マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

チャーリー

2008-10-10 13:38:12 | 映画ーDVD
ーチャーリーーCHAPLIN
1992年 アメリカ
リチャード・アッテンボロー監督
ロバート・ダウニー・Jr ジェラルディン・チャップリン ダン・エイクロイド モイラ・ケリー アンソニー・ホプキンス ケヴィン・クライン ダイアン・レイン ケヴィン・ダン ミラ・ジョヴォヴィッチ ペネロープ・アン・ミラー ポール・リス ジョン・ソウ マリサ・トメイ ナンシー・トラヴィス ジェームズ・ウッズ デヴィッド・ドゥカヴニー 

【解説】
アッテンボロー監督による、喜劇王チャーリー・チャップリンの生涯を描いた作品。映画は、チャップリンが幼少の頃から、名門カルノー一座の看板俳優時代、そしてハリウッドでの映画製作、富と名声を得、やがて映画「チャップリンの独裁者」の製作に纏わる国外追放、終戦後のアメリカへの帰国から白髪のはえるまで、彼の一生を克明に追って行きながら、その中での孤独、悲しみ、苦しみ、さらには母、兄弟、恋人などの彼に関わる人物をも含み、チャップリンの人生の軌跡を描いてゆく。(allcinema ONLINE)

【感想】
「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrがかっこいい!と飲み屋で話していたら、常連のMさんが薦めてくれた作品。
ロバートの若い頃の作品ですが、とてもいい作品でした。

だいたい伝記物というものは、内容が薄くなりがちですが、この映画は、架空の人物である伝記作家(アンソニー・ホプキンス)を配置することにより、チャップリンの内面性が豊かに描かれたと思いました。

あまりにも有名な喜劇王ですが、生い立ちも歴史も知らないことが多かったです。
彼の異父兄がユダヤ人であって、彼は違っていたのですね。

母と祖母が精神に病を持つ人で、そういう恐怖もあったようです。

年若い女性を好み、離婚と結婚を繰り返していますが、それも、仕事に没頭して家庭をかえりみなかったからのようで、最後の妻とは、8人の子供をもうけて、添い遂げています。

特に、スイスで失意の晩年を過ごしていたチャップリンが、アカデミー賞特別賞を受賞して、自分の作品をダイジェストで見、お客さんの歓声を聞きながら涙を流すシーンでは、私もジーンとして一緒に泣いてしまいました。
チャップリンの偉大さにあらためて触れることができ、感動しました。

ラストでは、登場人物のその後の説明もしてくれて、余韻に浸ることもできました。
心に残る素晴らしい映画だと思いました。


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2 コメント

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良かったです (meg)
2008-11-10 00:18:12
チャップリンのこと、ほんと何も知らなかったんだなーと改めて感じました。

精神病の母親や、ユダヤ人の異父兄弟・・・
みんないろいろ抱えているものですねー

演じていたのは「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrだったんですね
本人と違和感の無い名演技でしたね
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megさんへ (マダムよう)
2008-11-11 07:36:25
見たのですね。
いいよね、この映画。
ロバートはうまいです。
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