「かたくりの里とうべつ」エコアパート取材記事

北海道石狩郡当別町にあるエコアパート「かたくりの里とうべつ・空」の取材記事です。

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【Vol.5】 菜園&ペレットストーブ付エコアパート≪空≫住まい手インタビュー③<Sさん>

2017年01月31日 | インタビュー記事
(茶色の文字をクリックすると、リンク先に飛びます)

2014年の春に完成した当別町初のエコアパート、≪かたくりの里とうべつ・空(そら)≫

その住まい手インタビューの三世帯目は、
前回お話を伺ったYさんご夫妻のお隣で暮らす、Sさんです。

Sさんは約1年半前、転勤を機に当別町に移住し、
このエコアパートに入居したとのこと。

お宅に伺うと、リビングルームの大きな窓の向こうには、
可憐なバラの花々がやさしく揺れていました。

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◆ばら色のカーテン。






畑やガーデニングは初体験だったので、
 最初ここに入居した時は、どうしよう…と、
 正直ちょっと不安だったのですが、

 花屋さんに聞いたり本を読んだりして
 自分なりにやってみたら、なんとか形になってきて、
 緑がある生活ってすごくいいもんだな~と
 思うようになりました。

 夏は草取りをしないと草が生い茂ってしまうので、
 仕事が休みの土日は義務的に毎週草取りなのですが(笑)、
 慣れてくるとカワイイものですね。
 植物と向き合う時間に、いつも癒されています。

 バラは意外と暑さに弱くて寒冷地に適していて、
 北海道で育てるのに向いているそうで、
 ふつうに手入れしていれば真冬意外は年中咲いていると聞き、

 だったらグリーンカーテン代わりに、
 窓辺でいろんなバラを育ててみようかな、と思って、
 初心者ながらに始めてみたんですね。

 そうしたらけっこううまく行って、きれいだし楽しくなってきて、
 少しずついろんな種類に挑戦してみようかな、と思っています

Sさんのお話を聞いて、
菜園スペースの畑だけじゃない楽しみ方
あらためて目が開かれました。

自由に使える庭があると、暮らしの可能性が広がりますね。
ここが色とりどりのバラの花園になる日も、
遠くないかもしれません。


菜園側から見ると、さりげない窓辺の目隠しになっています。左端に置いてあるのは、水遣りに便利な雨水タンク。


◆入居の決め手は、ペレットストーブ。


このエコアパートは、
 当別町に転勤が決まって山形県の実家から引っ越して来ることになり、
 WEBで当別町の賃貸物件を検索した時に見つけました。

 ペレットストーブの写真を見て、
 すぐに一目惚れ
したんです。

 実際に来た時に見てますます「ステキ!」と思い、
 それからはもう、他を探す気がなくなりました(笑)。

 使い始めた当初は、自動着火じゃないことにビックリしたり、
 一般的なストーブに比べて灰の掃除などが必要なので
 手間がかかることも知りましたが、
 すぐに慣れて気にならなくなりましたね。

 真冬もすごく暖かで、これ一台で二階まで暖まりますし、
 ストーブをつけるたびに
 火っていいな~としみじみ思います。

 ここで暮らし始めてから、
 ペレットストーブが主役になる冬が楽しみになりました(笑)


米びつをペレット入れに応用しているとは、オシャレなアイデアですね!


このストーブに似合うインテリアたちにも、Sさんのストーブ愛を感じます。


◆自然素材と、職人技術。

Sさん宅の家具は、すべて当別町の家具職人さんの手によるオーダーメイド。道産無垢材の床やホタテ漆喰の壁とも相性ピッタリで、目にも肌にもいい気持ち。どちらも自然素材なので、化学的な接着剤の匂いなどがないのも安心です。


一つ一つの家具に丁寧に記された文字は、信頼と誇りのしるし。

家具のカラフルな色はすべて天然色。ん~ワンダフル!

私は実家から出て初めて一人暮らしすることになり、
 やっと自分の思い通りの住まい作りができるのが嬉しくて、

 実は住居より先に、
 この町にある「旅する木」というステキな家具屋さんを見つけ、
 まだ家が決まっていない段階で、
 思わずいくつかの家具を注文してしまったんです。

 一時はどうなることかと思いましたが、
 「旅をする木」の店主で家具職人の須田さんが
 ここまで採寸に来てくださって、結果的には
 この家の空間にピッタリ納まるように作ってくださったので、
 ホッとしました。家具工房が同じ町にあってよかったです(笑)。

 北海道の家には、このエコアパートみたいに
 北海道の木を使うのが一番適しているんだろうな、と、
 須田さんに木の話を聞きながら思いました。

 このアパートは冬になって空気が乾燥してくると、
 時折ピシッ!と音がするんです。

 その音を聞くと、
 「あ、木が生きて呼吸してるんだな」と、
 自然の息吹を感じますね。

 キッチンにも木がふんだんに使われていて、
 足元には室まであり、収納も充分。
 木製の収納扉の開け閉めもスムーズで使いやすく、
 素材も造りも一戸建てのような充実ぶりです


この階段も含め、このエコアパートに使用している8割以上が道産の無垢材。調湿効果や断熱効果に優れた、呼吸する自然素材です。3月末に完成予定の“宙(そら)”も同じ仕様。今は植林の森の木を使うことで森が活性化されるので、地産木材の使用は環境保全にもつながるのです。


自然素材の家に、自然素材の家具。まるで最初からそこにあったかのようですね。

Sさんがオーダーした家具のデザインは、Sさんの希望を須田さんと練り上げていったものだそう。きっと、とてもクリエイティヴな作業だったことでしょうね!



