マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ジュリー&ジュリア

2010-09-14 14:49:19 | 映画ーDVD

ージュリー&ジュリアーJULIE & JULIA

2009年 アメリカ

ノーラ・エフロン監督・脚本 ジュリー・パウエル 、ジュリア・チャイルド原作

メリル・ストリープ(ジュリア・チャイルド)エイミー・アダムス(ジュリー・パウエル)スタンリー・トゥッチ(ポール・チャイルド)クリス・メッシーナ(エリック・パウエル)

 

【解説】

映画『奥さまは魔女』のノーラ・エフロン監督による、すべての女性たちにオススメの応援歌。1961年に出版され、アメリカの食卓にフランス料理の大旋風を巻き起こした料理本の著者と、その本を手に幸せをつかもうとする現代女性の2つの物語を紡ぐ。魅力的な主人公を演じるのは、『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープと、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス。試行錯誤の末に女性として、そして人間として光り輝く彼女たちが勇気をくれる。

 

【あらすじ】

1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

お料理研究家のジュリア・チャイルドって知りませんでした。

「王道のフランス料理」というアメリカの家庭料理の本を書いた人だそうです。

日本なら、土井勝さんかな?

1950年代を生きた人。

この映画の現在では90歳のおばあさんです。

 

何かを一途にやってしまう主婦って、いるよねー、と思いました。

 

もう一人の主人公、ジュリーはブロガーです。

なんか、親近感を感じます!!

9.11以後の市民相談係の女性。

 

この二人の女性の物語が平行して語られます。

生きている時代が違うのですから、絡む場面はありません。

ジュリーの完全片思いとも言えます。

 

ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫(スタンリー・トゥッチ)の赴任でパリにやってきました。

晩婚で子供に恵まれなかったジュリアは、自分が夢中になるものを探して、料理にたどり着き、料理学校、コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになります。

 

ジュリアより遅れること50年、現在のアメリカで生きるジュリー(エイミー・アダムス)は、毎日市民からの苦情や、9.11の事件で苦しんでいる人たちの話を聞いて、憂鬱な毎日です。

そして、ジュリアの「王道のフランス料理」が、小さい時から自分の家庭にあったことを思いだし、ジュリアの524の全レシピを1年間で作り、それを毎日ブログに書くという課題を自分に課しました。

かなり無謀です。

 

でも、いままで決心したことをやり遂げた経験のないジュリーは、中途半端な自分から脱却すべく、その試練に挑んだのでした。

 

メリル・ストリープは、すごい裏声で、古き良き時代のアメリカの女性を楽しく演じていました。

 

エイミー・アダムスも、自分を取り戻そうとしている女性をかわいく演じていました。

 

同じブロガーとして(?)、ジュリーにはとても共感できるところがありました。

私も、ブログがんばろうっと!!

 

結局、ジュリーのブログは評判を呼び、出版までこぎつけますが、当のジュリアには気に入ってもらえなかったようです。

 

それでも、ジュリーにとっては大事な憧れの人。

ラストシーンはとても素敵でした。

 

家庭料理の基本はやはり愛情だと思います。

ジュリーもジュリアも、愛する夫がいたからこそ、なし遂げられたんじゃないかな?

一人で食べるためだけには、頑張れないもの。

 

料理は愛。

これからも家族のために食事を作り続けるであろう私にとって、とても励まされる作品でした。

 



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2 コメント

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Unknown (杏子)
2010-09-16 11:49:43
実は料理が大嫌いな私ですが、この映画で転機が訪れないかと期待して探してみよ♪
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杏子さんへ (マダムよう)
2010-09-17 08:35:37
お料理は、嫌いでも何でも、家族がいる限り作らないと仕方がないわ。

南極料理人の堺雅人さんも、家では料理が下手そうな奥さんが作っていたものね。

まあ、この映画を見て、気を取り直して、楽しくお料理しましょう。
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