未来創造「夢の共和国」

愛・地球博の市民プロジェクトのひとつで、過去の経緯とテーマであった「夢」などについて日記風に掲載する。

新たなチャレンジに向けて!!

2008-06-26 18:28:27 | 日記
 小さなチャレンジは、私に何をもたらしたか。それは人の出会いと、「知的生産の技術」の中の情報収集を自分の足と、肌で触れることが出来き、脈々と流れる人の営みであった。何も派手さがあるわけではない。ありふれたしぐさの中や祭りなどでの子どもたちの生き生きとした姿が印象的であった。

 それらを映像に撮った、私の市民ユニットの映像チャレンジは出来上がり95%で終了することになった。そして、自分の手で発信する機会はなくなった。「捨てる神あれば、拾う神あり」で将来に向けて新たな挑戦をしよう。悪いことばかりでなく、きっと良いことがあるさ・・・。

 1年間通じて得たものは、目的を持った行動で新たな発見がたくさんあったことと、人生の潤うをもたらしてくれたことだろう。

 さあ、新たなチャレンジに向けて!!

映像コンテンツづくりも最終段階へ

2008-06-21 23:25:40 | 日記
 6月21日(土)13:00から「わいがや社会体験塾」を開くため、北名古屋市文化勤労会館に出かけた。
 チラシをお貸させて貰っているが参加者はないと思われたため、映像の修正が主な内容と考えていた。

 会館に入ったら、小ホールで「きたっこ(北名古屋市の子どもたちを略した名称)スクール『子ども太鼓クラブ』」が練習を始めようとしていたので覗いて見た。練習風景を、私が作成している映像のエンディングに遣わしてもらえないかと、指導しておられるリーダーに突拍子もなく相談しに行った。

 リーダーの白井さんが言われるには、わけへだてなく受け入れるのが私の主義ということで映像を撮ることの許しを得た。
 そこでまず最初に、今回撮らせて頂く映像は、私が参加しているスペイン サラゴサ博の市民ユニットで映像表現で遣わさせ頂く内容の説明を、子どもたちの前で話してから自然の形の練習風景を撮らせて貰うことにした。

 そして、最後に「HOLA!『オラ~』(こんにちは)」「日本をよろしく」で終われるようにお願いした。映像を作る必死な思いと偶然が重なって、子どもたちの太鼓と踊りなどの練習風景とスペインへのメッセージをエンディングに入れる映像が撮れた。撮影には市販の小型ビデオのため、微妙な手ぶれはあるが何とか満足の行く映像が作れそうだ。

 しかし、その編集中にパソコンが怒り出し、映像の原本コンテンツが壊れてしまった。家に帰り、復元を試みるがにっちもさっちも行かなくなり焦りだした。悪いときには悪いことが重なるもので、最初から作り直そうとしたらハードディスクの50GBあった容量もパンクしてしまった。また、ディスクの中のデータから元通りのイメージに作り直すことは不可能に近かった。

 仕方なく、ディスクを増設して、レンダリングした第4コーナーの最終コンテンツから復元を試みたら何とか行けそうで一安心であった。復元後、今回の映像を追加して最初に提案企画した最終コンテンツに近くなってきた。出来上がり状況は95%ぐらいになってきた。

 これからは、手ぶれを極力少なくし、映像の質と内容の質を上げることに変わっていくことになる。

 20分程度の映像であるが、1年以上かかって映像コンテンツを集めるのが大変であった。いろいろな人との出会いや「知的生産の技術」の、情報収集力から実行力までのいろいろなことが身に付くから結構面白い。

 日本の特定の地域だけではあるが、人の営みと川との関わりの叙情的な映像である。さてさて、どんな結末になるのか・・・・。 

映像コンテンツづくりも第4コーナーへ

2008-06-16 15:04:34 | 日記
 6月14日からスペインのサラゴサ国際博が開幕したようである。私の映像コンテンツづくりも7月6日の全体会議に向けて最終第4コーナーに入ってきた。

 「水の怒り」は中継していただいた後藤さんからの連絡で撮影者から断りの依頼が来たとのことで、泣く泣くすべてカットした。その代わり「しし脅し」の映像を追加したり、6月1日のクロージング撮影会のとき撮影したあいち海上の森センター、瀬戸の大皿などを最後付近に配置した。

 そのとき、教えていただいたスペイン語「HOLA!『オラ~』(こんにちは)」「日本を知ってください」というメッセージを映像のエンディングに子どもたちと出来たらという「夢」を持っている。ただ、私が今、置かれている状況からは99%不可能ではあるが・・・・。

 また、昨日から今日にかけて、私が所属する「知的生産の技術研究会」の会誌「知研フォーラム」に、「スペイン サラゴサ国際博へのチャレンジ!!」というテーマで投稿文をA4用紙2枚に写真などを入れ、本部に入稿した。

