マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

博士と彼女のセオリー

2015-03-25 13:09:48 | 映画ー劇場鑑賞

ー博士と彼女のセオリーーTHE THEORY OF EVERYTHING

2014年 イギリス 124

 

ジェームズ・マーシュ監督 エディ・レッドメイン (スティーヴン・ホーキング)フェリシティ・ジョーンズ (ジェーン・ホーキング)チャーリー・コックス (ジョナサン・ヘリヤー・ジョーンズ)エミリー・ワトソン (ベリル・ワイルド)

 

【解説】

車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ。将来を嘱望されながらも若くして難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した彼が、妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまをつづる。監督は、第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『マン・オン・ワイヤー』などのジェームズ・マーシュ。ホーキング役に『レ・ミゼラブル』などのエディ・レッドメイン、妻ジェーンを『あなたとのキスまでの距離』などのフェリシティ・ジョーンズが演じる。

 

【あらすじ】

天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

昨年、イギリスのテレビ映画「ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング」というDVDを見ました。

 

こちらは、タイトル通り、ベネディクト・カンバーバッチがホーキング博士を演じていて、物理学者としての彼の生き様を描いていました。

 

「博士と彼女のセオリー」は、スティーヴ・ホーキング博士(エディ・レッドメイン)が主人公ですが、妻のジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)目線で描かれたラブストーリーでした。

 

ホーキングは将来を期待されているケンブリッジ大学院で研究テーマを模索している若者。

ジェーンもケンブリッジで学ぶ才女です。

二人はパーティで出会い、恋に落ちますが、スティーヴが難病の彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)に倒れ、余命は2年だと宣告されてしまいます。

 

スティーブは絶望し、ジェーンともやって行けないと思い距離を置こうとしますが、ジェーンは納得しません。

二人は愛を確認し、結婚を決意します。

でも、スティーヴのお父さんはジェーンに「これは負けるのがわかっている闘いだ。そんな闘いにあなたは参戦することはない」と諭します。

ジェーンは「お父さんから見たら私は弱く見えるかもしれませんが、私は彼とともに闘います」と宣言するのでした。

 

このジェーン役のフェリシティ・ジョーンズ、去年結婚した私の姪にどこか似ているんですよ。

伯母バカですが…。

このシーンで私はボロ泣き。

潔癖な決意表明に感動しました。

 

でも、ご存知のようにホーキング博士は73歳の現在も存命されています。

人類の宝ですがら、生きていて下さるだけでありがたいのですが、家族となれば大変な歳月だったことでしょう。

死と隣り合わせの夫との生活、ジェーンさんはよく頑張られましたね。

3人のお子様ももうけられて、本当に人間の生命力ってすごいなあと思いました。

 

スティーヴとジェーンはあるとき別れてしまうのですが、その生き様がとても前向きに描かれていて、この二人しかわからない世界、それはとても素晴らしい世界なんだなあと思いました。

 

この作品でエディ・レッドメインはアカデミー賞主演男優賞を獲得しました。

ほんと、なり切っていましたからね。

  エディ・レッドメイン

若い二人が出会い、障害を乗り越えてともに歩み出した時から、いろんなドラマが始まるんですね。

いいなあ。

いい作品ですよ。

オススメ。