かるさんのgooブログ <北国たより>

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またまた、NHKの迷走が・・・

2005-02-12 23:15:00 | インポート
この時期のスポーツの花形と言えばマラソンやサッカー、それにラグビーがそうでしょう。

サッカーはいまや季節を問わずに観戦できますから「冬の花形スポーツ」から外しても良いのかもしれません。

マラソンなどの個人技と対照的に、ラグビーはそのチームプレーの妙に魅力を覚えます。
それ以上に、走る、蹴る、ぶつかり合う・・・ケガをものともせず戦いあうこのスポーツは、それこそ「男のスポーツ」としての迫力があります。

大学選手権、社会人大会・・・TV放映があれば欠かさず観戦することを楽しみにしている私です。

今年の学生選手権を制した早稲田大学は、監督が言われるように「近年まれなチームに育って」いて、フアンの一人として「荒ぶる雄姿」に拍手を送っています。

一時期中止となっていた「大学チーム対社会人チーム」の試合は、勝敗を抜きにしての面白さがあります。今シーズンは新たな方式でその対決を観戦できるようになりました。

「荒ぶる早稲田」が、今年こそは社会人チームに一矢報いるのでは・・・と期待に胸膨らましたこの日の「早稲田VSトヨタ」の試合でした。

ところがナンとッ!! 今朝になって、NHKがLIVE放映を中止するとの報道がなされました。

その理由は、審判のユニフォームの胸に「朝日新聞」の広告ロゴが入っているからとのことです。これはラグビー協会とNHKとの協約に違反するのだそうです。

このあたりのいきさつは、詳しく報道されていますので省きますが、結果として視聴者からの猛抗議に抗しかねて、当初の予定通り放映はされました。(協会側が謝ったから・・・とは言ってますが?)

それにしても、この一連の騒動のなんとまあ~お粗末なことか、NHKの視聴者を無視した、まるで子供の喧嘩のような「他愛も、思慮も無い」判断には開いた口が塞がりません。

つい先日、会長辞任劇で一騒動起し、視聴者へ「改革」を誓ったばかりの、その舌の根も乾かないこの日の「前代未聞のバカ騒ぎ」です。

もし、広告のロゴマークが朝日新聞でなく「読売」や「産経」などであったとしたら、NHKは果たして「放映中止」などと言い出したかどうか?? はなはだ疑問なところです。

外国での取材合戦の中で、そのスタッフ達が「国営放送である・・・」と公言して憚らず、民放各社のスタッフのヒンシュクを買っているNHKです。

百歩譲ってそうだとしたら「日本を代表するメデイア」らしく、その経営の中身と経営者の頭の中を、いま少し「変革、切磋琢磨」してもらいたいものと・・・切に願うところです。

善戦空しく、早稲田は社会人チームの強固な壁を突破することはできませんでした。

しかしまれに見る好試合が「醜い子供のような喧嘩」を、一時でも忘れさせてくれたことは事実です。
為に、今度ばかりは・・・と真剣に考えた「視聴料の不払い」手続きのその手を、ちょっとばかり休めることにいたしました。

が、その休止の手がいつまで持ちますかどうか、、、、いまはなんとも言えないことも事実ではあります。