 内容は愛・地球博の閉幕後からのいろいろなイベントに参加した状況に、サラゴサ博へのチャレンジまでの経緯を「知的生産の技術」という視点で、人との出会いなどを含めながら会員向に書いたものである。7月下旬には全国の会員に届けられるであろう。

動画の手ぶれのコンテンツⅡと・・・・。

2008-06-13 22:39:29 | 日記
 6月13日(金)の午後から、個人事業主としての会計処理をパソコンで行っていた。そして、それが終わったら動画の手ぶれの関係で再度、岐阜県養老町に出かける予定でいた。

 15:30ごろ、会計処理も終わり出かけようとしたとき、電話が鳴った。電話口の相手は「水の怒り」のコンテンツを依頼していた後藤さんからであった。話の内容は一番心配していた内容であった。

 それは「東海豪雨」のコンテンツの件で、撮影者が60カットも使うのは駄目とのことと、時間単位で使おうとしている映像の遠近感も無茶苦茶だということらしい。NHKでも数カットしか使わないのに!!という話。許可が出ても数カットしか駄目で、いろいろと厳しいことを言われるということで泣く泣く諦めることにした。

 借用するときの現実の世界の厳しさである。

 少し気落ちしたが前進するしかないので養老町に向かった。以前映像コンテンツを撮ったルートで再度、手ぶれに注意しながら動画に収めた。
 帰り道、紅白の幕がかかった館(女将に後から幕の件を尋ねると古くなった建物を壊すに壊せないので紅白の幕でカモフラージュしたとのこと)があり、何かあるのかなという興味から訪れると、コーヒーがありますという看板が目に入った。

 フロントで女将の案内で部屋に通され、コーヒーを注文した。ありあまる接待に恐縮しながら、図々しくこの近くに「しし脅し」がありませんかと尋ねる。
 そうしたら、意外な返事。玄関の前の坂道に古くて動きがあまり良くないですがありますとのこと。
 幸運の女神が逃げ出しかけていたが、再度、戻ってきたよう(捨てる神あれば、拾う神あり)で喜んでいると、女将が怪訝な顔していたので、スペイン サラゴサ博の市民ユニットの映像の関係で、養老の滝に来た事情を話した。風光明媚であるが人通りも少なくなり、閑散とした料理旅館「菊水」での出来事である。しかし、将来はまた、見直されるであろう。春は桜、秋は紅葉の憩い場である。

 それにしても、愛・地球博の時も企画に基ずくコンテンツ探しには苦労したが、今回も相変わらずである。
 しかし、意外な人との出会いで「はらはら ドキドキ わくわく」があるから、コンテンツ探しのプロセスは面白い・・・・!!

 なお、サラゴサ博への挑戦というテーマで、私が関わる「知的生産の技術研究会」の全国会員向会誌の6月発行「知研フォーラム」に投稿しようかと考えている。

動画の手ぶれのコンテンツ

2008-06-08 10:12:29 | 日記
 6月6日(金)9時ごろ、製作中の動画コンテンツの手ぶれが何となく気になり、八百津町に行くことにした。
 この日は17時から神宮前で打ち合わせがあるため時間がないので、行く予定をしていなかった。しかし、未完という胸騒ぎから、急遽、準備をして出かけた。

 私が住む近くの西春駅に着いたら、タイミングよく直行で行ける可児行きの電車がすべり込んで来た。ラッキーである。それに乗り、八百津町の北山地区を目指した。

 今回は、手ぶれになっていた北山地区(杉原 千畝の生誕地)の棚田を撮るのが目的のため、徒歩で1時間半ほどかけて登る。その場所は以前来たときに比べ、苗も育ち青々としていた。手ぶれに注意して撮影するが、市販の小さなデジタルビデオに、安い三脚のため撮影が非常に難しい。

 ちょっとでも、パーン(左右)やズームイン・アウトをすると微妙にぶれてしまう。何度も同じ個所を撮る。そうこうしながら、ビューポイントをいろいろと探す。徒歩でサラゴサ博の市民ユニットのテーマをイメージして、廻りの風景でイメージにあっている箇所を撮りながら下ってきた。

 結構、新しい発見があった。小さな急流、梅雨の関係で小道が小さな川になったところなど。五宝滝が上手く撮れなかったので、帰り道そこによるため向かったが15時になってしまった。どう考えても17時に神宮前までは行けない時間になってしまった。

 そのとき、山肌からの湧き水を発見した。以前、撮った湧き水は手ぶれがしていたので数秒にカットしていた。そのため、焦る気持ちを抑えながら何度も撮影を繰り返した。

 撮り終えた後、走りながら麓に戻ることにした。ここからは急遽、ヒッチハイカーに変身である。やっとの思いで軽トラックに乗せてもらい八百津町役場まで戻りYAOバスのバス停に向かう。

