自分を定義するのは他人

皆さんこんにちは！稼プロ！20期生の川村匡弥です。

先日、稼プロ！の第11回講義が行われました。塾生がそれぞれ15分間のプレゼンテーションを行うというものでしたが、皆さん内容がよく練られていて、聞いていてとても楽しい時間でした。

プレゼンテーションの時間もさることながら、非常に勉強になったのは皆さんからもらったフィードバックでした。自分では気づいていなかった改善点を指摘いただいたり、できていると思った点があまり評価されていなかったりということがあり、とても参考になります。なかなか自分を客観的な立ち位置で見ることはできないので、これらのコメントは本当に貴重な財産です。

人は人とふれあうことで人間になる、ということをたまに聞きますが、皆さんから評価をいただいてまさにその通りだな、と思いました。「自分はこういう人間だ」「自分はこれができていて、これができていない」と一人で思っていても、それはあくまでも主観。自分という人間は、「自分から見た自分」で存在しているのではなく、「他人から見た自分」として社会に存在しているということを気づかせてくれました。

だからこそ、自分をどう見せていくかという「印象のマネジメント」が重要になるし、「こう見られたい、思われたい」という姿があるのであればそれを表現していく努力をしなければいけません。そして、自分が思っていなかったことでも、他人から指摘されたのであれば、それは「客観的事実」として受け入れる必要があると思っています。

さて、私はよく「非常に落ち着いており、堂々としている」と評されることが多くあります。一方で「クールすぎて、興味を持ってくれているのかわからないし、距離を感じる」と言われることもあります。前半の評価はとてもありがたいですが、後半は改善しなきゃいけない点です。

私の理想は「明るくて笑顔が素敵で親しみやすい、でも実は内にしっかりした芯や哲学を持っていて、頼りになりそう」と思われることです。クールさが前面に出ている今からするとちょっと距離があるかもしれませんが、喜怒哀楽の感情をもっと表面に出していくことで、その理想に近づけるかもなー、と思っています。うまくやる、カッコよくやるということを意識するのではなく、心のままに一生懸命やってみる、というのが大事かもしれませんね。