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うみねこのなく頃に散 Episode6

2010-01-02 23:18:50 | ゲーム
うみねこのなく頃に散 Episode6 感想


 Episode6 Dawn of the golden witch




 Ep6は、戦人がゲームマスターとなり、魔女側としてヱリカを迎え撃つ話だったのだが、



 このヱリカのセリフが、今作に対する僕の率直な感想を代弁している。

 ゼパルとフルフルだの、八城十八だの、観劇の魔女フェザリーヌだの、新キャラが次々登場しては長々と喋繰っているだけで、肝心の下位戦人の世界は「第一の晩」だけで終わってしまった。



 今回は、まず6人分の死体が、複数の密室で発見された。
 被害者は、夏妃、絵羽、霧江、楼座、真里亞、そして戦人。
 この6人の内、楼座と真里亞は同じ部屋におり、他の者は別々の部屋にいた。

 結論から言ってしまうと、これは全て狂言である。
 戦人達は、来訪者のヱリカを驚かせるために、サプライズを仕掛けたのだ。
 “被害者”たちは、自分で密室を作り、その中で死んだフリをしていただけの事。

 次に、戦人は「戦人の死体を預かる」という手紙を置き、部屋を出る……予定だった。


 だが、ここから、話がグダグダになっていく。
 手紙を読んだヱリカは「前以って戦人のいた部屋を密封しておいた事にする」と言い出した。
 そんなのアリなのかと思うが、ゲームマスターの上位戦人が認めてしまった権利なので仕方ない。

 ヱリカの行動に対し、上位戦人は当初の予定を変更し、戦人と霧江が入れ替わった事にしようとする。
 だが、更に、ヱリカは「検死の際に“死体”をしっかりと、殺し直した」と口にした。



 う~ん。下位世界だけ見ると斜め上で面白かったけど、上位世界も含めて見ると疑問が残るなぁ。
 ヱリカが5人を殺すのは勝手だけど、どうしてゲームマスターの上位戦人がそれを知らないんだ?


 ともあれ、ヱリカの行動により、上位戦人は矛盾無く話を続ける事が出来なくなってしまったらしい。
 以降、ベアトが上位戦人の代わりにトリックを思い付くまで、ダラダラと中身の無い幻想パートが続く。


 結局、下位戦人は、嘉音に手助けされて、部屋から脱出した事になった。



 ただし、「嘉音は入ったのみ」なのにも関わらず、



 「客室に、嘉音は存在しない。」らしい。


 嘉音は戦人を救出したあと、どうやって部屋から消えたのか?
 今回の謎はこれだけ。


 ただ、謎と言っても、もうどんな屁理屈でもアリになっているんだよな、この作品。
 こうなると、もう出題者に直接質問出来ないと、予想する意味が無い気もするんだけど。


 一応、確認しておくと、ヱリカがチェーンロックを修復した後も密室定義は同じなんだよな?
 どんな細工でも外部から密室を構築するのは無理という事なので、ドアの蝶番を外し、チェーンロックを維持したまま外に出て、外から蝶番を元に戻すなんて手は使えない、と。


 まず、客室の定義について。
 「復唱要求。“客室とは、ベッドルーム、バスルーム、クローゼット内の全てを含む”。」
 「認めようぞ。クローゼット内を客室でないと言い逃れる気などさらさらないわ。」
 客室という単語に対する定義はこれだけ。
 なので、客室が複数あった可能性は否定出来ない。
 また、別の部屋が客室という名称に変わったり、客室が別の名称に変わったり、1つの部屋が客室を含む複数の名称を持ったり、逆に複数の部屋を総称して初めて客室と呼ぶ可能性もある。
 それと、客室とはクローゼット内の全てを含むという言い方だと、クローゼットそのものは含まないと言い換える事も出来るな。嘉音が家具を示す単語だったら、この赤字をスリ抜けられる。
 もっと無茶苦茶を言えば、客室という単語が部屋を示していない可能性さえあるな。客室に入るというのは、×××××という意味の慣用句だとか。
 最悪なのが「認めようぞ。」という言葉は、ヱリカへの返答ではないという屁理屈か。流石にそれはやらないと思いたい。


