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中小企業診断士の資格をどのように生かしますか? ~塾長としての「稼プロ!」への思い~

2019-04-07 08:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。

今日は、読者の皆さん、特に中小企業診断士の資格を取得した、どうやってこれからこの資格を生かしていこうかと思っている皆さん、そのプロセスで稼プロ!に関心を持ってくださった方々へのメッセージを以下に綴ります。

稼プロ!は今月3回のオリエンテーション(説明会)を開催します。直近は、明日、4月8日です。本来なら、稼プロ!の塾長として、参加くださる皆様と直接、顔を会わせてお伝えしたかったのですが、明日だけは、仕事の関係で、スケジュールの調整ができず、海外出張となってしまいました。

1.私と稼プロ!との出会い

 私と稼プロ!との出会いは、まだ、中小企業診断士を目指して勉強しているときに遡ります。ある予備校に通っていたときのことです。あとから分かったのですが、初代塾長の宮本邦夫先生のゼミに在籍していたのです。

○  毎週日曜日の通学。宮本先生は「昼は、お弁当を持参してここで食べるので、何かあれば、何でも質問してください」とおっしゃっていました。ゼミ生1人ひとりに寄り添う姿勢、それは、私がいま、稼プロ!で塾生1人ひとりに寄り添う姿勢の原点となっています。

○  科目ごとに分担を決めて、A3の用紙に、全体概要を図式化して、体系的に学ぶという指導を受けました。時系列に、かつ項目間の関連性を体系的に整理するという手法は、今、振り返ると、コンサルタントとしての基礎となっています。

○  宮本先生との出会いから2年後、中小企業診断士となり、協会の新人歓迎会に参加。その時、宮本先生と再会し、同時に、これから始まる「稼げる!プロコン育成塾(略称:稼プロ!)への入塾のお誘いを受け、宮本先生のもとで、今度はコンサルタントとしての基礎を学ぼうと思い、即、入塾を決めました。

……上述した、相手と寄り添う姿勢、本質を押さえて、物事を関連づけて体系的に整理するスキルは、今、私が塾長として、大切にしているのは言うまでもありません。 

2.暖簾の承継

 2001年に始まった稼プロ!で私は1期生として学び、卒塾と同時に、2期生以降の事務局として運営に関わりました。その傍ら、サブ講師として「書く」スキルを担当させていただき、2期生以降、塾生の小論文(30文字×40行、A4サイズ2枚のボリューム)の添削という機会もいただきました。

 事務局は、2年間で後輩にバトンタッチしましたが、その後は、講師としてずっと稼プロ!との関係を持ち続けていました。

 10年目、突然、宮本先生が10年一区切りとて、稼プロ!の暖簾をおろすとおっしゃったのです。最初は「はい、わかりました」と受け止めていましたが、だんだんと「これでいいのだろうか」という気持ちが生まれました。「10年間に、多くのことを学び、コンサルタントとして成長してきた自分自身、それは、宮本先生をはじめとする諸先輩方から指導を賜ったからではないだろうか。自分がいただいたものを、今度は、後輩の診断士に残していきたい」という気持ちが強くなっていったのです。それで、宮本先生に、「是非、稼プロ!を継がせてください」と申し出、お許しをいただきました

……稼プロ!は、11年目から、「新・稼げる!プロコン育成塾」として、同じ志を持つ卒塾生の人達と一緒に新たなスタートを切りました。 

3.稼プロ!の伝統を大切にしたいという思い

 11期生から、2代目塾長となりましたが、初代塾長から教わった以下のことは、当塾の伝統として、今でも伝え続けています。

(1)コンサルタントとしての基本姿勢「人としての徳と欲」
(2)コンサルタントとしての仕事姿勢「三意を持て」
(3)コンサルタントに求められる本質を見抜く姿勢「太陽を狙え」
(4)コンサルタントとして必要な基礎スキル 

 詳細については、是非、入塾後の初日の講義でお伝えいたしますが、少しだけ、エピソードを紹介します。 

(1)塾生に寄り添う姿勢

 実は、マスターコースを始めようと発案されたのは、初代塾長ではなく、故長谷川和正先生です。長谷川先生も、宮本先生同様に塾生に寄り添ってくださる方でした。私が、「独立を決めました」と報告をすると、「鴨志田さん、独立後、最初の仕事は、僕と一緒にやろう」と声をかけてくださったのです。今でも、忘れられない私の心に響いたお言葉です。しかし、私の独立直前に50代前半という若さで急逝され、実現することができませんでした。2002年2月のことでした。

 稼プロ!では、毎期、初日の講義終了後、前期の卒塾式、当期の入塾式、そしてOB会を一緒に開催しています。そこでは、長谷川先生が大好きだった青森県の日本酒「田酒」で献杯を今も続けています。 

(2)徳と欲

 私の母校の校訓が、「徳においては純真に  義務においては堅実に」でした。稼プロ!に入塾して久しぶりに耳にした「徳」。この「徳」については初日の講義でお伝えしますが、宮本先生をはじめとする、先生の周りにいる先輩方の「ひととなり」に接し、良いご縁に恵まれたことに感謝しています。私は、昨年還暦を迎え、塾長としての仕事も、10年一区切りと思っております。周囲からまだ早いのにと言われますが、これまで良い仕事をしてこられたという充実感があります。これも、この「徳」について学んだおかげと思っております。過去の仕事を振り返り、あらためて「ひととなり」の大切さを実感しております。 

