通勤アスリート

レースと通勤の記録。通勤は舗装、山道をRUN&サイクル。たまにヒルクラも。MTB:Neo-Cot、Road:KEBEL。

2014青梅高水山トレイルラン30k

2014-04-07 19:54:23 | 結果全集
8時前に青梅駅到着。
今回、大雪の影響で会場が急きょ変更になって、鉄道公園のすぐ近くが会場になった。
桜が満開な階段を上った先が会場。。。ちと狭かったです。


ブースは佐藤スポーツとメーカーのが1店舗、クリフバーのお店もあって試食できましたね。
裸足とかワラーチで走るようになって、正直履物に関しては興味がなくなった。。。
グッズもウェアもある程度そろっているので、サァーとみる程度。
UTMFとかUTMBを想定した軽量コップぐらいかな?気になったのは。

今回もこれまで知り合った様々なラン友さんに会えてよかったよかった。
ライバルのマロンさんと陣取り着替えなど。
補給はこれだけ、あとはエイドで水やオレンジをいただく予定。


唯一気になったのはこれまた大雪の影響で折り返し地点での水の補給ができないとのこと。。ま、下ればあるとのことなので何とかなるだろうと考えた。

スタート1時間前にマロンさんとアップへ。近くのロードを走ったり、野球場のトイレに立ち寄る。
日が出て暑くもなって半袖のまま行くことにした(アームカバーなし)
正直なところ、脚の具合が良くなくて(左足小指打撲のままで踏ん張りきかない、同親指と人差し指の間の鼻緒ズレはやっと皮が再生した状態、、さらに右ひざ裏のスジが固いまま)DNSとかファンランモードを考えていたけれど、マロンさんが気合を入れてくれ!!!とのことで、真っ向勝負となった。

一応保険で昨年履いたVFF-スピルドンも持ってきたが、自作MTBワラーチ(パナのランページ)で行くことに。

スタート30分前にマロンさんと並び始め、前から3列目ぐらい?
静かに闘志を燃やしていると、、僕の足元がやはり気になるようでして、まわりからいろいろ聞かれました。

 それで走るの?痛くないの?間に何か入らないの??

10時スタート。
スタート地点は狭いので最初ゆっくりな感じで徐々にペースアップ。
しばらくはキロ4分台。
あまり飛ばしたくないけれど、ワラーチの軽さ、下りでの脚のしなやかな回転でどうしてもスピードを上げてしまう。
トレイルが始まるこの約3kの区間は適度にアップダウンもあって抜きつ抜かれつ。
マロンさんと絡み合うかと思って得意の上りで先行させてもらった。

画像提供はAraiさん。

トレイルに入ると、どうしても下りは慎重に行かないと危険。
潔く道を譲ることもしばし。
元気なおっさんがいるところで23番目!と教えてくれた。。。

 ちと早すぎるなぁ。。

ってことでペースダウン。
女子トップにも抜かれて榎峠へ。
約7.8km、51分で通過。
すでにMTBワラーチの奇妙さに沿道の声援や同走者から驚愕のコメント多々あり。
 
 え、ワラーチ?ゴム草履?すげー脚してるなぁ、、etc

そして榎峠から4段返しの激上りが始まる。
この区間はイイ感じでこなして行かないと折り返し以降の下りで脚が使えなくなってしまう。
私設エイドでおいしく冷えた水を2杯頂き、心を落ち着かせてから上り始める。
今回のテーマは、リスペクトしながら走ること。
速さではなく、トレイルと一体になれるような”いち獣”として
音楽を奏でるようにリズムを刻んでトレイルの語りかけに応える。

林道に出るとすっかり雪はなくなっていたけれど、途中雨が急に降ってきたり霙?も。
寒くなってきたけれど、走っているおかげでこなせる感じ、オーバーヒートしないからかえってよかったかもしれない。
何度か後ろを振り向いたが、マロンさんはまったく見えなかった。

沿道の声援に応え、係りの人々に先手のあいさつでぐいぐい上ってゆく。
やがて折り返し地点(10.3km、1時間17分)。

 3UPガンバ!

カメラマン(たしかランナーズの)の方が声掛けしてくれたので、ちょっと飛んでみたりも。以降、撮影ポイントでは常に飛んでみた。

さてここからがメインディッシュの下り。
林道に出る階段まではかなりテクニカルで路面は小石が多くて滑りやすい。
正直、ベアフット系は不利。いわゆる靴のグリップに頼りたい区間。
2012年は初めてVFF-トレックスポーツで出たが苦戦した。
2013年はスピルドンにしたけれど、やっぱり難しいと感じていた。
どうにもこの区間で抜かれる、、仕方ないといえば仕方ないのだけれど。。

でも今年は割とイメージどおりに下れた。
VFFと違って自作ワラーチはとにかく路面に追従するしなやかさがある。
NIKEフリーみたいに靴のソールが丸々感じではなくて、その逆。
路面を足裏全体で掴む感じ。
スピードはそんなに出ないけれど、ぜんぜん滑らない。
真後ろに付いていた普通のシューズランナーは何度か驚愕の声を上げていたっけ。

 すげー、まじかよ、えぇえぇ・・・。

あまり褒めないで、、緊張するじゃん
一人後ろで滑って、ちょっとわきに逃げたら別の走者に抜かれてしまった。。。
階段降り切ったところで水を2杯頂く。
ここでも自作ワラーチに興味深深みたいでちょっとお話を。。。

 こんな人見たことない。。。

ってことは自作MTBワラーチ部門的には1位かな?!

