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地域に溶け込む川崎フロンターレ77

2018-10-22 00:01:47 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 「嵐相葉のグッと!スポーツ」を観ていたら、「Jリーグ№1司令塔」としてJ1川崎の中村憲剛選手が出演していました。的当てゲームとかしていましたが、その番組の中で心に響くシーンがあったので記事として紹介させていただきます。
   
【七変化 あふれる地元愛】
 6月開催のファン感謝デーでも中村選手の存在感は№1。この日はお笑い芸人BKB(バイク川崎バイク)のコスプレで登場。フロンターレ一筋16年。まさにチームの顔。ずいぶんファンと近いです。サポーターはそんな中村選手を親しみを込めて「ケンゴ」と呼ぶ。そのサービス精神はJリーグでも1、2を争う。
 川崎市内の商店街。毎年J1川崎に入団した新人選手が挨拶にやってくる。寿司店では16年前に新人だった中村選手がやってきた時の写真を飾っている。店主曰く「本当にうれしい。地元のクラブを応援しなきゃって思う」。フラワーショップ店主は「(新人挨拶の時に)中村選手が一番自分をアピールしていた。自分から話しかけていて、すごくフレンドリーな性格だった」
 Eテレ「みぃつけた!」でオフロスキーとの夢の共演。この企画は川崎浴場組合とのコラボ企画から生まれたもの。この七変化は地元愛がなせる業。
   
中村選手:
「フロンターレはちょっと特殊なクラブ。地域密着を掲げながらもその距離感と詰め方がなかなか他のJクラブにないもの。他のクラブに行っていたらここまでやっていなかったかもしれない。Jリーグはサッカーだけやればいいと思っていた。メッチャ恥ずかしかった。一口を突破するまでは渋りましたが、みんな喜んでくれるから自分も楽しくなってきた。入団した当時のクラブは(2003年:1試合平均7,258人なかなかお客さんが集まらないクラブだったが、今はどんどんみんなでイベントに出たり、どんどん人が増えていった。(現在:平均25,000人くらい)入団してから(その効果を)ずっと実感してきた。やればやるほど反響が来る。オフロスキーは効果絶大。中村憲剛というよりはオフロスキーの踊りに出ていた人と言われた」
   
【みんなで初タイトル支えた〝声”】
中村選手:
「支えてもらってばかり。日本一のサポーターだと入団時から思っていた。地域密着などの交流を重ねるごとに、思いが強くなっていったが、競技レベルでは2位ばかり。このサポーターを名実ともに日本一にしたいというのが自分の仲での悲願でもあった。(ああいう活動が選手の負担になっているのではないかという声もあったが)ファンサービス(地域貢献活動)もやってサッカーも強いのが一番楽しい。プロスポーツとはそうあるべきだと、このクラブに入ったおかげでそういう発想になった。去年優勝できたことで、いろいろなものが肯定された」
   
 今回の記事では、川崎ドリルや応援バナナのコスプレは省略しています。過去の記事で紹介済みなので。いい番組でした。読者の皆さんの地元クラブはいかがでしょうか。川崎さんはチームの初詣での後に、選手全員で手分けして各商店街にあいさつ回りをされます。近くの神社に行った後にすぐ解散とは違います。サポートショップに周る訳ですが、そもそもサポートショップ制度を導入していないところは話になりませんね。J1にふさわしいとは言えないかも。
 川崎さんは選手にどんどん露出していくべきという価値観で、昨季J1優勝しています。まさに「地域貢献活動を一番やっているところがサッカーでも一番強い」という事が肯定された訳ですね。「選手を守るため」という言い分で選手を囲ってしまい、外に出したがらない価値観があれば、それもJ1にふさわしいとは言えないかも。
 思うに、過去のJ1優勝シーンで一番うれしかったのは2011年の柏ですが、2番目は昨季の川崎さんですね。平均観客動員数が7,258人から25,000人か。観客数が減ってきているが原因がわからず、どう手を打てばいいのかわからないところがあれば、川崎さんに視察に行かれてはどうでしょうか。
J1川崎関連:7675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221

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