日々目を通す新聞には、ほとんど必ずと言っていいほど「詐欺被害」の記事が載っています。
≪オレオレ詐欺≫という、新たな詐欺手口が現われてからもう何年になるのでしょうか?
国や自治体、金融機関挙げての被害撲滅運動にもかかわらず、被害件数、被害金額は一向に減るようすはありません。
「息子を名乗るオレオレ手法」から「税の還付手法」「暗証番号漏えい手法」などなど、思いつく限りの新悪手法が絶えません。
それにしても、これだけ「引っかからないように・・・」と警告をしているにもかかわらず、なぜ被害がなくなら無いのでしょうか? どうしても理解できません。
こんどは「必勝法情報詐欺」だそうです。
競馬、競輪、パチンコなどで「かならず勝てる」などとうたって「情報料」などの名目で現金を振り込ませる詐欺が後を絶たないのだそうです。
これは詐欺のなかでも「古典的」な手法にもかかわらず、被害者が増えているとのことです。
今年3月には5千万円も詐欺に遇った被害者もいるそうです。
ギャンブルをすることの後ろめたさもあり、被害を届け出ない人も多いようで、その裏には相当な被害金額がかくれているとのことです。
こんな「古典的(ネタがすぐ解る)詐欺」にひっかかるのは、けっきょく「欲と道連れ」の自業自得と言われてもしかたの無い人々というほかありません。