 アンラッキーである。7分遅れ。次のバスは一時間後に。途方に暮れる。しかし、考えていても仕方がないので、徒歩で明智駅の方に歩き出す。八百津橋で昔の八百津港の面影を以前撮ったが手ぶれのため、再度撮る。気持ちが焦っているため上手く撮れず。

 ここでも、ヒッチハイカーに、はや変わり。運には見放されていないようだ。女性が運転する軽乗用車に乗せてもらう。
 途中までということであったが、愛・地球博の市民参加を継承するため、スペインのサラゴサ博に八百津町で撮った「だんじり祭りや北山地区の棚田」の映像を持っていきたいと思っているが、市販のデジタルビデオのため手ぶれで苦戦していることなどを話しながら、結局、明智駅まで乗せて貰うことになった。

 私のサラゴサ博は、el faro(灯台)パビリオンのステージに立つことではなく、そこまでのプロセスとしての、「人との出会いと知的生産など」を表現し伝えること何んだと考えている。

 今回は、そこらがあやふやのため、市民ユニットとしての「わくわく、ドキドキ、はらはら」が起きない。ただ、その中で若い人の爽やかさと頑張りが光るようだ。サラゴサ博の市民ユニットの最終日のエンディングに使うコンテンツの撮影会の時のように!・・・・・。

 打ち合わせは、45分遅れで偶然に少人数の打ち合わせのため、駅前のファーストフードぐらいだろうとめぼしをつけていたので場所を見つけ合流できた。今年1年間のある研修の話し合いに間に合った。

動画を借りる困難さ

2008-06-03 19:19:39 | 日記
 6月3日の16:00頃に動画を借りることで中継していただいてる後藤さん(題材 水の恵みを表現する、国府宮の裸祭り関わる映像を借用)に、「水の怒り」のことで電話したら、借用で厳しい条件を言われているとの話であった。

 映像の許可を貰うのは厳しいことは分かっていた。それにしてもビデオの借りる個所を時間単位で書いて、それに従って判断したいとのこと(著作権の関係でNHKや他人が撮られた映像や音楽などを確認されるとのこと)。またまた、厳しい困難が降りかかってきた。

 この部分をカットという形で諦めるのは簡単だが。しかし、この部分がないとストーリーが成り立たないことになる。駄目で元々、前に一歩進もう!

 動画へのこだわりだけは捨てたくないなぁ~(人の営みや子どもたちの生き生きとしたしぐさなどの表現ができないので)。手ぶれなどで採用さえおぼつか無い中、いろいろと問題を抱えながら・・・・。

 後日談、借用の条件をクリヤーするため二日間掛かって映像の借用個所を拾い出した。書き出した個所約60箇所、時間にして約20分弱。借用の許可が出れば、それを15分ぐらいに再度、編集することになる。
 撮影者は自分の家の甚大な被害を省みず、膨大なビデオテープと日数を掛けて製作された映像でNHKからも表彰された作品のため、駄目で元々の結果待ちである。

 手ぶれに関しては、再度、撮ることが出来ない思い入れの個所はそのままで、もう一度、撮りに行ける八百津町の北山地区(杉浦 千畝の生家付近の棚田)などは苗も育ち、青々とした棚田に一部、差し替えることにしようと構想を練り直している。
 

クロージングメッセージ撮影会に参加して

2008-06-01 19:26:36 | 日記
 6月1日(日)の11:00から行われる、サラゴサ博市民催事のクロージング撮影会に参加するため、あいち海上の森センターに出かけた。

 地下鉄藤ヶ丘駅で乗り換えリニモで八草駅に向かった。愛・地球博が終わって、はや3年が過ぎようとしているが、その時の賑わいはなく閑散としていた。愛知工業大学の脇の南門からあいち海上の森センター(旧愛・地球博 瀬戸愛知県館)を目指した。

 10:45ごろに参加者と合流し、撮影場所の繭玉広場に移動して撮影が開始された。参加者は15名ほどで、事務局6名に愛・地球博ボランティアセンター2名であった。

 まず、最初に参加者全員で、「『HOLA(オラ~‘こんにちは’)少し間を置いて“つ・な・が・る”』」と言いながら、手を振ってから全員で手を繋ぐ映像が収録された。

 その後、参加者がそれぞれの思いのメッセージを書いて、南山大学大学院の上原さんにスペイン語をカタカナの形で訳してもらい、手に持つ日本語の看板と、スペイン語のそのメッセージをカメラの少し下に置いてもらい、ちょっと見ながらの個人撮影が行われた。

 私の場合は日本語「私たち市民の水との関わりを伝えたい!」でスペイン語「キエロ アヌンシアール ヌエストラ レラシオン コン アーグア」と訳していただき、撮影に臨んだが、上手く発音が出来たかは自信がない。

 撮影終了後は自由解散となり、私の映像のテーマに使えるかも知れないので、海上の森の小川や沼と瀬戸会場に設置されていた大皿などを映像に収めながら、徒歩で八草駅まで戻って帰途に着いた。