マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ラン・オールナイト

2015-11-22 13:31:19 | 映画ーDVD

ーラン・オールナイトーRUN ALL NIGHT

2015年 アメリカ 114

監督=ジャウマ・コレット=セラ キャスト=リーアム・ニーソン (ジミー・コンロン)ジョエル・キナマン (マイク・コンロン)ヴィンセント・ドノフリオ (ジョン・ハーディング刑事)ニック・ノルティ (エディ・コンロン)

 

【解説】

『アンノウン』『フライト・ゲーム』のジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンが3度目のタッグを組んだアクション。息子の命を守るため親友でもあるマフィアのボスの息子を殺害してしまったことから、復讐(ふくしゅう)に燃えるボスに命を狙われる殺し屋の逃走劇を描く。組織のボスに名優エド・ハリスがふんするほか、主人公を30年以上も追う刑事を『フルメタル・ジャケット』などのヴィンセント・ドノフリオ、主人公の息子を『ロボコップ』などのジョエル・キナマンが演じる。

 

【あらすじ】

ブルックリンのマフィアのもとで暗躍するすご腕の殺し屋ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、命を狙われた息子を救うため相手を亡き者にする。ところが相手がマフィアのボスで親友ショーン・マグワィア(エド・ハリス)の息子だったため、復讐(ふくしゅう)に燃えるショーンはジミーと彼の息子を殺すことを宣言。ジミー父子は、組織や金で買われた警察が包囲網を張り巡らせたニューヨークで、迫り来る追手を必死に振り切ろうとするが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

ジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンのコンビ、「アンノウン」も「フライト・ゲーム」もいい作品で、このコンビの相性の良さがわかります。

 

この作品も申し分ない。

 

マフィアの凄腕の殺し屋として恐れられているジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)。

でも、今は酒に溺れる中年おやじ。

しかし、ボスのショーン・マグワィア(エド・ハリス)は長年の親友のジミーをかばっていた。

 

ジミーの息子マイク(ジョエル・キナマン)は父を恨み疎遠だった。

マイクは結婚し、かわいい子供にも恵まれ、リムジンの運転手をしていた。

その日、乗せた客がショーンの息子ダニー(ボイド・ホルブルック)に殺され、目撃者であるマイクも命を狙われることになってしまった。

 

息子のためにダニーを殺したジミーは、ショーンと組織に命を狙われることに。

確執のある父と息子の逃走劇。

長い夜が始まった。

 

アクション映画ですが、描かれているのは人間模様。

家庭を顧みず、反社会的な仕事で家族に迷惑をかけてきた父親と、まっとうに生きようとする息子の葛藤。

息子を助けたい父親と、息子を親友に殺された父親の葛藤。

その二人には長年の友情があり、感情はもつれあっています。

 

111分の、たった1夜の出来事ですが、とても中身の濃い作品でした。

そして、リーアム・ニーソンとエド・ハリスの演技対決。

ヒリヒリするような二人の会話にしびれますよ。

 

間奏曲はパリで

2015-11-22 13:28:21 | 映画ーDVD

ー間奏曲はパリでーLA RITOURNELLE/PARIS FOLLIES

2013年 フランス 99

 

監督=マルク・フィトゥシ キャスト=イザベル・ユペール (ブリジット)ジャン=ピエール・ダルッサン (グザヴィエ)ミカエル・ニクヴィスト (ジェスパー)ピオ・マルマイ (スタン)

 

【解説】

子供が独り立ちし、夫と畜産業を営む熟年女性が、夫に内緒で訪れたパリで体験するアバンチュールを軽やかに描くラブストーリー。魅力的な若者、外国人の紳士、無骨な牛飼いの夫という3人の男性の間で揺れ動くヒロインを、フランスの名女優イザベル・ユペールがチャーミングに演じる。不器用だが妻を思う夫に『ル・アーヴルの靴みがき』などのジャン=ピエール・ダルッサンがふんするほか、『ミレニアム』シリーズなどのミカエル・ニクヴィスト、『理想の出産』などのピオ・マルマイが共演。

