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関西人には謎のドリンク(だった)、ホッピー

2013-12-04 23:13:43 | 13期生のブログリレー

皆さん、こんばんは。三好康司です。

ブログリレーも8週目になりますと、そろそろネタが尽きてきました。

 

会社の帰りに、なんかネタがないかとキョロキョロしながら町を歩いていると、

『ホッピーあります』の看板が!

 

そう言えば、5年前に東京に出てきた時に「ホッピーって何やねん?」と戸惑ったことを思い出しました。そもそも、私は生まれてから、東京に出てきた46才までホッピーを飲んだ事がありません。(生まれてすぐ飲んでたらおかしいですが・・・) 関西ではまず見かけませんでした。

 

ホッピーとはそもそもなんぞや、と調べてみると結構な老舗企業なんですね。

 

企業の概況)

 ホッピービバレッジの歴史は、1905年に六本木付近の歩兵連隊向け御用商人として「石渡五郎吉商店」が設立され、餅菓子を納入したことに始まる。1908年には、軍隊の要請によりラムネの製造を開始、1948年には、コクカ株式会社に社名を変更の上、赤坂でホッピーの製造・販売を開始した。戦後はビールが高嶺の花だったこともあり、焼酎をホッピーで割る飲み方が大流行、最初のホッピーブームが訪れる。 1970年には事業規模拡大のため調布市に工場を移転し、1980年には1日に20万本を売り上げるなど同社の絶頂期となった。

 しかし、1980年代に他社がサワーを発売、焼酎の割り材の需要が柑橘系の炭酸飲料に移行したため、ホッピーは苦難の時代を迎えることとなる。同社は、その時期に設備を更新するとともに、熟練した技術者を招いて醸造の技術革新に取り組んだ。この時の経営判断によりホッピーの品質が向上し、消費者の支持を再び得るようになった結果、2005年には日経流通新聞の「上半期ヒット商品番付」で「前頭」に選ばれている。

 2010年には、創業者の孫娘である石渡美奈氏が社長に就任、インターネットブログ(ブログ名:ホッピーミーナ)やマスコミを積極的に活用したプロモーションにより、低迷期に8億円にまで落ちた売上が現在は40億円にV字回復を果たしている。

 

あっ、つい有価証券報告書の解説文執筆のクセが・・・・

 

同社の会長は、「我々中小企業は、中小らしいことをやらなければ生き抜いていけません。そのためには楽しんで仕事をするのがいちばんです。まず自分が楽しくなければお客様にも楽しさをアピールすることができません。」とホームページで語っています。

 

ホッピーの歴史を調べているうちに、その様な「頑張る」中小企業経営者の方々をサポートできる様、コンサルタントとしてのスキル・人間力を磨いていきたいと改めて思いました。

 

コメント (3)
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