マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ゼロ時間の謎

2008-01-21 17:39:49 | 映画ー劇場鑑賞
ーゼロ時間の謎ー
2007年 フランス パスカル・トマ監督 アガサ・クリスティ原作 メルヴィル・プポー(ギョーム・ネヴィル)キアラ・マストロヤンニ(オード・ネヴィル)ローラ・スメット(キャロリーヌ・ネヴィル)ダニエル・ダリュー(カミーラ・トレシリアン)アレサンドラ・マルティネス(マリ=アドリーヌ)フランソワ・モレル(バタイユ警視)クレマン・トマ(トマ・ロンドー)ジャック・セレ(トレヴォーズ弁護士)ザヴィエ・ティアム(フレッド・ラティマー)

【解説】
アガサ・クリスティの傑作ミステリー「ゼロ時間へ」を映画化した謎解きドラマ。海辺の別荘を舞台に、資産家の老女殺害事件をめぐる過去からの因縁や、欲望にまみれた人間関係を丁寧につづる。育ちのいい青年を演じるのは『ぼくを葬る(おくる)』のメルヴィル・プポー。その別れた妻を『マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶』のキアラ・マストロヤンニが演じている。二転三転する犯人像や、緻密(ちみつ)練られた伏線に翻弄(ほんろう)される。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
テニスプレイヤーのギヨーム(メルヴィル・プポー)は、再婚した若く美しい妻(ローラ・スメット)とともにバカンスで叔母カミーラ(ダニエル・ダリュー)の別荘を訪れる。そこには彼の前妻(キアラ・マストロヤンニ)もやって来ることになっていた。この3人の微妙な関係に、カミーラも常々頭を悩ませていたのだが……。(シネマトゥデイ)

【感想】
オーソドックスなサスペンスミステリーだと言えるでしょう。
安心して見ることができました。

不思議だったのはギヨーム(メルヴィル・プポー)が、どう考えても素敵なオード(キアラ・マストロヤンニ)と離婚して、派手で無教養で、変な男と付き合いのある妻(ローラ・スメット)と再婚したこと。

あとの謎解きで明らかになるけど、ずっと引っかかってみていました。

有名な小説だということでしょうか、あまり人物についての説明がなかったように思いましたが、それを補ってあまりある魅力的な作品でした。

非番の刑事が急遽呼ばれて、この事件の謎解きをするのですが、困った時口ずさむ歌が面白かった。
♪ホームズ、メグレ、ミス・マープル、ポアロ、コロンボ、コロンボ

ほんと、いいおまじない。
いいアイデアも浮かんできそうでした。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クリスティ (ミーママ)
2008-01-22 10:46:58
またまたクリスティをフランス映画ですね~

しっかりと英国らしいミステリのはずなのに、うまくフランスにマッチするのも不思議。

オード役の人、ドヌーブとマストロヤンニの娘だけど、どっちに似てると思う?
地味な恰好してたせいか、あまり綺麗に見えなかったけど・・・
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ミーママへ (よう)
2008-01-23 09:02:19
なるほど、イギリス原作をフランスにねえ。
さっすが、ミーママ。
言われるまで気がつきませんでした。

キアラね、私もあまりきれいと思わなかった。
ということは、マルチェロ様に似ているのかなあ。

でも、あの愛人もきれいとは思わなかったよ。
メルヴィル・プポーが、軽薄な夫にぴったりでした。
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えっ、どうして~? (ミーママ)
2008-01-27 10:12:14
言われるまで気がつきませんでしたって・・・
↑ご自分でアガサ・クリスティ原作って書いてるじゃん~~
クリスティは英国ミステリの代表みたいな人でしょうに。
高校のころ、クリスティにはまり、彼女のミステリは全部読んじゃったよ。

キアラさん、役のせいなんでしょうかね~~
ドレスアップしたら綺麗なのかなぁ?
だって、マルチェロ様も素敵だったでしょ?
もてはやされていた時期があったよね。
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ミーママへ (よう)
2008-01-27 23:09:44
だって、アガサがイギリス人ということが怪しいのよ。
あんまり読んでいないから…。
失礼しました。

マルチェロ様~って深夜放送なんかで、とても人気があったけど、彼に似て娘がきれいかどうかは別問題じゃない?
ドヌーブそっくりだったら、間違いなく美人だけど。
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