今日は朝から雨でした。
一時は激しく降りましたが、昼前にはすっかり上がり晴れ間が覗いたので安心していたら、また午後から結構な勢いで降り出しました。
この時期に雪ではなく雨といい、変わりやすい天気といい、今日は特に変な気象です。
同じ「長野県の教員」という職業であっても、その年々、勤務場所や、やっている仕事の違いなどによって日々の生活パターンが違ってくるものですが、今年は自宅から通っていること、そしてブログを書いていることもあって、朝5時過ぎ位に起き出して、まず前日に書いたものを読み直すことが一日の始まりになっています。
前日夜遅くに睡魔とギリギリの格闘をしながら書くこともありますし、宴席の後になけなしの全神経を集中して書くことも結構ありますので、「てにをは」はもちろん内容的にも、翌朝読み直しておかないと不安だということがまずあります。
そうでない「普通」の時でも、何度も繰り返して自分の文章を読み直すことで、「推敲」という言葉が示すような大仰な行為には及ぶべくもありませんが、少しでも「そうそう、こういう言い方がしっくりくるんだよなあ」というようなものを自分なりに探し出し、どなたが読むかわからないこの「ブログ」という恐ろしい代物の中で、より正確に自分の意図を伝えたいと思って、毎朝そんなことをしているわけです。
朝ブログをチェックした後、ここ数か月は、犬の散歩に出かけています。
5時台に家を出ることが多いのですが、最近ではその時間では外は真っ暗、中天に明るい月が浮かんでいるか、月が欠けているときには空一面に星が輝いています。
家に戻る6時過ぎに、ようやく東の空がうっすらと明るくなる程度です。
ブログのチェックに時間がかかるなどして、少し遅れて散歩に出かけた時には、外はもうちょっと明るくなってきていて、途中で中学生や出勤のお父さん、散歩をする近所の人たちに会うことがありますが、特に中学生は「へー、高校生ならともかく、地元の中学に行くのに、こんなに早く学校に出かけるんだー」とあらためて驚いたりしています。
散歩から帰ると、ザーッと新聞に目を通します。
今朝の信濃毎日新聞の東北信版には、軽高演劇部と町民ボランティアの皆さんが、軽井沢町の社会福祉大会で発表する創作劇の最後の追い込み練習に熱を入れているという記事が載っていました。
毎年数百人が参加するという、伝統のある大きな大会ですが、その歴史の中で今年初めて、高校生が関わる企画が行われるのだそうです。
創作劇については、9月30日(木)のブログでも触れましたが、夏休み前から準備を始め、演劇部の2年生の齊藤さんと田中さんがオリジナルの脚本を書き、進路の決まった3年生も途中から参加し、ボランティアの皆さんの裏方を含めた献身的な協力を得て、ここまでたどり着いたというものです。
この大会には、毒蝮三太夫さんの講演もありますし、本校生徒会・JRC部・美術部などが中心になって進めてきた「手の写真展」の企画もあります。
今度の日曜日の13時30分から軽井沢町中央公民館です。
写真はその社会福祉大会のポスターですが、お時間と興味のある方はぜひ行ってみてください。
私も行くつもりでいます。
今日は小諸で東信高校野球連盟の総会・表彰選手の表彰などが行われ、私も参加しました。
いろいろを終えて、少し前に家に戻ってきたところですが、会で話をした役員・部長(責任教師)・監督のどなたもが例外なく明るく、前向きで、野球と子どもたちを愛していることが伝わってきて、長野県東信地区の高校野球がこういう人たちによって支えられ、運営されていることがとても嬉しく思いました。
勝ち負けも大事ですが、その前にまず、(この地区だけでなく)すべての指導者・関係者が、勝ち負けを超えた「フレー、フレー、高校野球!」「フレー、フレー、高校球児!」というような感性、子どもたちを愛し、育てるという気持ち、を持っていてくれたらいいなあとあらためて思いました。