ーホーンズ容疑者と告白の角ーHORNS
2013年 アメリカ/カナダ 120分
監督=アレクサンドル・アジャ キャスト=ダニエル・ラドクリフ (イグ・ペリッシュ)マックス・ミンゲラ (リー・トゥルーノー)ジョー・アンダーソン (テリー・ペリッシュ)ジュノー・テンプル (メリン・ウィリアムズ)
【解説】
スティーヴン・キングの息子でもある作家ジョー・ヒルの小説を実写化したサスペンスホラー。出会った者に真実を語らせる力を秘めた角を生やした青年が、恋人を殺害した犯人を捜し出していく。メガホンを取るのは、『ミラーズ』『ピラニア3D』などのアレクサンドル・アジャ。主演は『ハリー・ポッター』シリーズなどのダニエル・ラドクリフ。その脇を『シン・シティ復讐の女神』などのジュノー・テンプルら、実力派が固めている。奇怪なストーリーもさることながら、頭に角を生やしたダニエルの姿も見もの。
【あらすじ】
恋人メリン(ジュノー・テンプル)を何者かに殺害された上に、容疑者にされてしまったイグ(ダニエル・ラドクリフ)。苦しい日々を過ごす中、彼の額に突如として角が生えだす。次第に太く大きくなっていく角に恐れおののくイグだったが、その角にどんな相手であろうとも真実を語らせてしまう不思議な力があることに気付く。角を使ってさまざまな者たちの思惑を引き出し、そこから生まれる新たな疑惑に直面するイグ。やがて事件の真相に近づいていくが、それはあまりにも悲痛で凄惨(せいさん)なものだった。(シネマトゥデイ)
【感想】
イグ(ダニエル・ラドクリフ)とメリン(ジュノー・テンプル)は幼なじみで、今は恋人同士。
イグがプロポーズをしようとしたその夜、メリンから別れ話が切り出された。
そして別れたその夜、メリンは森の中で何者かに殺された。
あろうことか、容疑者はイグ。
幼友達のリー(マックス・ミンゲラ)が弁護についてくれることになった。
苦しい毎日を送るある日、頭から悪魔のような角が生えてきた。
この角の前では人々は本音を語る。
そうして、イグはこの事件の核心へと踏み込んで行った。
兄の嘘、リーの嘘。
そして、一番知りたいメリンの本心とは。
あのハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ君の額から思いもかけない大きな角が生えて、最終的には悪魔の姿になります。
でもこの悪魔、誰かに復讐したいわけではなく、恋人の死の真実を求めている純粋な悪魔でした。
悪魔姿の方が似合っている感じ。
最後には恋人の本心や思いも理解できて、すっきりでした。
このポスターのおどろおどろしさより、見応えのある作品でしたよ。