんなで是正した下絵がこれで、後2箇所で何とか形にはなったようだけれど・・・恐らくまだ下絵が終わっただけで、次はモザイクとしてタイルやガラスタイルのカットについて、何かが起こるのでは無いか?と思われる・・・。

何故なら、みんなに判り易く説明すると、らんちゅうのように頭にコブがあるような金魚の場合、そのコブを言葉で説明すると、カエルの卵を固めて乗せたみたい・・・・とか、グミを少し溶かしたみたい・・・とか、そんな感じになると思うのね・・・・。

けれど、どうやら良いらんちゅうの頭には座布団みたいなものが乗っている感じらしいのね・・・・そう・・・らしいのね、つまり見た事が無いのね・・・・俺は。しかも俺が説明したようなコブはすでに何個もらんちゅうは作っているし、特に問題は無いと思うけれど、

座布団のような・・・・では、大きいパーツを1つで切りたくなるが、そんな事が出来る大きさのタイルって、ぺきぺきしか無いのね・・・。
ただ、いくらなんでもそれはない。何故なら、恐らく見た事は無いが、そのコブには必ずヒビのような線が入っているはずだから・・・。

ここがモザイクの欠点となる。つまり絵画なら、顔に線が入る事は無いが、モザイクでは至る所に目地の線が入って行く・・・。それを肌には線なんて入っていない・・・・と言い出されれば、全くお話にならなくなるでしょ?

つまり、本当に座布団のような・・・だとしたら、座布団にヒビが入ったように見える訳で・・・それがウロコやヒレのように1枚のパーツで切れるような場所は、単なる色の問題となるが、確実にその見た事の無い座布団のようなコブ・・・って言うものをどう言う形に切るのか?となる。

恐らく形については、そこだけの問題だと思われるんだけれど・・・。

そんな中、先日頼まれていた亀有の秋の体験のサンプルの催促が来てしまって・・・・ただやってはいたのだけれど・・・それがこれ。


実は左が最初に作った下地なんだけれど、かぐやとキウイに良い返事が貰えず・・・けれど、もう催促も来てしまって後には引けず・・・・
今更、何しようかな?と1からでは、無理な話で・・・・箱の下地からは離れない方が安全と考えたのね・・・。

そこでフタの形を変更する事として、もう失敗した左で下地に使った箱が無くなり、100円ショップへ。そこから深夜までに、目地残しまで作ったのね・・・・。

そんな中、先方からは毎回体験を季節ごとに変えなくても良いです・・・と言われたが、そこは明日までの期限として時間を貰ったので、やると決めていたし、チラシに乗る乗らないなんて、正直どうでも良いのね・・・言葉は極端だけれど。

そもそも俺の作品もそうだけれど、写真よりも生の方が良いと言われる。しかもその写真だって普通の大きさのプリントサイズなのに、チラシの画像では、そもそもインパクトは無いし、もっと言えば、あくまでサンプルであって、中身は自由なんだから、結果としてはチラシとは違う

あくまで本来は下地を見せれば良いだけなんだけれど、それではモザイクを知らない人に説明にならないし・・・・。だから、ほぼ苦肉の策って感じで毎回作っているのだけれど・・・・。

そんな中、いつもかぐやとやり合う形となるのだけれど、それも簡単な話で、かぐやは他の先生のように、完成の見栄えのサンプルを作って集客を重視する。俺は結果では無くプロセス重視だから、切る張るを教えるのだけれど、たった2時間の中で初めての人が出来る事なんて、

知れてはいるのだけれど、中には器用な人もいて・・・物足りないってならないように・・・って言う事も踏まえると、自由に・・・となる。
がしかし、どうしても思い付かない人に、それではこれを真似すれば・・・って使い方のサンプルになる。

ほら、それが証拠に先日のホヌはみんな上手く行ったじゃない?あれは誰でも出来る簡単な作り方がある。別に下絵なんか描かなくても。
そう言う点でも、今回もそんなに難しくは無いし、難しかったら葉っぱを1つにすれば良いし・・・・

そんな考えだと、やり取りがかみ合わなくなる・・・・。勿論、かぐやの集客って話は当たり前な事で、そもそもクビにならない事が不思議な話で、何処の世界にカルチャー教室に4人の生徒に2人の先生なんて事があるのか?って話で・・・ただ、それも考え合っての事。

もし仮にクビになったとしても、収入にはならなかったとしても、少なくともオードリーはあの犬の人をあそこまで育てた訳で・・・。そんな実績を踏ませるには、お金と引き換えにしても大事な事だった訳で・・・。それがいつか先生としての実績の証拠となる。

