かるさんのgooブログ <北国たより>

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一事が万事・・・大津中学生自殺事件に思う

2012-07-15 22:44:45 | 日記

 このところの世間の関心は「〇主党の分裂」や「原発再稼働問題」ではありません。

九州地方の集中豪雨も、天候が回復すれば人々の頭から抜けて行きます。

 学校や教育委員会が官憲の直接的捜索を受ける・・・ということは異常なことでしょう。

――大津中学生自殺事件のことです。

 

私たちの耳目に触れる報道の全部が、必ずしも正しいとはかぎりません。

ですが、いままでの報道をかなりの率で割り引いて受け入れたとしても、学校・教育委員会・所轄警察の怠慢はだれもが認めるところでし

う。

 教育現場の先生たちが、なぜ「見て見ぬふりを」をするのか、識者がいろいろと論じています。

ここ数年の間でも、子供たちのいじめによる自殺が後を絶ちません。

そのたびに教育委員会の、それらしき人が会見しますが、異口同音に「言い訳」と「責任逃れ」と「保身」の言葉だけです。学校現場の校長クラスも、ほぼ前者と同じようなものです。

不思議なことにどの地方の事件でも、判で押したように同じ会見にな

るのです。

 「いや、いや、そんな教育者ばかりでは無いッ!!一生懸命取り組んでいる教育者も多く居るっ!!」との反論もあるでしょうが、なぜそういう人たちの手で事故や事件が起きないようにできないのか? と不思議に思うのです。

問題のある校内で、そのことに先生が一人も気が付かない・・・なんて考えられないのです。

けっきょく「生徒を守るより、己の生活と将来を守る」方に心がシフトするのでしょう。

一面でやむを得ないことかとは思いますが、将来この国を担う子供たちを教育しようとするには役不足の人たちだと思います。そういう人たちはさっさと転職されたらよろしいのです。

 輪をかけて不思議に感じるのは「教育委員会」という制度です。

市町村の名士などと持ち上げられ、先生の殺生与奪の権を与えられ舞い上がって、本来何をするべきかとうに忘れてしまった人々の集団でしかありません。

 

委員会も含めた教育現場を、どう変えて行くべきか確かな考えは持ち合わせていませんが、ともあれ『根本的な改革』が無いかぎり「大津自殺事件」と同じようなことが後を絶たないと・・・そのことだけは確信できるのです。

 

 

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旅のいろいろ ⑥

2012-07-15 18:11:17 | 日記・エッセイ・コラム

――江戸東京博物館――Img_1508

お上りさんの最終見物先は、年配者の定番「江戸東京博物館」です。

ここは数年前に一度訪れていまして、ドでかい建物に圧倒された思いがあります。

「狸おやじ」と後世の人々にあまり良い印象を持たれていない「徳川家康」ですが、元和偃武で戦国の世を終わらせ、ともかく戦の無い世をもたらした功績は大きいものがあります。Img_1471

長いエスカレーターで登って入った展示場に、実物大の「日本橋(部分)」がかかっています。

渡り切ったところから「江戸時代の歴史」がはじまります。

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徳川歴代将軍、幕府の構成、街区や町屋の模型、かずかずの文化の紹介・・・歴史に興味を持つ私には、疲れを感じさせないほどの嬉しさがあります。Img_1477

巨大なビルが林立するこの東京が、ほんの200年ほど前まではこんなようすだったのかと、今昔を噛みしめながら観覧したところです。

表に出ると、目の前の国技館は名古屋場所の準備のためか、ひそと静まり返っています。

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このあと本当の日本橋まで足を延ばし、その昔の勤務先跡地(ここも巨大なビルが建っています)を眺め、昼食を採りながら感慨に浸ったところです

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暮れかかろうとする羽田沖をあとにし、このたびの長い旅も終わりました。

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