橘湾岸100kmが10日後に迫ったが、最近の橘湾岸の話題は、来年の217km、317kmのことばかり。100kmは7回ほど走ったが、もう一度データをまとめなおして、どういうレースだったか、おさらいしましょう。
★スタート時刻別の完踏時間の分布:(前回の100kmのデータを参考)
各スタート時間の選手は、どのくらいのタイムで完踏しているのか調べてみた。横軸は完踏時間。「9」は9時間台の意味。数字は完踏した人数。
100kmレースは午前2時スタートでも関門時間が15時間もあるので、217kmレースのように、速い人ほど時間に追われて走らなければならない、ということがないので楽。
・2時スタートの選手:
サブ10が2名。11時間台2名。12時間以上かかる人はいない。あのコースをこの時間で走行するのはかなりの実力者。目安が「13時間以内の人」となっているが、「12時間以内」でもいいのでは・・・・午前2時スタートは「エリート枠」ですね。
・1時スタートの選手:
12時間から16時間の間が多い。スタート時間選考目安は「14時間30分以内」となっているが、14時間半以内で走っている人は3分の2.3分の1の選手は14時間半以上かかっている。この時間帯の目安は以前のように「15時間以内」でもいいのでは。
0時と1時の選手の力はあまり変わらない。0時スタート選手を減らす意味でも、0時スタートの選手を1時に回しては。ただ、選手の実力の見分けが簡単ではないと思いますが・・・
・0時スタートの選手:
200名以上の最も多い時間帯。完踏時間は14時~17時に集中している。スタート時間選考目安は「17時間以内」となっているが、ほぼその通りの走行時間に集中している。振り分けが的確である証拠、すばらしい。
ただ、人数が多いだけに、1時スタート、もしくは2時スタートでもいい人もおられる。とにかくバラツキガ広い。
・23時スタートの選手:
15~19時間が多い。ひとり、15時間以内で走っておられる方がおられます。これはびっくり。
・22時スタートの選手:
15名出走して8名完踏。さすがに16時間以内でゴールされる方はおられません。関門時間は19時間あります。100kmを完踏するチャンスです。ゆっくり進んでもらいたい。
・21時スタートの選手:
4名出走で女性1名のみゴール。最後まであきらめず、20時間22分かけて完踏される気力に圧倒されます。自分も80歳で完踏してみたい。
●100kmに参加の選手の年齢(右表):
・45歳~49歳が一番多い。
・40歳~59歳までで7割近くを占める。
・平均年齢は51歳前後
・60歳以上は2割程度
・最高年齢は我が「てれっとクラブ」の岩本元会長、78歳。100kmに挑戦します。
古いウルトラマラニックの大会は、だいたい年配者の常連さんが多い。橘湾岸もそういう傾向に以前はあったのだが、ここ最近はマラソン人口の増加。ウルトラマラニックの大会の増加で、ウルトラに若い人が多数参加するようになりました。
今回も45歳~49歳が一番多いのには驚きました。
●スタート時刻別年齢分布:
・70歳台は0時以前のスタートが多い。これは当然。しかし、1人0時スタートの方がおられる、これはすごい。
・60歳台の3分の2は0時スタート
・50歳台にいたっては8割が0時スタート
・2時スタートに60歳台の方が1名、すごい。
・1時スタートには60歳台は5名。その中の最高年齢が67歳私です。完踏したいですが、どうなることやら。
★100kmのコース案内図
ランナー目線でコース上の注意点をまとめてみました。