(4)「太陽を狙え」

 「太陽を狙え」を一言で表すなら、何が本質なのか、根本的原因は何かを見極めなさいということです。私は、独立して18年目を迎えています。宮本先生が考えられた「因果関係分析法」という技法があります。それを自分の仕事でも取り入れています。前述したように、受験生の時から、体系的に学ぶことの指導を受けていますが、このスキルを習得すると、企画提案においても、講義においても、説得力を高めることができると実感しています。 

(5)コンサルタントの基礎スキル

 当塾は、「診る、書く、話す」のフレーズを特徴としています。近年では、他のマスターコースも、このフレーズを使うようになっています。
 コンサルタントとして成功する秘訣は、専門性の高いスキルやテクニックを身に付けることと思われる方も多いようです。それも一つの考え方かもしれませんが、私は、それだけでは、限界もあるのではないかと考えます。一番大切なことは、前述した「ひととなり」と「基礎スキル」です。基礎の無い人は、現場で応用力が発揮できません。私が基礎にこだわる理由は、お客様に寄り添うためには、お客様の状況を踏まえて向き合う応用力が求められるからです。

 4.新たなチャレンジ

 上述した伝統を引き継ぎながらも、新しいこともどんどん取り入れています。

(1)診断士としてのキャリアビジョンの設定

 診断士の資格をどのように生かしたいのか? 当塾では、診断士の資格を取得した直後の方に、自己分析を通じて、この問いと向き合っていただいています。初日の講義はここから始まります。中には、診断士を取得してから年数が経過している方もいらっしゃいます。独立や副業を意識された方ですが、その方々にとっても、「なりたい自分」をあらためて整理するきっかけとなっています。これは、私自身、キャリアコンサルタントの視覚を取得した経験がベースとなっています。

(2)ロールモデルに学ぶ

 「なりたい自分」を考えるのは、決して容易でありません。しかし、当塾の強みは、活躍している卒塾生です。その方々に、独立に向けてどのようなゴールを設定したのか、その達成に向けてどのような準備をしたのかなど、体験談を紹介してもらうコマも新設しました。17期生からは、独立プロコンだけでなく、企業に勤務しながらどうやって2足の草鞋を履いているのかについても、枠を設けています。

 (3)基本3スキル+「聴く」

 従来、コンサルタントに必要な「診る」「書く」「話す」という3つの柱をたてていましたが、そこに、「聴く」スキルを17期生から追加しました。執筆する際にも、インタビューをすることがあります。診断をする際にも、お客様の現状をヒアリングします。研修講師という仕事は、私は、知識を伝えるのではなく、受講生の気づきを引き出すものだと思っています。だから、受講生の声を「聴く」ことも大切な指導要素となります。

 (4)「声」の指導は稼プロ!オリジナル

 私は、独立直後、マイクを使っても聞こえないと言われていました。自分はもともと声量がないと思っていましたが、ボイストレーナーの先生にお会いする機会があり、それは誤解であり、姿勢、腹式呼吸、口の開け方がまったくできていなかっただけだとわかりました。2005年から、ボイストレーニングを続け、声の課題を解決することができました。「声」には人を動かすパワーがあります。コンサルタントの仕事は、向き合っている相手の行動を喚起することともいえます。また「声は人格を表す」とも言われます。そういう意味で、当塾では、「話す」では、単なるプレゼンテーションスキルにとどまらず、発声にも踏み込んでいます。

 (5)塾生に寄り添う ~振り返りシートの活用

 塾の運営でもPDCAサイクルが必要。真摯に塾生の声に耳を傾け、カリキュラムを見直していくことは、マスターコースを運営する基本姿勢であるとの想いから、今では、毎回の講義後、塾生に任意で「振り返りシート」を提出していただき、私をはじめとする運営メンバーでコメントを塾生にフィードバックするようになりました。そこに書かれた塾生の声を基に、翌期のカリキュラムや運営方法を見直していっています。

 

☆・☆・☆
是非、19期生として、一緒に学びませんか?

4月8日の合同説明会ではご挨拶できませんが、4月13日の診断士協会のスプリングフォーラムでは、稼プロ!のブースにおります。是非、お立ちよりくださいませ。
4月18日、24日にも、合同説明会を予定しております。詳細は以下を参照願います。
http://kasepuro.com/LP/gouori/

 

長文にも関わらず、最後まで、お読みくださり有難うございました。
合わせて、私が発信した以下も、お時間のあるときにお読みいただければ幸いに存じます。

原点は稼プロ!(2019.2.28)https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20190228
“伝える”スキルをアップするための方法(2019.1.22) https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20190122
稼プロ!が大切にする「三意」(2019.1.1)https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20190101

 

ロシア便り……
左から、①トヴェリでのセミナー、②トヴェリのボルガ川沿岸、③サンクトペテルブルグでのセミナー、④エルミタージュ美術館

   

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2 コメント

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Unknown (木村祐介)
2019-04-09 02:17:56
インプットだけでなくアウトプットすることで色々と気づくことがあります。そういった機会がたくさん得らえるのがよいと思います。
Unknown (鴨志田)
2019-04-09 16:03:41
木村さん、いつもコメントを有難うございます。アウトプットすると、新しい学びへのインセンティブが高まりますね。

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