 次に、戦人や嘉音の定義について。
 まず、以前に「人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しない」とあった。
 だが、犯行に銃が使われたりしているため、道具は“人間以外の要素”に含まれないと考えられる。
 戦人や嘉音が歴とした1人の人間だとは証明されていないため、彼等が何らかの道具である可能性は残る。
 また、嘉音はずっと“家具”を自称していたし、ゼパルとフルフルにも、嘉音と紗音は“魂が1人分に満たない”なんて言われていたから、他の誰かと同一人物である可能性は以前から指摘されている。
 いずれにしても、入室した時は「戦人」や「嘉音」だった“何か”が、部屋の中で「戦人」や「嘉音」ではない、他の“何か”になったと仮定しても矛盾しない。


 他にも色々あるが、一番気になったのは、以下のやり取り。
 「復唱要求。“出入りの定義とは、客室と外部の境界を跨いだかどうかである”。」
 「認めようぞ。
 この定義じゃ、戦人がチェーンの掛かったドアの隙間から足を出しただけでも、脱出に成功してしまった事になるんじゃないだろうか?


 なお、この謎に関する答えは明かされなかった。

 今回明かされた真実は一つだけ。



 自分を「六軒島の18人目の人間」だというヱリカの言葉を、



 戦人とベアトは「「17人だ。」」と言って否定した。


 ……金蔵に続いて、また1人減ったのか。
 これで、これまでのエピソードに未知の人物が紛れ込む余地が出来てしまったな。



 本当にいるのかね、プルプルピコ丸?


 それはさておき、今回は初めて具体的な人数を言って来たな。
 これまでは「この島には18人以上の人間は存在しない」なんて曖昧な言い方をしていたのに。
 もっとも、これで「登場人物は17人なんだ」と思うのは軽率だな。
 ヱリカの後から18人目がやって来る可能性だってあるんだから。

 ところで、本当に17人だというのなら、ヱリカの赤字は矛盾にならないのだろうか?
 今回のヱリカは探偵ではないから、ノックス第9条により、私見を交えても許されるって事?
 つか、そもそも、どうしてヱリカが在島者数について赤が使えるんだ?


 矛盾と言えば、上位戦人が「いとこ部屋に所在するのは、それ以外の全員である」という復唱要求に対し、一度は「それを認めるって言うと、金蔵の遺体もいとこ部屋の中にあるって論法になっちまう」と拒否したのに、どうして後から「それ以外の全員が、いとこ部屋にいることを認める。」と言えたんだろう?
 あの時点で、金蔵の遺体がいとこ部屋に存在していたって事?



 いずれにしても、今回のエピソードはイマイチだったなぁ。
 前回が前回だけに、期待が大きかったせいかもしれないけど。

 そういや、結局、戦人は「黄金の真実」を使わなかったな。



 その代わりという訳ではないが、何故か姉ベアトが使っていたけど……。


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-02-09 20:54:10
馬鹿な人が読んだらこんな感想になるのか

第一晩で終わった事を始めツッコミ所の多いこと…
Unknown (Unknown)
2010-02-28 13:55:16
>つか、そもそも、どうしてヱリカが在島者数について赤が使えるんだ?

魔女は一切の根拠無しに赤字を使えます。
上位世界ヱリカが真実の魔女であることをお忘れなく。ここでは推理ではないので、ノックス十戒にも抵触しません。
Unknown (katsu666)
2010-03-01 22:15:39
>魔女は一切の根拠無しに赤字を使えます。
でも、この時はまだベアトとの決闘中ですよね。
人間側プレイヤーが根拠無しに赤を使うというのは、アリなんでしょうか?

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