katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

さくら・ニュ-ゆみ完成

2011-05-12 06:41:21 | モザイク教室
まずはニュ-ゆみ。転勤先から郵送で完成作品がやって来た。
それで到着したよ・・・の連絡をすると少しだけ話す事が出来た。


1人で四苦八苦だった・・・でも楽しかった・・・持って行った材料が足らなくて・・・
知り合いもいなくて・・・・自宅で黙々と引きこもり・・・・

かぐやさんの気持ちが判った気がする・・・でもモザイク続けていたらタピオカ、キウイ
から連絡があって・・・とても嬉しかった・・・・って。

そうね・・・かぐやも大阪でそうだったろうね・・・材料1つ取ってもそうそう簡単に
手に入らない。おそらくティ-ア-トさんで買うしか無かろう。

確かにお金を出せば買える。しかしね、自分の欲しい数だけ売ってくれる訳じゃない。
すべて買い取りになる。やっぱり間違えたから取り替えて・・・は通らない。

だから常連には自分の数を考えろ・・・必ず次に来る時まで足りるように持って行く事。
必要以上に持って行かずに・・・。など、万が一ここに来れなくなっても、

困らないようにする為にも、ただ技術の向上なんて浅はかな教え方はしなかった。
そもそも子育てと同じようなもの・・・趣旨は何?と考えれば答えは1つ。

一人で出来るように・・・これ1つ。そしてもし万が一こうして離れた時に
続けたい・・・けれど・・・・と遠方が理由で躊躇する・・・なんてつまらない戸惑いに

大丈夫。やる気さえあれば・・・・と言えるだけの技量や力量を要求されても
こなせるような器になる事が、そもそも先生katsuが目指すべき所。

だから材料の手配では無い。それなら他にもいっぱいあるしお金で解決する。
俺の生きる道はみんなのオリジナルデザインの下地や枠を作る事。

その材料の相談とアドバイスもついでに出来る・・・それが売り。
それが出来る人はそうそういないからね・・・。そもそも俺は商人では無くて、

作家にしろ先生にしろkatsuは腕を売っているのであって、お金を出して手に入れられる
ものじゃなくて、お金を出してもそうそう手に入らないものを売っているのね・・・

嫌、売りたい・・・にしとく。まだそう言い切れる立場には無いから・・・・
腕にはたっぷり自信はあるが、そう言うのは自分で言うのでは無くそう言って貰えないと

ね・・・・あははははは。そう言う点では、ニュ-ゆみに続けたい・・・と言われたのは
何より嬉しいね。やっと価値あり・・・・俺って思えた気がしたのだから。

必要とされるように・・・と続けるだけで、必要としないと思われれば人は離れて行く。
必要とされたいと願うのなら、それに応えられるように準備をするだけ。

あくまで決めるのは相手である・・・・今の俺は。何故なら相手はお客さんだから。
すべてに対してお金が動く。当たり前だけれど・・・・。

その本当の意味を知ったろうね・・・・ニュ-ゆみは。

ここでの手伝いの支払いの金額が多くなればなるほどプレッシャ-を感じてた・・・・
けれどここの考え方では、ここで支払ったお教室代は上手くなって取り戻して・・・・

手伝えるだけの技術を磨いて・・・と。これが常連に対する願い。俺はね。

ならばもしやりたい・・・続けたい・・・そうなりたい・・・と願ってくれたのなら、
ほら簡単に一緒の気持ちになれる。これが大事。

これがあってこそ、次の段階の期待の応えられるように・・・になる。お互いね。
腕にはお金。つり合ってこそ仕事。でもね・・・とてもまだまだ。

まだ俺もみんなも発展途上。すべてがこれから。慌てる必要は無い。
出来る事をこつこつ積み上げるしかないのね・・・・こつこつ。

じゃこつこつとは具体的に?・・・って・・・とても簡単な事。
趣味なら数ヶ月モザイクをしなくたって別に良いが、みんなと一緒にやってみたいと

願うような人が理由はどうであれ、1ヶ月丸まるモザイクをしなかった・・・これでは
こつこつとは言えない。

そうこつこつとは・・・何度も言うが、やりたいと願う事があるのならやれ・・・。
やれなかった・・・ではなくて、自分の時間に順位を付ければ良いだけ。

やれ体裁だ、やれ付き合いだ・・・を削ると、ニュ-ゆみのように何が大事なものか
見えて来るはず。そして出た結論は・・・・きっと大事なタピオカとキウイと一緒に

いるには・・・モザイクやれば良いんだな・・・・って事になったんだと思うのね・・
大事な事は幼い頃に習った青い鳥の話と同じなのねぇぇぇ・・・・そばにある。

そしてそう決めると、モザイクやるってなると、意外と俺は大事にされるのね・・・
結構使えるみたいなのね・・・・俺・・・・あはははは。

そんな話の続きがさくら。数日前にファックスが送られて来て・・・・何だこりゃ?
鹿、馬、ハトの3つが描かれていて、それをアトリエに置いていたものを

キウイが見て・・・、えっこれだけで下地作るんですかぁぁ・・・・って。
そりゃそうなのね。私あんだけダメ出しされて下絵を直したのに・・・って思っても

仕方ないし、そうでは無くて純粋に下地を作る腕を褒めてくれたのかも知れないが、
いずれにせよ、下絵は完結されていない雰囲気だけを伝えるだけのものだったから。

本来その下絵を見せられれば判り易いんだけれど、本人が異常に拒んでいたので、
完成品だけ・・・


これはさくらが毎度の保育園に作るホワイトボ-ドのアイテム。これがマグネットになる

いきなり打ち合わせして、その場で作ったさっ・・・・まっ何とかなったのね。
雨が降っているから、ちょっと不利な展開はあったものの。

これは宿題となったのね。そんな中、目地が入って完成をむかえたのね・・・さくら。
良いんじゃない。とても。全く問題無いのね。さくらの作品には個性と気迫がある。

いつもいつも。だからそれで良い。このままで良い。モザイクをやった事があれば、
その意味が判る。だからこそ、師匠である俺には凄く判る・・・・。

しかも同じ題材の梟を並べて御覧なさいなっ・・・何とも個性的なさくらの作品。
名乗らずにさくらの作品と判る。本来俺ももっと個性的なのだろうが、

個性を押えた分、若干羨ましい気もするのね・・・。しかし、これも思い出になる。

さくらと一緒の題材を並べて観る事が出来る・・・そんな豪華な事はそうそう無い。
同じ題材なんて、今のあじさいのような話でも無い限り中々無いし、

仮にあったにせよ、さくらがそう簡単に乗って来るはずも無い・・・だものこんな確立
恐ろしいほど低いじゃない?・・・・あはははは。

本当にいつも大作ってのは頭の下がるものである。凄まじいものがある。
良くやったと思う。

ニュ-ゆみもいつか大作にチャレンジしましょう・・・大変だろうけれど、
きっとそれがまた何かを生むはずだから・・・・それは明日のみどりが教えてくれる・・

さくらがね、みどりに見せたいから・・・と作品を置いて行った・・・・
姫も来るし・・・・と。姫とは、かぐやの事。

あのひっこみじあんのさくらが、自分でそう言う事が言えるようになったのは凄い。
一番大事なのは、本気で付き合いたいと思う人はこうした事の繰り返し・・・・

一歩前に・・・・それがあるとないでは、全く違う展開となる・・・・







  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする