かるさんのgooブログ <北国たより>

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イチローの偉業と日本プロ野球界のこと

2004-10-03 23:19:00 | インポート
とうとうイチローが新記録を達成しました。

世界中の野球フアンが注目する中で、83年間もの永い間、だれも破ることができなかった記録を塗り替えたイチローに敬意と賞賛を送ります。

至極あっさりと達成したかに見えますが、彼なりのプレッシャーは相当なものだったことでしょう。
その重圧を楽しみながら目標をクリアする快感は、会見の時の言葉通り彼にしか解からない喜びなのでしょう。

イチローのこの新記録を破るのは、当分の間イチローしか居ないような気がしてなりません。

いまアメリカは「大統領選挙」よりもプロ野球界の方が、ひょっとしたら盛り上がっているのかもしれません。

さて、日本のプロ野球界は、選手会のストライキ以降、経営者側がそれまでの態度を豹変させせ、とりあえず落着しました。

豹変のその訳はなんであったのか? 謎は残りますが、フアンや世論を甘く見ていたことにやっと気づいた・・・それが根底にあることに間違いはありません。

合併問題は覆せなかったものの、来期以降も12球団を維持するこが合意されました。

新規参入の手を挙げた「らいぶどあ」と「ラクテン」に対して“小委員会”を設置して審査するとのことです。
是非とも「透明性」の高い審査を願いたいものです。

とは言うものの、この新規参入の一連の流れを見て居りますと、どうやら「嫌な匂い」がただよってきます。

後発の「ラクテン」の動きが、球団経営者側の「らいぶどあ」潰しの駒に見えて仕方ありません。

「球団オーナーや経済界との太い繋がりがある」とか「本拠地を神戸または大阪と言いながら急遽仙台に」したりと、なにか不透明なものを感じます。

結論を予断することは憚りますが、仮に新規参入が一社認められたとしても“審査小委員会”の公正な審議は形ばかりで、すでに結果は『出来レース』として造られているような気がしてなりません。

あるいはまた「両社不適格」として相打ちにし、結果として「らいぶどあ」潰しを成し遂げる・・・・

そんな意図が透けて見えるのは。。。私の性格の悪さからくるものでしょうかどうか??

折りしも「四国リーグ」発足の公表や「新潟にプロ野球を」との動きが伝えられます。
既存球団経営者の誤った判断によっては、日本プロ野球界全体が根底からひっくり返る時期に、いま来ているようです。
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