水ももらったし元気にこの区間は全部走ってトレイルへ突入した。
この下りは性格ちがって、小枝や杉の葉っぱ、最後は沢系で色とりどり。
しかも狭いし急。
ばぴゅーん!と行きたかったけれど、ここで足とワラーチの間に小枝が挟まって一度道を譲った。
舗装区間に出るころには2、3名にも抜かれたが、リスペクトな精神で速さを求めずマイペース。
民家の前のエイドでオレンジ2個、梅干し1個、水2杯を頂き、持参のアミノ酸粉末(テスト品)を頂く。
スタート前にも1袋のんでいたが、これのおかげで調子がいいかも?
脚的には万全ではなかったけれど、研ぎ澄まされた感じはあった。

で、このエイドでも2人ぐらいには抜かれたかな?
まぁ、いい。榎峠まで戻ればあとは同じ道、なんとかなる。
約14.3km、1時間46分で通過。
残念ながら関門リタイアのラン友のRieさんにここで会えて元気をもらうが、、うむ、2時間半は厳しいかな?

なんとか奮い立たせて上っていく。
今回、わりと関門で引っかかった人は少なかったかな?まだこちらに向かってくる走者はほとんどいなかったと思う。

徐々に脚はピキピキしてきて上りでは無理しないで歩くことも(早歩き)
当然ながら抜かれる、、、でも気にしない。
時には会話も楽しむ。
上り始めた最初に、

 裸足ですか?

と聞かれたり。新撰組のコスプレの人とは何度か抜いたり抜かれたり。。
新撰組なら草鞋履いてほしかったなぁ。。。

元気なおっさんのところまで戻ると30番台と教えてくれた。
正直なところ、MTBワラーチで50番以内ならOKと考えていたので、まぁ良し。

15kの走者と合流したところでラン友のTamaちゃんとばったり。
いやはや偶然とはいえ怖いタイミング。。しっかり元気をもらって先へ先へ足の回転に任せて。

残り3k切ってトレイル区間終わると厳しい砂利の路面に。
正直、ペラペラのワラーチにはキツイ。
もう脚も硬くなってきてるし、心臓も痛くなってきた。
あまりスピード出せないし、乱暴な走りになってしまう。
でも抜くときは紳士的に声掛けして。
ワラーチに気が付いてくれた走者には後姿みせながらVサインとかしたりも。

下りでぐわぁぁぁーっと加速したら、どうやら左踵を打ち付けてしまったようで、残りの1kぐらいは息も絶え絶えって感じ。
とりあえずジャンピングゴールできる余力をのこしてゴールに飛び込みました。





画像提供は再びAraiさん、39です。

ゴールしてやっぱりというか周りはそわそわ。。

 え、あれで走ったの?すごくねぇー?

会場に戻っても視線が厳しかったですね。。




体が冷えて来そうなので、オレンジ何個か頂いたらすぐに着替えた。
戻ってくる走者を待ちながらストレッチ。
ふくらはぎ攣りそうだったけれど、筋肉痛とかなし。
心配した左足の鼻緒部分は治った傷がちょっと割れて広がってしまっていたけれど、打ち付けた踵の方が痛かった。

やがてみなさん戻ってきて閉会式も見学。
再び雨、霰??降ってきたので退散することに。
まだ時間早いので河辺駅前の温泉施設へ移動。
男子が激混みでしばし待たされたが、そんなに待ちなしの女子たちを待たせることなく入浴できました。
ほぉ~、露天風呂が気持ちよかったなぁ。

で、打ち上げは立川へ。
M瀬さんが餃子縛りで行きたかったみたいだけど、電話したお店は混んでいて、、結局先週も来た磯坊主へ。
7人でワイワイ。日本酒が進み、イカワタのルイベも味わえた。

19時前には終了して駅ナカで家族へのお土産も買うことができ、乗り過ごすことなく無事に帰宅。

じつに充実の1日でした。
<公式記録>
 2:42:18 総合39位、男子では37位。

以下runkeeperのデータ、
距離 21.99km、時間 2:42:29、平均ペース 7:23、
消費カロリー 1499kcal、獲得標高 1382m、平均心拍 178bpm


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