マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

2010-03-30 09:21:07 | 映画ー劇場鑑賞
ーチャーリー・バートレットの男子トイレ相談室ーCHARLIE BARTLETT
2008年 アメリカ
ジョン・ポール監督 アントン・イェルチン(チャーリー・バートレット)ホープ・デイヴィス(マリリン・バートレット)カット・デニングス(スーザン)ロバート・ダウニー・Jr(校長)

【解説】
有名私立高校を退学処分になった金持ち高校生チャーリー・バートレットが、転校先のハイスクールで新たな騒動を巻き起こす青春ストーリー。監督は『40歳の童貞男』の製作総指揮、ジョン・ポール。主人公のチャーリーを『スター・トレック』のアントン・イェルチン、彼に振り回される転校先の校長を『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrが演じている。旬のスターたちが織り成す、ヒネリのある青春ストーリーが楽しめる。

【あらすじ】
偽造運転免許証を生徒たちに売りさばき、名門私立高校を退学になったチャーリー・バートレット(アントン・イェルチン)。頭脳明晰(めいせき)な金持ち子息の彼は転校先の公立高校で不良たちのいじめに遭うが、それをきっかけに生徒を対象にしたカウンセリング業を思いつき、自らが精神科の医師たちを欺いて手に入れた処方薬を売りさばこうとする。(シネマトゥデイ)

【感想】
17歳のチャーリー・バートレット(アントン・イェルチン)の望みは、みんなに注目されて人気者になること。
そのためには、人気取りも厭わなかったため、名門私立高校を次々と退学処分になった問題児。
とうとう、地元の公立高校に通うことになった。

父は脱税で刑務所に入っていて、そのために鬱になった母と豪邸で暮らしている。

公立高校では、いきなりトイレで不良たちからイジメを受ける。
でも、チャーリーはめげない。
自分の主治医の精神科医からリタリンという薬をもらってハイになり、それを不良を使って売りさばき、学校の生徒たちの心を掴んだ。
そして、トイレで悩みの相談を聞き、精神科医を騙して処方させた薬を売って、さらに人気者になって行くが、その前に校長(ロバート・ダウニー・Jr)が立ちはだかる。

校長は、チャーリーのガールフレンド、スーザン(カット・デニングス)の父親でもあり、アル中だった!!

なんか、日本ではあり得ないというシチュエーションですが、人気者になりたいというチャーリーの切なる願いはわかる気がします。

そして、最後に「僕は普通の高校生なんだ」「馬鹿な子供なんだ」と心情を吐露するシーンは、チャーリーの成長が感じられていいシーンだと思いました。

ロバート・ダウニー・JRの校長の悩みは、とてもよくわかったなあ。
アル中はダメだけど、こんな人間的な校長はいいと思いました。

もっとコメディかと思っていたのですが、テーマはシリアスでした。