 

【あらすじ】

ノルマンディーの片田舎で畜産業を営むブリジット(イザベル・ユペール)とグザヴィエ(ジャン=ピエール・ダルッサン)は夫婦仲も仕事も順調だが、子供は家を出て、ブリジットは実直だが無骨な夫との暮らしになかなか慣れなかった。そんな折、隣家のパーティーで魅力的なパリジャン、スタン(ピオ・マルマイ)と出会いひそかにときめく。未知なる期待を胸に秘め、夫にうそをついて単身パリへ向かうブリジットだったが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

これ、フランス映画らしいテーマじゃないですか?

田舎に住む主婦が、隣の家で行われていたパーティに顔を出して、お客で来ていた若い男性に魅かれ、夫に嘘をついてパリへ。

 

甘いアバンチュールを期待したけど、若い男は軽薄だった。

 

ところが、歯科学会で来ていた男性といい仲に。

 

浮気を疑った堅物の夫に目撃されるが、結局は元さやへ。

夫も過去にいろいろあったようなのでねー。

 

妻の浮気が修羅場にならず、夫婦の愛や平凡な毎日の幸せを再確認するきっかけになるとは、なんと寛大な!

 

イザベル・ユペールのかわいさと、ジャン=ピエール・ダルッサンの無骨さが素敵です。

 

浮気相手がミカエル・ニクヴィスト、あの「ミレニアム」の俳優さん。

全然気が付かなかった!!

 

熟年夫婦のちょっといい話。

私は気に入りましたよ。

 

ライフ・アフター・ベス

2015-11-22 13:16:48 | 映画ーDVD

ーライフ・アフター・ベスーLIFE AFTER BETH

2014年 アメリカ 

 

監督=ジェフ・ベイナ キャスト=オーブリー・プラザ デイン・デハーン モリー・シャノン シェリル・ハインズ

 

【解説】

「アメイジング・スパイダーマン2」「クロニクル」などで知られ、繊細な演技とルックスで注目を集める若手俳優デイン・デハーンが主演した青春ゾンビコメディ。ザックは恋人ベスと別れようと考えていたが、その矢先にベスが不慮の事故で他界してしまう。しかし、その数日後に奇跡が起こり、ベスが墓からよみがえってザックのもとに戻ってくる。彼女とやり直そうと考えたザックだが、次第にゾンビ化していくベスに戸惑い、心は離れていくばかり。さらに、幼なじみのエリカと再会し、生身の人間の魅力にひかれていくが、そんなザックをベスは許さず……。ゾンビの彼女ベス役はアメリカの人気コメディエンヌ、オーブリー・プラザ。エリカ役は「イントゥ・ザ・ウッズ」のアナ・ケンドリック。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015(映画.com)

 

【感想】

デイン・デハーン主演ということで鑑賞しました。

そのポイントから見ると、なかなか面白かったです。

 

でも、ゾンビ映画には違いがないので、ゾンビ苦手な方はダメでしょう。

 

ザック(デイン・デハーン)は、恋人のベス(オーブリー・プラザ)と別れを考え始めていた。

しかし突然、一人でハイキングに出かけたベスが蛇に噛まれてなくなったことを知らされる。

後悔に沈むザック。

ある日、ベスの実家を訪ねるとベスの両親の様子がなんか変。

ベスが生き返って家にいたのだ。

喜ぶ両親とザックだったが、ベスは生き返ったのではなく、ゾンヒになっていた。

しかも、街では死者が生き返るという珍事が続出して、やがてゾンビが人々を襲い始め、大混乱に。

 

ゾンビでもベスには違いないと、一生懸命ベスを愛そうとするザックだったが、ベスはどんどん人格をなくしていって、とうとう両親をも襲い出した。

 

恋愛コメディなので、デイン君に興味のある方はぜひどうぞ。

結構笑えると思うんだけど…。