香取市ファミリークリニック香取医院ブログ

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麻疹について

2024-03-29 12:58:16 | 香取市病院診療所クリニック医院

テレビ報道で麻疹が流行っているというふうな報道があったようで、抗体検査を希望するお問い合わせが複数ありました。

保健所では感染症の発生状況について医師会などに公表していますが、香取管内は発生ゼロです。

2019年に日本で流行したときの発生数と比較しても圧倒的に少ないことを踏まえて対応を考えることをお勧めします。

 

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一般的な風邪対策

2023-11-25 19:31:32 | 香取市病院診療所クリニック医院

汗ばむ陽気かと思えば、真冬の気温に急降下。体調管理が大変な今日この頃です。

インフルエンザも流行がやや治まりつつあり、COVID19がときどきみられる状況ではありますが、最近どちらでもない感染症が増えているようです。

以前から気になっていた風邪対策について、述べてみたいと思います。

 

ⅰ )総合感冒薬、解熱剤は飲まないほうが良い

ⅱ )スポーツ飲料、経口補水液は摂らない

 

ⅰ )一般的にしがちなことですが、総合感冒薬にも含まれる解熱剤には、炎症(=免疫反応)を抑える作用があるため、ウイルスの増殖を許してしまう危険があります。

せっかく熱を出して戦っているのに、足を引っ張ってしまいかねません。

※ただし、熱性痙攣の恐れのある場合はこの限りではありません。

 

ⅱ )こちらも正しいと思われている方が多いですが、風邪のとき、よく汗をかきなさいと言われた覚えはありませんか?

これは、ウイルスと戦うために分泌されたサイトカインがウイルスと戦ったあとも残っているものを、汗や尿といった身体から出ていく水分とともに排泄させる上で大事な過程です。ところが、汗や尿は、血管内に水分が多くないとつくられず、塩分を含む上記の飲料は、血管内よりも細胞へ水分を届けるため、汗も尿も出にくくなってしまいます。

サイトカインによる熱や節々の痛みが残る要因となるわけです。

もちろん、細胞脱水である熱中症には、非常に有効な水分補給法なのですが、補給先が風邪の場合ではちがうのです。

これから、冬に向けていろいろなウイルス感染症が増えてくると思います。

この基本のふたつを忘れず、この冬を乗り切ってください。

 

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2023年秋開始の新型コロナワクチン(XBB型)

2023-09-24 22:10:03 | 香取市病院診療所クリニック医院
既に、接種券の発送が始まっているXBB型ワクチンですが、添付文書を確認しました。昨年秋のBA4/5対応ワクチンからネズミでしか試験されない状態になっていましたが、今回は安全性試験がネズミですらおこなわれていません。新しい、と謳っているのなら、なぜ安全性試験をおこなわないのでしようか?
厚労省HPに新ワクチンの安全性と書かれた表が載せられています※1が、下に小さくこれまで施行されたワクチンの添付文書より、となっています。令和5年7月31日に医薬品審査管理課の出した文書において、これまで使用されたワクチンの安全性をもって、臨床試験無しに承認可能となったようです※2。
今、コロナ感染症が増えているといっても、パンデミックになっていますか?
2類感染症から、5類感染症になり、また2類に戻ったわけでもありません。
安全かどうかの試験をしないままのワクチン接種を受けるかどうか決めるのは、ご自身の判断に委ねられています。
表に載らない副反応として、厚生労働省が認定した事例が、これまでに
死亡認定数  210件   (申請数 2076件)
副反応認定数  4098件                             令和5年8月31日現在
一件少ないようにみえますが、副反応の申請数もこの倍以上あり、審査が間に合っていません。
また、申請を出すにあたり、膨大な書類提出が必要であり、申請を出さない人が50~100倍はいると考えられています。
ちなみに過去45年間に認定された、新型コロナワクチン以外の全てのワクチンの副反応認定数を超えています。
接種するかどうかはよくお考えになってお決めください。





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インフルエンザワクチンについて

2023-09-23 10:03:21 | 香取市病院診療所クリニック医院
2023~2024年インフルエンザワクチンは、従来の製造方法のものであることを最終確認しました。
今シーズンもインターネット上からの予約も出来るようにしています。
予約ページは、


こちらから確認のご連絡差し上げることがございます。

医院でのご予約、電話でのご予約も承っております。
合わせて、身体の抵抗力を高めるような生活も心がけましょう。




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子宮頸がんワクチンについて

2023-09-01 12:30:58 | 香取市病院診療所クリニック医院
以前、子宮頸がんワクチンは、積極的勧奨から外れていた時期があります。
その間にワクチン接種後の健康被害について、きちんとした検証がなされて、再び積極的勧奨が始まった、と考え、当院でも接種を行なって来ました。
時期を逃した方達のキャッチアップ接種も行われています。
ところが、コロナワクチン、特にmRNAワクチンの危険性が指摘されてなお、厚生労働省は、国民全員の追加接種の努力義務を謳っている姿勢を見ていて、
子宮頸がんワクチンについても、調べていくことが必要だと感じ、本や雑誌の意見を読んできました。
中でも、JSTAGEから引いた社会臨床雑誌の第28巻第3号の投稿が推進派、慎重派の両者について、論文やSNSの発信について検証されていましたので、参考にさせて頂きました。
ⅰ.  原因不明の自己免疫脳症の散発は、血液脳関門を通過して中枢神経系に流入すべきではない物質が侵入することが一部の接種者で起きている。
(別の論文で、ある遺伝子を持っている人に起こりやすいのではないかということ、接種前に遺伝子検査をしてはどうかという意見があったが、行われないままである)※
ⅱ.  副反応とされてきた症状は、他疾患の紛れ込みで、思春期によくある症状だとする推進派の意見は、子宮頸がんワクチン開始前と接種率が激減した期間には、
ほとんど同症状がみられなかったとする報告がある。
ⅲ.  実際に子宮頸がんを発症する年齢になる頃には、抗体価が低下しているとされる問題。既感染者に接種することの安全性については、ハッキリとした結論がないこと。
 
子宮頸がんワクチン接種が進んだ国で、子宮頸部の前癌病変は減少したという報告はあります。ですが、発症者数・死亡者数が減少するかは、
今後の経過をみなければ分かりません。
癌という病気とどう向き合うか、それぞれ個人がしっかり考えておいて欲しいという面があり、また、子宮頸がんを防ぐ手だてがワクチンだけでは無いことも踏まえて、
接種については、ご本人、家族共によく考えた上でどうするか決めていただきたいと思います。その上で接種を希望される方に接種できる環境を残しておく
というのが当院で出した結論です。
新型コロナ感染症では、漢方薬が奏功し、実際に治療にあたっていて、コロナワクチンのメリットを見いだせなかったため中止しましたが、子宮頸がんに関しては、
自分が治療できる立場にないことを考えると、接種される個人個人に熟慮をお願いすることが最善と今は考えています。
 
 
※ 慎重派の医師が遺伝子について発表した論文について、推進派の医師がその論文を捏造と決めつけて、その後裁判になり、推進派医師が敗訴となったようですが、最高裁では、推進派医師の上告が、棄却されています
 
 
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