カタスミ

『デッドマン』河合莞爾著

久々の読書。
横溝賞大賞受賞作、度肝をぬく結末、と言いう事で
期待して読みました。
以下、ネタバレ有。


基本的には警察視点で物語が動きます。
しかし途中に別視点が入ります。
死体のいろいろな部位を繋ぎ合わせて
蘇ったデッドマンです。
このデッドマンが警察へ一通のメールを送り
行き詰っていた捜査が進展します。

なんだかなぁ、という感じでした。
だいたい死体繋ぎ合わせて
1人の人間を作り出すとか到底無理なので
そう思いこまされた人なんだろうなぁと言うのは予想できました。
それに、捜査が行き詰って半年くらいたってるのに
被害者の共通点が祖父関係って、そんなに調べないもんなんですかね?

警察側がくせ者揃い…と言うものの
そんなにくせ者でもないし…
どっちかと言うと役立たずっぽい…
あんまりまともに活躍してないし…
なんかキャラに感情移入ができない。

文章のテンポも悪い。
物語が展開している途中に組織の説明とかが入るのが
結構気になりました。
今ここでその説明いらないだろ!みたいな…

Amazonでは高評価だったので
一般的には面白いのかなぁ…
私的にはいまいちでした。
星2つ。
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