けれどそんな中、こんな程度の集客でも末永く使って下さる店長さんがいらっしゃっての話で、当然集客も考えなければならないのは、十分判ってはいるが、スタイルが自由を取る以上、本来なら下地の形の変化であり、もっと言えば、この下地いくら?って、みたいな話。

本来は、こんなの見た事無いぃぃってなれば、それが一番だけれど、そうならないにしても、何とかそうなるように・・・の練習みたいな話で、普通に箱なんて欲しくない・・・・って人にやって貰えるはずは無いから、そんな場合は、モザイクの魅力では無く箱の魅力。

要するに先生のサンプルの魅力で・・・・って普通の先生のようなスタイルでは、俺には無理なのね。何しろ女の人では無いから、どんな生活雑貨が必要か?が判らないし、もっと言えば、先生のサンプルの良さで引き付けたのなら、ずっとサンプルを料金を変えずにいつまで続けられる

か?って話になると、更に俺には無理だし、そもそもそれでは趣旨自体が変わってしまう。それは図面や楽譜あっての・・・スタイルであり、
俺の理想は、作り方を教えて、それを元に自分で考えて作れるように・・・そして、それを作るに当たって出来ない事の手助け。

それが他とは違う俺の教室。例え初めてでも、出来が良いか?悪いか?はともかく、みんな違うものが完成する・・・その時にね、何も思い付かなかった人への弱者救済的なものが俺のサンプルであり、こんなもん出来るじゃん、こんなの欲しくない・・って言う人は、集まらないでしょ?

最初から・・・。それをサンプルの素敵さでお気軽に・・・って仮に1回集客出来たとしても、それをずっと何度もそれ以上のサンプルを出し続ける事が今の俺には出来ない。それは作家katsuとのギャップ・・・。



これは昨日の画像だけれど、この程度は別に大した時間も掛からないし、同じ事の繰り返しであって、ある程度の技術を持った人が見れば、並び換えただけで、オリジナルに見えるモノを作れるだろう。

これは自分で作るから、己を知った上での作品であるが、サンプルはあくまでお客さん・・・どの程度器用にこなし、どの程度時間として集中出来るのか?になる。だから体験となると、俺では無いのだから、どの程度が適度であるか?となると、人それぞれとなり、

だからこそ、安全安心を取ると、誰にでも困らないぺきぺきを使いたくなる。しかも、ぺきぺきなら全色持って行っても、知れた量だけれど、
自由な・・・を掲げると、止め処も無い量になってしまう・・・。

そもそも、そのぺきぺきでも、これだけ?って人も少なくない。つまりお洒落とか、こだわりを持たれると、腕利きならともかく、初心者では失敗も付き物だから、材料代の決められた中での自由であって、それをたった2時間の中ですべて上手く説明は出来ない。

そうなると一体どうすれば良いか?となった時に、考えた事は下地でそそのかす・・・・下地の魅力で集める・・・そこにこだわったのね。
箱が欲しいとか、鏡が・・・とか、何と無くやって見たい・・・って人はモザイクをやりたい・・・・って人では無いから、

何と無く・・・を具体化して形にこだわりたくなるのだけれど、それが特殊になり過ぎて、もっとシンプルに・・・とかぐややキウイに言われているのだと思われる。ただ、普通過ぎると、何処にでも売っている感じになるのが嫌で・・・とせめぎ合いになる。

そこを考える・・・って時間は過ぎて行くと、ユーミンママの上記の画像よりも、らんちゅうの下絵の方が時間は掛かっているし、サンプルの箱も、デザインを変えて2つ作り終わったとしたら、結果としての時間は、サンプルの方が時間が掛かって、素敵には見えないものになる。

更に言えば、下絵が通ればきっと、1.2日でらんちゅうも終わるだろうし、そうなると結局一番結果の出ないものは、サンプルとなる。
だから、こうして自分のやっている事で一番見劣りするサンプルに力を入れる事になるのであって・・・・。

ただ、自分が作るのでは無いから、生徒さんの力量をはかった上で・・・となるが、そのさじ加減が難しく、しかも切る事には困らないけれど、中々お洒落には見えないぺきぺきで、どうアピールして行くか?こんなこだわりを持てば、早々結果はすぐには出ない・・・。

しかも、この下地・・・きっとリピーターや常連には受けるような気がするのね・・・・あっ、これ良いって。つまりこの下地を見て、中身のモザイクでグレードを上げられる腕を持っているから、下地を見て、自分の理想のデザインを思い浮かべられるから。

つまりオリジナルが身に付いて来ている証拠なのね。サンプルデザインはともかく、下地は早くなったし、精度も悪くない。
これで子供教室なんてやったらどうなんだろう・・・・?何て考えたりもしたり・・・・。



