軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 3月 3日(木) 幸せ者 224

2011-03-03 23:31:48 | 日記
 
 アイスホッケー部の保護者会主催の卒業を祝う会に出席して、先程自宅に帰ったところです。
 来賓も呼び、生徒・保護者は全員出席という驚くべき会ですが、県外の生徒もいるので、卒業式の前日でないと設定ができないのです。
 他の子どもも自分の子どものように世話をする保護者のみなさん。
 卒業生だけでなく、1・2年生も、すべての生徒に出番がありました。
 桜井監督、鈴木コーチの出番も多くありました。
 様々な演出があって楽しい会でしたが、同時に、いろいろな場面で、3年間、生徒・保護者・指導者が一体になって一つのことに打ち込むことの重みも感じながらその場にいました。

 帰りの運転をしながら、借宿・信濃追分(軽井沢の西部地区)のあたりの温度計を見ると、なんと-8℃。
 今日も冷え込みましたが、明日もかなり冷え込みそうな気配です。
 
 今日は3月3日。

 桃の節句、ひな祭り、そして耳の日(←「3・3」が「み・み」と読めるから)。
 
 そのような日に、軽高では生徒会誌『噴煙』が発行されました。
 生徒会活動の一年間をまとめた冊子です。
 全体に目を通しましたが、内容が充実していて非常によくできています。
 今年1年、生徒会は本当によくがんばったなあとあらためて思いました。

 三年生を送る会が行われました。
 この日のために、生徒会本部が生徒会顧問の指導の下、何日も前から準備をしてきました。
 アイスホッケー部のパフォーマンスに続いて、自主制作の卒業ビデオが出色の出来映え、そして贈る言葉、お礼の言葉、椅子の下に「当たり」のあるクラス代表がインタビューを受けた後くす玉割り。
 笑いあり、しんみりあり。
 いい会でした。
 FM軽井沢の清水さんが取材に来てくれていました。
 明日の夕方の放送だそうです。

 その後、会場を作り替えて卒業式の予行を行いました。
 
 卒業式の予行を終え、礼法指導だとか、卒業式の打ち合わせだとか、会場の最終チェックだとか、明日の卒業式本番に向けて様々な準備が行われました。

 (実はこの間にも今日中にやらないといけない後期選抜の仕事があり、平行して進められています。例えば、各校のトップページには志願変更受付終了時の志願状況が、長野県のトップページの「プレスリリース」には公立高校全体の志願状況が掲載されています)

 上の写真は、顧問の小森先生指導のもと、華道部の生徒たちが活けてくれた来賓受付の花です。
 華道部の生徒たちは、卒業式の壇上の大きな花も、下の写真のように校長室(来賓控室)の花も、来賓や担任や私たちが胸に飾る花も、午後の時間をずーっと使って夜までかけて、全部準備してくれました。


 明日トップページに写真が載るでしょうからブログには載せませんでしたが、華道部以外にも、3年生の教室も、生徒昇降口も、体育館の入り口も、あらゆる所に、いろいろな生徒や先生が気持ちを込めた装飾が施されています。
 夕方まで何人もの先生が自主的に学校の内外を回り、準備に不備がないか確認してくれていました。

 行事を行うたびにいつも思うことですが、本当に生徒も職員も感動するほどよくやってくれます。
 何よりすばらしいと思うのが、気持ちを込めてやっていることです。

 軽高の生徒たちは幸せ者です。
 卒業する生徒たちも幸せ者です。
 軽高に勤務する教職員も幸せ者です。

 そう言う校長が誰より幸せ者です。

 いよいよ明日は卒業式。
 本年度のメインイベントです。

(このブログで初めて記事の途中に写真を入れたのに気付いていただけたでしょうか。4月に書き始めた頃のたどたどしさからすると「隔世の感」があります。自画自賛)

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