政治の混乱が続いた‘012年も終わり、政権が交代して新しい年を迎えることになりました。<o:p></o:p>
張り切る新政権は、矢継ぎ早に政策を連発し前政権との違いを強調しています。
「権の世界」はしょせん『勝てば官軍』と歴史が証明しています。<o:p></o:p>
前政権が目的とした多くの施策は、そのほとんどが反故にされただ一つ残されるのは『増税』という項目だけのようです。
いまのところ「円安と株価上昇」の気配が見え、景気回復の兆しが見えるかのようですが、勢いにのる強引ともみえる施策がはたして功を奏するかどうかは予断をゆるしません。<o:p></o:p>
危惧することは、この政権が「憲法改正」を叫び、「原発稼働」を容認することに力を注いでいることです。<o:p></o:p>
東日本大震災から1年と9ヶ月が経っても、復興はおろか復旧すらままならず、いまだ「流浪の民」となっている多くの被災者がいます。<o:p></o:p>
広範な実り豊かな土地や、豊饒の海も失われたままです。累々と積み重ねられた「はぎ取った汚染土壌」をどう処分しようとするのか・・・・
「原発エネルギー」が経済の発展のために必要だと言われます。<o:p></o:p>
たしかに「近視眼的」に見ればなるほどと思いますが、長い目でみれば決して「良き選択」ではないことがわかります。<o:p></o:p>
自然災害の多いこの国で、しょせん人間の成し得ることは限界があります。<o:p></o:p>
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美しい豊かなこの国を未来の子ら引き継ぐためにも、いまを生きる人々は多少の我慢をしても「自然エネルギー」の拡大を目指さねばなりません。
そんな思いが一段と遠くなりつつある、新政権の誕生と不確実な新年の幕開けとなりました。<o:p></o:p>
元日早々の北の国は「暴風雪」に襲われ、前途多難な気配を見せているのです。
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