katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作のお客さんともくもく館と製材所へ

2013-12-27 08:22:21 | 休み?
今日は今の観音様風味の看板の依頼者で、仏像彫刻をされている・・・・そんな方が、
以前から良いなぁ・・・行って見たいって話があって・・・それなら一緒にと言う事で、

先日予定を合わせて行く事になった。それには理由がいくつかあって、アトリエに来た事の無い人には、モザイク好きであれば、例え単なる倉庫の片隅であっても、

観た事の無いタイルの数や、多少なりとも作品もあるし、更に新作も生で見せられる。
当然、ただ買いに行くでは無くて、アトリエ経由で・・・は、こちらから切り出さずとも

必然的にお話があって、それだけでも今よりもきちんと伝わる事が多くなると思われる。
更にこれからもモザイクだけで無く、仏像彫刻を続けて行く限り、知って置けば、

便利だし、今後も銘木と携わるのなら、色々と教えて行くべきとも考えたのね。
さてさて、それでは待ち合わせして、まずはアトリエへ。

10時にはアトリエに到着したんだけれど、まぁ見るものすべてが楽しかったらしく、
色々と眺めていたんだけれど、無造作に置かれている作品や材料が、何だかなぁ・・・・

って感じらしく、ある意味、俺よりに考えて下さる人は、貧乏なのに片付けろとは言えないし、とは言え、余りに粗雑だし・・・もう少し何とかならないかなぁ・・・って、

思うと、どう表現して良いか?と悩ませる状況なのも、こちらとしても十分判っている。ただ流石に年末に掃除しないって事は無いので、もうそろそろやらないと・・・。

いつもなら作品を終えて、お金を頂くとその若干の余裕で掃除はするんだけれど、
何しろまとまった金額の作品を作っても、今年も収入から考えると、相当な宣伝広告費を

使ったし・・・その度に追い込まれた感があり、正直アトリエ掃除は中々・・・
そんな感じではあった。

いやはや何とも、アトリエも見せるのも、色々あるのね・・・。
ただ、それはそれとして、きちんと中身を見て貰えて、それが何より。

そんなこんなでもくもく館へ。ここから混んでても30分。道も教えつつ、独りでも行けるように・・・と説明もして・・・・すんなり到着。

そりゃテンション上がるのね。俺も最初はそうだった。ただ1つだけお願いしたのね。
中での質問は気を付けて・・・。これが非常に大事な事なんだけれど、

何しろ仏像彫刻をやっているくらいだから、多少なりとも銘木の名前とか知っている。
ただそれよりも何よりも、木を彫る事が上手くなっただけで、中に入れば判るが、

一体これ何すんの?ってな木も沢山ある。例えば箸を作る木、それなら箸置き。
それよりも大きくなると版画、更に小鳥とか彫るのとか、看板とか作る人、それには

小料理屋から何メ-トルもある看板だってある。そう聞くと、当たり前じゃん・・・そんなの?って思うだろうけれど、そう言う当たり前の事を判っていると思い込んだり、

素直過ぎて何これぇぇぇ?って店内でテンション上がったまま質問されると、気まずい雰囲気にもなる。しかもまた俺はここに来るのだから・・・ね。

すると入っていきなりハイテンション・・・・それでやっぱり質問されたのね。
えっ?こんな木が・・・・こんなに高いの?こらぁぁぁぁぁ、駄目っ、静かにぃぃ。

そうなのね、確かにこんな小指みたいな木に値段が・・・・こんなペラペラなのが木?
もう知らなきゃ見るものすべてが疑問になる。それも以前の俺だわっ・・・。

ただ俺は角嶋の親父さんがいるから、帰ってからその質問するだけで、ただ目がテン。
そんな感じで帰って来た・・・・。

ただこだわりの店ってのは、他人には理解されるのは難しいのね。
何しろマニアック。それは金魚屋さんにも言える事で、ペットショップでしか金魚を

観た事の無い人が金魚専門店へ行けば、その値段、その種類、まず唖然とする。
全く同じで、材木売っているんじゃなく、銘木の端材なのね・・・ここは。銘木の。

要するにクロマグロだと思えば、簡単な事で、そこの中オチ捨てるんでしょ?頂戴。
そうは言わないでしょ?だって鉄火丼になるもの。

つまりそれを必要とする人がいるのね。それを商売にしている人がいるのね。
だから銘木はマグロだブリだ、はまちだヒラメだ・・・ってのと同じ。

しかも養殖では無く、天然モノばかり。だから銘木端材を買うって言うのは、中オチみたいな鉄火丼作りをする人達って感じだと思えば、小料理屋だったり、定食屋だったり、

そうかと思えば、料理好きの素人だったり・・・って感じで、大きな1匹を買うプロもいるでしょ?ただ大きなのは納得しやすいんだけれど、小さなものはこんなのが?と、

思いがちになる事が多いのが事実。そんな事の説明を店内では出来ないから、車内でずっと話をしたんだけれど、やっぱり聞きたくなるくらい・・・これが?となる。

確かにそれ位、不思議な値段なのである。ただ単にモノを知らないだけなのに・・・・
こっちがね。まっ、それはさて置き、ひと通り廻り終わって、それでは後1件。

それが製材所。ここはフェイスブックでよりご理解が深まり、もう俺が行っても名前まで憶えて頂いて・・・・あっkatsuさん・・・って、にこっとされちゃうのね。

ある意味、ブログとかも読まれているのかな?・・・って、含み笑い。あはははは。
ただここは、さっきのショップと違うから、木のままで皮付き。

そうね、切り身を売ってたさっきのショップと、水揚げして来た臓物を取っただけ・・・
そんな魚ばかりの加工場・・・って感じだから、三枚おろしが出来ないと、

さっぱり魅力は感じ無い・・・そんな場所。ただ、そうは言えども、今回のブビンガの件では、お世話になっているし、ご挨拶兼ねても・・・と思うと、どちらも悪い気分では、

無いだろうと思われてね・・・・所が結構楽しんでいて、これはこれでご納得。
寄らして貰って良かったのね。そんなこんなでゲットしたが画像。



そんなこんなで戻って来たのが4時頃で・・・アトリエで皮を剥き続けていたんだけれど、キウイに頼まれた目地を思い出した・・・・


1日遅れのクリスマス・・・何かプレゼントらしいんだけれど、これだけグレ-ド良ければ、来年も再来年も使えるよ・・・なのね。


そんなこんなで何と1時半。げっ、寝なきゃ・・・となりました。



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