こんにちは。24期の中川です。
5月末、私は東京・お台場で開催された『StarIsland 2025』を観に行ってきました。StarIslandとは、音楽、花火、そして最新のドローンテクノロジーが融合した未来型エンターテインメント。花火大会と聞くと夏の風物詩を思い浮かべがちですが、このイベントは“未来の祝祭”を体現するかのような革新的な体験でした。
実はこのイベント、私にとっては「リベンジ鑑賞」でもありました。昨年2024年にも同イベントのチケットを予約していたのですが、あいにくの荒天により中止に。1年間待ち続けた末の今回、ようやくその幻想的な世界を目の当たりにできたのです。しかも今年も天候には恵まれず、まさかの雨。しかし、今回は中止ではありませんでした。傘を差し、ポンチョを羽織って、少し肌寒い風に震えながら、それでも私はこの異次元のステージを楽しみました。
会場には、音楽と連動して舞い上がるドローンが夜空をキャンバスにし、そこに精緻に打ち上がる花火がシンクロします。色彩、動き、リズムがまるで一つのオーケストラのように調和しており、技術と芸術の境界を超えた“感動”がそこにはありました。
印象的だったのは、花火が静寂を切り裂くように炸裂する瞬間に、ドローンがまるで生き物のようにうねりながら形を変えていくさま。その精密な動きの裏には、数百、数千の制御アルゴリズムや通信技術、空間認識AIなどが駆使されているのでしょう。一方で、雨の中にもかかわらず、会場を埋め尽くす観客が誰一人文句を言わず、むしろその幻想的な光景に目を奪われている姿にも心を打たれました。
弱くない雨に打たれながら、待つ価値のある体験は、容易には手に入らない、というビジネスにも通ずる教訓を噛みしめていました。昨年中止になったとき、正直なところ、次回もまた天候に左右されるイベントにお金と時間をかけることに躊躇もありました。しかし、それでも再挑戦し、今回は結果として“感動の投資回収”ができたわけです。経営においても人生においても、すぐに成果が出ないからといって撤退するのではなく、「長期視点でリスクを取ることの意義」を、私はこの体験から再確認しました。
StarIslandのようなイベントが象徴するのは、“技術の感動転換”です。ドローンやAI、IoTといった技術は、単に効率化やコスト削減の手段ではなく、人々の心を動かす体験価値に昇華し得るということです。特に中小企業においては、テクノロジー=無機質なもの、と捉えがちですが、むしろテクノロジーを用いた共感の創出こそがこれからの差別化のカギになるのではないでしょうか。
最後に、イベントが終わったあと、ふと空を見上げると、雨は少しずつ上がり始めていました。まるでStarIslandが空を晴らしてくれたかのように。
稼プロもまた一年が始まります。失敗や中断があっても、もう一度挑むことの尊さを胸に、来年のStar island2026こそは晴れてほしいと強く感じた夜でした。
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