校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

1年の締めくくりは徳島~呉

2019年12月26日 00時57分30秒 | 日記
明石海峡を渡って、久しぶりの淡路島へ。十数年前、大阪で勤務していた頃に、飼い犬をつれて頻繁に来ていた懐かしの地です。新神戸から徳島へバスで向かう途中、明石海峡大橋を望むサービスエリアで休憩した時、「花さじき」という景勝地を思い出しました。飼い犬と淡路島にくるたび、いつもそこに立ち寄っていたのです。「淡路島で関西屈指の花の名所です。北中部の丘陵地にある広大な敷地で、季節の花々が咲き誇ります。海に向かって広がる一面の花畑は圧巻です。空と海と花の大パノラマが体験できます」と案内HPにある通り、海に向かって広がるお花畑の風景は見事でした。

徳島へ行った目的は、若い子育て世代を対象にしたイベントにお招きを受けたのです。保護者の方々に「個性を活かした子育て」という演題でお話をさせていただくことになり、改めて「人の個性」という問題について考えました。きっと「個性」とは、潜在的に秘めている資質が、体験や学習によって現れて形づくられていくのでしょう。そこで影響をもたらすものの一つが、好奇心であることは疑いありません。先日こちらでご紹介した『子どもは40000回質問する』という本に「好奇心格差」という言葉があり、なるほどと納得させられました。子どもが本来的に秘めている瑞々しい好奇心を、どうすれば維持・発展させてあげられるのか。周囲の大人の働きかけが、とても重要であることを改めて思います。子ども連れOKという素敵な企画でしたので、会場にいらしたお子さまの姿に、健やかな成長の願いを込めながらお話しさせていただきました。
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