ただ、100円ショップは商品の出入りが激しいし・・・・在庫は早々抱えられないし・・・・難しいわっ。

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ご新規親子教室とらんちゅうの下絵の是正とユーミンママのメモ置き

2014-08-27 05:53:04 | モザイク教室
今日は10時からご新規親子教室。それが結構ゆかりがある話が多くて、住まいはKAMEYAさんの近くで、ご家族にあの学校の卒業生がいるらしく、
ホームページで気が付いてくれたようで・・・・。

そんなこんなでスタートとなるが、小学6年生女子が自由研究に持って行くとなると、楽しいね・・・・じゃ済まないだろうから、大なり小なりフォーマル感が必要となるだろう・・・。例えば大きさ1つでも、いつもの体験なら20cm弱となるが、それでは若干小さいかな・・・?とか、

おフザケ過ぎたアニメの模写とか、何でも良いとは言っても限度がある・・・。そうね、それと結果としてどの程度時間を掛けると、情状酌量の余地があるのか?ここはとても大事なさじ加減の1つで、例えば歴代の慶応の子達の作品を駄目とは誰も言わないでしょ?

つまり掛け過ぎなら特に問題は無い。問題は一体最低はどんな感じなのか?そもそも、体験教室と言うのなら、3時間程度なのだから、先日の亀のウエルカムボード位の作品で精一杯・・・それで良いのかな・・・?でしょ?

ただ、そこは確認済みでそれよりも多い時間で・・・・なるべく1回で、終わらなければ2回なら・・・って言う事を伺っていたので、下地も通常の倍程度に作ったのね。じゃ、結果として終わった時間は・・・・?となると・・・そうね8時間位かな・・・・?

ほぼ通常の3倍・・・・その位掛ければ、例え初めてだとしても、このグレードは確保できるのね。ただ、お昼も食べずに良く続けられたのね・・・かなり頑張っていたのね。お見事です。これなら6年生の作品として、初めてであっても、何の問題も無しなのね。

そんな中、ただ娘の作品を見ていてもね・・・・・そんな訳で、お母さんも・・・・・・


こちらも良く硬いタイルを乗り切ったのね。実に頑張っていたのね。まっ、娘さんよりも心配なくらいへこたれてはいたけれど・・・・。でも、かなりチャレンジしてたのね。

そんなこんなでお教室が終わった後は、是正中のらんちゅうの下絵・・・・・


右から左へ是正して行ったのね・・・・。先方からの是正の輪郭が送られて来て・・・・それでこんな感じの是正となった・・・・。
何しろ難しいのは、作り手の俺はモザイクは自信があったとしても、どのらんちゅうが良いか?の区別が付かない・・・。

だから資料の本に載っている大会で賞を取ったらんちゅうをモチーフにして描いたのだけれど・・・・・。

それがかぐやが来ていた時に、びれっじさんとお客さんに一番右の下絵を見せると、是正の必要あるかな?・・・・これを?と言っては貰えたが、それはそれで迷わせるのね・・・・金魚屋さんの店主もそこの常連さんも良いと言って貰えたから・・・・。

つまり、ここで迷うのは2人は俺寄りの人で、悪くないのになぁ・・・・って思ってくれている中での批評なのか?それとも、本当に悪くないのか?・・・そうなると、宗教でもスポーツでも好みや、信じるものがあって、流派とか、何系とか、もはや余程の通で無いと判らない・・・・。

しかも、まだ写真でもあれば、これ・・・・って参考になるが、それとて何度かやった事はあるが、拡大して輪郭を描いただけで、こちらとしては何もまだやっていない状況でも、似ていない・・・とか、曲がっているとか、えっ?・・・と思う事が多々あった。

出来ればそう言う事は避けたいが・・・・そうなると、前回送った下絵の上に書道の手直しみたいな線が入っていた、あの是正の線のみを頼りにして、描き直さないとならず、一切細かな事が判らず・・・・手探りで直して行って・・・・こうなったのね。

結構、何枚も描き直してやっと雰囲気も変わったとは思うのだけれど・・・・それが良いのか?悪いのか?も判らずの是正だから、不安もいっぱいだったが、いよいよ見せるに値はするかっ・・・って所まで来たので、先方に送ったのね・・・・。

何しろ、下絵が通らないとモザイクに入れないし・・・・是正は直してはいると思われる所までは行った・・・と思われたので。
そんなモヤって感じ・・・これで良いのかな?・・・って中、ユーミンママの作品のラストに・・・・となる。


本当にラストになった・・・・・


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