片岡礼子 日記帳

女優:片岡礼子本人が送る日記。

『「妻の貌(かお)」の続き』

2009年08月09日 | ささやき
~つづき~

記事は公開への情報以外に、
作者である昭人さんが、どのようにして撮影してきたものなのか、

撮った時の状況、心境にも触れていて、
うれしい記憶となるはずの人生の節目にも
決して忘れることの出来ない辛さがつきまとうことが、
ふと
戦争を知らないこちらにまで伝わってきて胸が苦しくなる記事だった。

『酒造会社の経営に携わる傍ら、
妻キヨ子さん(83)が32歳で長男を産んだ頃から、日々の姿を8ミリやデジタルビデオに収めてきた。~』
(『』は新聞記事から)

およそ50年かけて撮られたという、
日々の家族の顔、日常。
一個人のほんとに個人的なことでも…

50年かけてそそがれ続けてきた、
家族へのまなざし、それそのものの重みが、

なんの垣根もない、
普遍的な大切なことが
出発点である気がして
とても気になっています。

新聞からの引用がほとんどの文章ですいません。
観に行ってから、だど
遅くなる気がして…

では
今日はこの辺で…。





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1 コメント

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考えさせられます。 (あるいちファン)
2009-08-11 23:04:20
戦争とは…、国家とは…、それらに向き合わなければならなかった(当時の)国民の生活とは、
その拭いきれない深すぎる傷跡…、
戦争を知らず、原爆の怖さを知らない私には…、想像ができないです。

ただ、理解できるのは、
国家の争いというのは、国民がいちばんの被害者になってしまうということでしょうか。

昭和にはあまり語られなかった戦争の話を最近よく耳にします。

戦争体験者の方々が周りの戦争を知らない世代の未熟さを憂い、
語らないといけない
伝えなければいけない
と危機感を感じたのでしょうか。
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