かるさんのgooブログ <北国たより>

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普通であることのありがたさ

2009-01-11 20:39:00 | インポート
天候の面で、比較的おだやかな日々であった正月も、10日あまりが過ぎました。
この10日の土曜日は久しぶりに大荒れの天気となり、吹雪もようの夜半でした。

そんな夜半なにがどうしたことか、我が家が突然停電に襲われました。

吹雪による電線などの故障かと、朝まで布団の中で寒さをこらえていました。
頃は良しと身支度をして隣近所を見回したところ、停電などはしていません。

電力会社の応援を得て見てもらったところ、けっきょく自宅の外付け配電盤のヒューズが切れていたようで、取替えで復旧しました。

そんなに長い時間では無かったのですが、真冬のこの時期、暖房や食事つくりなどに「電気」のある普通の生活がいかに有りがたいか・・・・をあらためて思い知ったところです。

ひるがえって昨今の世相を見るにつけ、職を失い暖房どころか、寝るところや食事すら出来ない人々が多くなっています。

普通のことが普通に享受できなくなる人々を、単に「運」が無いもしくは「努力」が足りなかった人々と片付けてよいものかどうか・・・考えさせらるところではあります。

共同通信社が、この10、11日の両日に実施した世論調査では

**麻生内閣の支持率が・・・前回12月の調査から6.3%下落して19.2%の危機的水準となった。

**2兆円の定額交付金の扱いについての質問には・・・「年金、医療などの社会保障に使うべき」との回答が42%と最も多かった。
――との記事を今日読みました。

自己保身と無為無策に明け暮れるきょう日の政治屋と官僚群は、普通の人々から見たら、どうにも「普通の感覚」を持ち合わせていないのでは?・・・と思ったりするのです。

前半の「普通」と後半の「普通」は少し意味合いが違ったりしていますが・・・