「世界三大100マイルトレイル」のひとつ「Grand Raid Reunion(グラン・レイド・レユニオン)」が10月24日~26日に行われました。それに参加していたウルトラ仲間の神武さんがみごと完踏されました。UTMBも完踏されていますので、三大の二つを制覇。残る一つはアメリカのレース。おそらく近々行かれるでしょうね。
会場はアフリカ大陸の横のマダガスカル島の東にある小さな島、レユニオン島。島は佐賀県ほどの大きさ。その島を縦走するトレラン。距離は172km、累積高度はナント10000m以上。制限時間は65時間。完踏率は約50%。
世界中からトレランのベテランが集合。参加者2300名ほど。日本からも十数名参加。プロの鏑木選手も参加。大会のHPがありましたので(フランス語)、神武選手の状況をずっと追跡してみました。見ていて驚くことばかり。
トップの選手達の速さは半端ではありません。スタート直後はキロ6分で進んでいます。神武さんも我々仲間では相当早い人ですが、その倍の速さです。
最初の14kmは1時間20分、これは普通のマラソンの速さです。だんだん速度は落ちてきますが、それでも50kmは6時間10分。神武さんは50km10時間半、もう4時間半の差がついています。
トップのゴールタイムは26時間とか。平地の172kmマラソンでも26時間はかかります。それを累積高度10000mのところを同じように走るとか?本当でしょうか?ビデオがあるなら、走っているところを見てみたい・・・見るまで信じられません
神武さんは4時間の余裕をもってゴールされました。もし、私が参加したら制限時間に間に合うでしょうか?・・・というよりそれ以前にリタイヤかも
とにかく、おめでとうございます。すごい!