「別大マラソン」写真集:
http://ultramaranic.sakura.ne.jp/xa16betudai.html
1%の望みはあったのですが、やっぱりここ1年間3.5を出していないという現実は、くつがえせませんでした・・・・35kmの関門を突破できず。
しかし悔いはありません。持ってる力は全部出しました・・・ということで、今年で別大はもう卒業です・・・別大には61歳で入学し2年間優秀賞をいただき、今年4年目で卒業となりました。卒業証書はバスでいただいた「タオル」でした。
・・・以上が翌日までの気持ち・・・2日経って気持ちに変化が・・・・
ブログ・HPを書いていたら、あの受付の雰囲気、スタート地点の雰囲気が忘れられません。もう一回あそこに行きたいと思うようになってきました。私だけではなく、1回参加された方ならみなそう思うのでは・・・・ということで、また参加資格をとれるようにがんばってみましょう。
★別大はやはり他のレースとは格が違います。
①受付がデカい。それに14時から17時の3時間だけ。だから参加者の多くの人と会える、楽しい。
②スタートで番号順に並ばせる「4211番は4210の横です」「4230番はこの辺です」とか言っていた。
③プレスタートで整列して、生演奏を聴きながら4車線の道路を並んでスタート地点まで歩いて行く。なんか、舞台に上がるような感じ。他の大会ではない。
④白バイが多い
⑤別大道路を片方すべて閉鎖する
★レースの模様を・・・・
●スタート前: 私の周りには3時間29分で申請している人ばかり。「私は3時間29分55秒でした」「私は54秒です」「私は56秒です」・・とみなさん大笑い。スタート前はカテゴリー③の最後尾は楽しい雰囲気でした。
●スタート: 「スタート前30秒」というアナウンスは聞こえたが、スタートの号砲は聞こえなかった。みんな「えっ、スタートになったと」と半信半疑・・・号砲をデカくすべし!
●ロスタイム: スタート位置が後ろなので、スタートのロスタイムが45秒ぐらいだろうと思っていた。ところが、なんと!1分30秒もかかった。これは大誤算。10kmの関門が50分から48分30秒に短縮。
ペースを上げようと思ったが、周囲の選手も同じことを考えていたのだろう、走り出したらもう速いこと速いこと。キロ4分30秒の速さ。集団の中で一人ゆっくり行くわけにはいかないので、周囲に合わせて走るしかない。おかげで、なんとか10kmを1分30秒前に通過・・・予定外の速さで、これで疲れた
●折り返し: 今年は10kmの折り返し地点が1kmほど伸びた。そのため、反対側の選手が良く見えた。昨年は中央分離帯の木でよく見えなかった。10kmの折り返しで、折り返すとすぐに最下位の選手と白バイが見えた。私より50mうしろに30名ほどいたが、おそらく全員通過したと思う・・・最後尾がこんなに近いとは思わなかった
●20kmまでは5分/km切るペースで走れ、4分の余裕ができた。 このまま残りを26分/5kmで行けばゴールも可能と計算。ところが、その26分すら維持できなくなった。
●25km: 来週、延岡マラソンに出る予定。延岡も25kmまでは別大と関門時間は同じ。来週のためにも、25kmまではなんとしてでも通過したかった・・・3分余裕で通過できた。
●30km: 30kmの弁天大橋でみんな応援しているだろうと思い、そこまではなんとかいい格好しなくてはと必死に走るが、スピードはだんだん落ちていくしドンドン抜かれ、周囲に選手がいなくなってきた。おかげで、応援の人がよく見えた。
●応援: 予想通りみんな弁天大橋にいた。橋の中央あたりで「うえのせんせい!」と大勢の大合唱!いったいだれだろうとみると小田さん、神武さん、長崎さんらの福岡チームだった。しかも、私の名前を書いた応援旗をかかげて応援してくれた。こんな応援は初めてです・・・大感動、元気が出てその余力で30m関門を余裕で通過。
●35km: 一直線の道路の先に35kmの関門前の折り返しが見えます。その手前に大勢の選手が走っています。そのうしろに少し空間があり、そのうしろに我々が点々と走っています。おそらく、その空間のところで関門アウトになったのだろうと思います。うしろを振り向くと、わずかに5名。そのうしろに白バイ。最後尾の選手は歩いていました。
●関門: 35kmの関門の手前200mぐらいで関門時間になった。関門に着くとすぐに「ゼッケンのチップをはずしてください」と言われ外そうとするも、粘着力が強く簡単にはとれない。係員のおじさんに背中のチップは取ってもらった。取り外したあとにおじさんから「お疲れ様でした。バスで休んでください、毛布と水がありますから・・」ととてもやさしく対応していただいた。バスに乗ると、ほぼ満席状態だった。みんな落ち込んではおらず、明るく話し合っていた・・・元気なら走りなさい!
●ゴール地点: 私はバスで駐車場横まで運んでもらった、すぐに荷物を取って駐車場に向かった。みんな先にゴールして車(新留さんの車で行った)で待っているだろうと思ったが、誰もいないし、電話してもだれも出ない。着替えは車の中なので寒かった。しばらくしてみんなが来た、なんと!私がゴールするのを最終ランナーが来るまで待っていたそうな・・・それを聞いて、申し訳なかったのと、みんなのやさしさを感じ、涙が出た。
●Sちゃん: 駐車場でみんなを待っていたとき、駐車場の一角からSちゃんが来た。「どうしたの」と聞くと、「40kmに着いたら関門と言われてチップを剥がされた。そのあとなんの説明もなくその場に立っていた。仕方がないので一人で歩いてここまで戻ってきたが、道がわからないので、人に聞きながらやっと着いた」と・・・大笑い。スピードランナーのSちゃんが関門にひっかかるというのも驚きだが、40kmから歩いて来たというのも驚き。いつも明るくよくしゃべるSちゃんでした。
★来週は「延岡マラソン」、これも25kmまでは別大と同じ関門時間です。また同じ苦痛を味わうわけですが、2週連続関門アウトは絶対避けなければなりません。できたら、3時間半を切って別大にリベンジをかける!!・・・・気持ちはあるが、脚がついてこなくなった