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■マニュアル対応

2015-03-07 12:44:30 | 14期生のブログリレー

みなさま、こんにちは。
14期生の高橋裕司です。

今日は体験談から。


私は普段のランチで会社近くのコンビニをよく利用するのですが、そこは他のコンビニ同様、外国人のアルバイト中心に店舗運営されています。

もう半年以上前のことなんですが、ある時、新人さんが私のレジ担当になりました。
私がそばとおにぎりをカウンターに差し出すと、その新人さんはおぼつかない手つきでバーコード機をかざしながら、「フォークにしますか?お箸にしますか?」と聞いてきました。
私は、「日本人がそばとフォークの組み合わせはないよなあ」などと思いながら、「お箸でお願いします。支払いはEdyで。」と答えました。
その店員さんが袋詰めを終えて、私がレジにスマホをかざすと「ほわわあん」とエラー発生です。
「IDですよね?」と聞かれたので、「IDじゃなく、『Edyで』お願いします」と答え、無事「しゃりーん」と会計を済ませることができました。

その時は「まあ、新人さんだし、外国人の方だし、最初はわからないよな」と思いながら店を後にしました。


しかし、その後も何度か同じ店員さんがレジ担当する場面に出くわしてるんですが、そのたびに「フォークにしますか?お箸にしますか?」と聞いてくるのです。そしてそのたびに私は「お箸でお願いします」と答えます。たまに「ほわわあん」とかいわせながら(笑

1か月経って、2か月経って、6か月経って、その店員さんはあいかわらず「フォークにしますか?お箸にしますか?」に、たまに「ほわわあん」です。
毎回、ちょっとしたショートコントが繰り広げられています(笑

つまり、この店員さんはお客さんのこと全然覚えてないんですね。
ちなみに毎日ではないにしろ、その店にはよく行くのでその他の店員さんにはある程度覚えてもらっている感覚があります。

たかがレジ打ち、されどレジ打ち。
個人的にはコンビニ利用時はスピード重視なので、コンビニチェーンの接客に多くのものは求めていませんが、それにしても、という感じです。
「マニュアル化の弊害」というか、その店員さんにとっては大きなお世話かもしれませんが、そもそもの個人の問題として、せっかく日本で働いてるんだからもう少し日本の食文化とか、サービスとか、国民性みたいなものを学んでみてもいいんじゃないかと思います。


片や、最寄駅の1日150円の駐輪場で働くシルバー人材センターの方は、私がどこに停めたか探していると、「旦那の自転車、ここに停めてあるよ」と私の顔と自転車を覚えてくれてるんですよね。
「営業されてたんですか?」「いやいや、俺は技術屋あがりだよ。」なんて会話しながら、ちょっとしたプチサプライズです。


それぞれにおいてバックグラウンドや目的の違い、そのほかいろいろあるとは思いますが、何かと考えさせられる出来事でした。


※私事ながら、今日は42回目の記念日です。
これもある意味「引きの強さ」ということで(笑

 

コメント (3)
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