◆お家賃以上の住みごこちです。 

窓の手前にある土間が「すごーく外に出やすくて便利!」と、Sさんも他の住まい手の皆さん同様、とってもお気に入りのご様子。


このアパートは、住まい全体の空気の流れがいいな、と感じています。
一年を通してサラッとしていて風通しが良く、夏のジメジメも冬の結露もナシ

かといって冬寒いわけではなく、
備え付けのペレットストーブ一台で二階まで暖かくなるんですから、
本当に快適ですね。

当別町は豪雪地帯と聞いていましたが、
この家にいてこのストーブをつけていれば、不自由は感じません

山形の実家はすごく寒かったけれど、この家は冬も暖かいし、
大家さんや近所の方々の気持ちも温かで、
とても良くしてくださる
ので、本当にありがたいです。

先日も近所のおばあちゃんが
畑で採れたジャガイモをおすそ分けしてくださったりして、
北海道に来るまでジャガイモは好んで食べたりはしなかったのですが、
本場のはやっぱり美味しいな~と思って、
いろんな種類があることに驚いたりしています。

当別町はまだあまり良さが知られていないのか、
都会に近い割には車も少なく、
とってものどか
なところですね。

自然がたくさん残っていて緑も花も豊かですが、
必要なものもちゃんと揃っているので不便は感じません

それどころか、野菜も果物も魚介類も新鮮で安いので、
とってもオトク感があります

札幌にも、ここよりもう少し開けた
岩見沢や、江別や、石狩市にも、1時間かからずに行けますしね。

何でも札幌がいちばんのように思いがちですが、
実は札幌以外のまちは札幌よりコンパクトで移動がラクだし
便利なものも個性的な特長もあって、楽しいですよ。

例えば、厚田浜の朝市なんかは、漁師さんの店が10軒くらい出て、
シャコの蒸したてのものや、タコの頭やヒラメなど、
すごく新鮮な魚介類がビックリするほど安いんです。

私はもうそのおいしさと楽しさにハマってしまって、
新鮮で安心して食べられるので福島の妹にもクール便で送ったり、
思わず魚介専用に出刃包丁を買ったくらいなんですよ(笑)

それから、ほとんどが関東に送られてしまうので
あまり知られていないようですが、
当別町はお花の農家さんも多くて
新鮮でもちのいいお花が何本も束ねられたものが、
野菜を買いに行くと一緒にひと束100円で
売られていたりしていて、楽しいですね。

「ノルトエッセン」という天然酵母のおいしいパン屋さんや、
「ふれあい倉庫」「はなポッケ」など
値段も手ごろな当別産の新鮮食材のお店も、
温泉もあるし、いろいろ充実しています。

そういう環境に、この建物ですからね、
お家賃以上の価値を感じています


Sさんのお話を聞いていると、当別町でのエコアパート暮らしに、
心がググッと引き寄せられますね(笑)。

大家さんの大澤さんは昨年、
「当別町エコアパート推進協議会」を立ち上げ、
地元の同士、辻野建設さんとともに、
今年は計7戸のエコアパートを当別町に建築中。
当別町をエコアパートの町として
盛り上げてゆこうとされています。

3月末に完成予定の大澤さんのエコアパート“宙(そら)”は、
今回住まい手インタビューをさせていただいた“空(そら)”
お隣に、雪にも負けず、現在着々と施工中。

“空”と同じく、二階建てメゾネット式
菜園・ペレットストーブ・物置・車庫付き2LDKで、
お家賃は、使い放題のインターネット料込み、月82000円(税込)だそうです。



(↑クリック!)

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大家さんの大澤俊信さんと、


お姉さんの久子さんは、


現在、このエコアパートを中心に、誰もが安心して
手ごろな値段で地元食材のごはんを囲みながら交流できる
「コミュニティ・カフェ」兼、
子育て中の働く親御さんが安心して子どもを預けられる場所
を地元につくりたい!という目標のもと、
仲間たちとともにアイデア会議を始めているとのこと。

「エコアパート」という建物だけでなく、
住まいを取り巻く環境も安心できるものにしていこうとする
視野の広さと行動力に、信頼、尊敬、希望…を感じますね!

「かたくりの里とうべつ」のエコアパートにご興味を持たれた方は、
ぜひ下記にお問い合わせの上、“宙(そら)”の見学会などに
足を運んでみてください。

かたくりの里とうべつ ≪空&宙(そら)≫(←クリック!)
大澤産業株式会社
tel:0133-27-5006 fax:0133-23-2798

この5回シリーズの取材記事が、
読んでくださったあなたにとって、
何らかのエネルギーとなるよう願っています!

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★取材、インタビュー、文筆:はらみづほ
★写真撮影:三浦慎也


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