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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

コンピュータのアプリケーションシステムは、業務に精通した有能なSEが一人で作る時代になった

2009年12月20日 | 私の正論
GeneXusWagbyを使うと、これまで数人で半年1年かかっていたようなシステムが一人で3ヶ月くらいで作れます。
但し条件があります。
だれなら作れるかという、人の条件です。

1.過去に業務システムを設計したことがある。
2.昔はいっぱしのプログラマーだった。

こういう方にとって、GeneXusやWagbyは天から与えられた道具になるでしょう。
つまり、人の手を煩わすことなく実際に動くシステムを作り上げることができるからです。
一人でできるということは、EXCELを使っているようなもので、メモやポンチ絵程度のものからいきなり作れるということです。

友人のITコンサルタントの顔が次々浮かびます。
彼らなら一人で仕事ができる、と。

ついでに宣伝ですが、画面の操作性が悪いときはBiz/Browserをフロントで使うことが出来るので、操作性について、ユーザに、道具の限界ですと弁解しなくてすみます。

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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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現役SEさんの感想 (だだちゃ豆)
2009-12-23 12:09:00
あるSEさんにWagbyの話をしてみました。
嫌な顔をされました。おまけに話をそらされてしまいましたね。
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それは残念ですね (片貝です)
2009-12-24 06:35:26
人数をかかえて仕事をすることがソフト産業のありかたではありません。
必要なのは智恵です。
智恵なきSEはユーザにとって悪です。
酷な言い方ですが、智恵なき者は去れです。
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説明を加えます (片貝孝夫)
2009-12-24 07:14:16
先日ダイエー出身のエンジニアの方と話しました。
彼はダイエーで売り場を1年半経験したそうです。
そこでユーザとして端末を操作していました。
とても大切なことは目の動きと手の動きです。
その動線がとても大事だといいます。
スムースな動線になるように画面操作の設計をするのだそうです。

私が言いたいのは、システムを使う人の立場にたって智恵と思いやりの気持ちを発揮して仕事をして欲しいということです。
それが出来ないSEは、顧客から見て厄介者です。
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例えば仕様書なるもの (だだちゃ豆)
2009-12-24 15:06:39
この仕様書というのが曲者ですね。
お客様に向かって大上段からインギンにいきますから。
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業務に精通したSE (小笠原)
2009-12-24 23:13:41
仕様書を作るのは、ISerのSEではなくユーザー企業のSEでなければなりません。
しかしながら、ユーザー企業のSEは非常に冷遇されているのが実情です。(出世コースからは完全に外れています)
なかなか理想通りには行かないものです。
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例えば (片貝孝夫)
2009-12-25 01:41:22
情報システムの重要さを経営側がわからないから社内SEが冷遇されるのだと思います。
東京海上日動では、石原会長も、隅社長も情報システムの経験者です。
こういう会社では、情報システム部門が冷遇されることはないと思います。
要は経営者次第。
ITの分からない経営者の企業は、いずれ淘汰されます。
待ちましょう。
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私のクライアントの場合 (杉浦和史)
2009-12-25 23:24:35
私のクライアントである病院では、看護師、検査員、医事会計課員がSE的な役割を果たしています。担当業務を画面に落とし込み、操作、遷移を考えます。業務の第一線が作る仕様なので“使えない”ということはありません。また、自分達が使いやすいように考えます。個別最適化になったり、現状是認型になることを避けるための助言はしますが、こうして決めた仕様をSIerに作ってもらいます。9年前から基本リテラシを含む教育をOJTでやってきましたが、現場主導で作られたリソースマネジメントシステムが既に稼働し、現在は院内総合電子化に向けてタスクフォースを作って取り組んでいます。
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すばらしいですね (片貝孝夫)
2009-12-26 19:16:13
院長が杉浦さんを信頼して任せてくれているのですね。
使い方はユーザ自ら決める。このあたりまえのことをしっかりやり、作るのはSIerに任せる。これは安くて使いやすいものを作る秘訣ですね。
ユーザが、自分のことなのに何もしないでSIerに任せきりで、高いの、使い難いの、遅いのなどと言っても天にツバをはいているようなものですからね。
もともと仕事を知らないSIerに任せるほうがおかしいのですから。
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