こんにちは。19期の遠藤孔仁です。
今年は梅雨入りが遅く、週末出かけるにはよいですが、水不足も心配なのでほどほどに雨が降って欲しいものです。
先日、2023年の合計特殊出生率が1.20で、過去最低となったニュースがありました。特に東京都は0.99と1を下回っており、大都市圏もそれに近い出生率となっています。このような傾向は、世界も同様で、世界の出生率は1950年の約5人から2021年は2.2人に低下しており、特に東アジアは少子化の傾向が強く、韓国では2023年の出生率が0.72と過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない状況が続いています。
少子化が進む原因として、結婚の遅れや晩婚化、経済的な問題、働き方の問題などが挙げられます。こうした状況に、政府は、新たな「少子化社会対策大綱」を閣議決定し、ライフステージに応じた総合的な少子化対策を進めると掲げています。また、2023年4月には、出産や育児に関する支援の一元化を目的に「こども家庭庁」が発足しました。
東京都では、少子化対策として、ライフステージを切れ目なく応援し、望む人が結婚から妊娠、出産、子育てしやすい社会の実現に向け様々な取組を進めています。その施策の一環である婚活支援の施策として、「東京都婚活サポート事業」が実施されています。この事業は、東京都内に在住・在勤・在学の独身者を対象に、婚活イベントや婚活セミナーなどを開催しています。また、婚活支援のための情報提供や相談窓口も設置されています。このような施策に加え、東京都は独自に「婚活マッチングアプリ」を今夏から提供を始めます。18歳以上の都民を対象にする予定で、価値観診断テストによって人工知能(AI)が相性のいい人を紹介する機能もあるようです。
ライフスタイルの多様化や経済的負担や生活への制約など、子供を産まない選択をする要因は、人それぞれの価値観がありますが、地域社会で子育てを応援する環境が作られ、子育てのし易い街づくりができたらよいなと考えております。
部下にも独身や結婚しても子供を持たない人たちが増えました。
経団連も提言された選択的夫婦別姓制度が導入されれば、手枷が一つ減るのではと期待したおります。