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さなぶりに二宮尊徳翁を思う

2021-05-14 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは。20期生の安納です。
今年の田植えが終わりました。例年は甥たちも交え、用水路でカエルを捕まえ泥田に足を踏み入れるなど、騒がしい日々を過ごすところが、昨年、今年ともにコロナ禍で叶わず、残念です。

さて、表題の「さなぶり」という言葉、ご存じない方も多いかもしれません。私どもの地域では、田植えが終わった後のお祝いや宴会を指しており、幼少の頃は、前後不覚になるまで泥酔した父親が夜半過ぎに帰ってくる日、のことでした。苦労して種籾から発芽させた稲を、田んぼに無事インストールすることができたのです。喜びもひとしお、泥酔も仕方ありません。

この時期の田んぼは、水がMAXに張られていて水棲昆虫も多く、つばめが巣材探しに飛び交い、たまに魚が闖入して暴れるなど、実ににぎやかです。水田の真骨頂、まさに日本の原風景の一つであります。2カ月前はあんなに枯れていたのに、まるで息を吹き返したようですね。

豊かな水がめとなった風景をみると、田んぼを田んぼ足らしめるている要素のうち大切なものは、まず水であり、水を運んでくれる灌漑設備であることに気づきます。灌漑が進まなかった時代、土地の高低や水源の位置は作柄の濃淡に大きく影響を与え、田んぼの面積は限られていました。灌漑技術があってこそ、現在の豊かな田園風景があるといえます。

栃木県内の灌漑の歴史には、「二宮町」の旧町名(現真岡市)に名を遺す偉人の名が刻まれています。二宮尊徳翁です。二宮町をはじめ、茂木、塩谷、宇都宮(宝木用水)、そして終焉の地となった今市(現日光市)、県下の様々な場所に足跡をみることができます。灌漑工事の困難に、理念を貫き導いた人となりを思うと、流れる水も違って見えます。

卑近な話で二宮尊徳といえば、私が小学生だったころは専ら、薪を背負って本を読む像に、勤勉の喩えとして名を馳せていました。それが近年、真夜中に校庭を走り回るとか、○時になると目が光るとか、何やら怪しげなエピソードがあるとかないとか。これは、翁でなくとも像であればいい話ですよね。

ただ、時代を超えて小学生に身近であり続ける偉人は、そう多くは無いような気もします。いつまでも愛される金次郎さんであってほしい、そしていつかきちんと業績を学ぶ日が来てほしい、そう思います。

『報徳記』『二宮翁夜話』といった書籍も残り、これらを紐解くと、ときには反対や中傷にあい、身を隠して成田山に参籠していた、という人間味のあるエピソードもあるようです。翁の語ったという「積小為大」を座右の銘とする経営者も多いと聞きます。いわば、コンサルタント、特に農業分野の大先輩と理解して、翁の歴史と向き合い、「仕法」を知って学びを得てまいりたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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2 コメント

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Unknown (大井 秀人)
2021-05-14 16:19:12
明治期は治水がどこでも大きな問題だったようですね。私の実家のある旧温泉郡余土村(現在の松山市の一部)は、当時の盲目の村長(森盲天外翁といいます)が篤志家で、明治期に区画整理と堤防・灌漑の整備を進めたというので、地元では知られていました。
その痕跡が校区内にのこっていて、小学校の社会の授業でフィールドワークをしたことを思い出しました。地域では珍しく道路が碁盤の目になっていたりします。全国区の二宮尊徳にはかないませんが、そういう業績を身近に感じることは、「仕法」や社会貢献を学ぶ良い機会だったと思います。
Unknown (鴨志田)
2021-05-14 17:54:28
出張移動時に、車窓にひろがる水が張られた田んぼの風景を見ることが大好きです。今日は、ご縁のある新潟から、小学生と一緒に田んぼに入って田植えをしてきたというメールが届いたばかりでした。
また、二宮尊徳報徳の教えを理念とする企業様の研修の仕事をしたことがあります。事前にいただいたお客様の資料を読み、それを意識して講義をしたことを思い出します。最近、どこで二宮金次郎さんの像を見たのか、ちょっと思い出せませんが、こんなところにもあると、身近に感じたことがありました。

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