ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

ええから加減

2013年11月21日 | 演劇



「THE WINDS of GOD」に引き続き、もう一度観たかった舞台シリーズ第2弾の「ええから加減」

昨年の今頃、観に行って藤山直美さんの迫力にドギモを抜かれた

で、再演ということで、今年も出かけて行く。

場所は前回と同じ、日比谷のシアタークリエ。

前回一緒に行った友人達に加え、今回はそのうち一人のお姉さまが山形から参加

昨年末、我家のクリスマス宴会にも参加してくださったので、
私の中では図々しくも すでに友人のようになっている。(スミマセン

さてさて、お芝居はというと・・・

格段にパワーアップしている

海野濱子・宇多恵、通称ハマウタ、という漫才コンビのお話しで
濱子が藤山直美さん、宇多恵が高畑淳子さん。

前回よりもコンビ感がこなれていて、前回にもまして、実在の漫才コンビのようになっている。

アドリブもバンバン

今回はJCBカードの貸切公演ってこともあってか、昨年観たときより観客の年齢層が高い。
そのせいもか、わりとコテコテのギャグでも大爆笑となって、盛り上がりも尋常じゃない

セミナーで知り合った方が、この劇場にお勤めなのだが、この後のセミナーでこの日のことを話したら、
「あの日は公演開始以来一番会場が沸いていました。」とおっしゃっていた

随所に「JCBカードで買わなくちゃ」なんていうサービストークもちりばめられている。

レッツゴー三匹の逢坂じゅんさん演じる師匠はとぼけていて包容力があって、かわいらしいおじいさんかと思えば
時々きりっと厳しいことをいって、人間的な大きさを感じさせる。

ハマウタの芸をこの上なく愛している演芸場の前説は芋洗坂係長。
とぼけた感じと優しく気弱な感じが会場をなごませる。

ハマウタの所属事務所の社長を演じる田山涼成さんは、
若いころの回想シーンのたびにカツラをかぶって現れ、爆笑を誘う。

本物のお笑い芸人のカラテカ・矢部さんは若手お笑いコンビの一人を演じていたが、
謙虚で気弱で、でも強い意志をもった芸人役を好演。
前回同様いい味を出している。

衣裳係のマナカナの三倉佳奈さんも天然な感じがとてもかわいらしかった

濱子さんの大ファンで限りなく優しいダンナ様の赤井英和さんはなんとなく情けな~い主夫っぷりがすっかり板についている。

ほとんどが同じキャストで、全体がパワーアップし、より面白くなっている。

それにしても藤山直美さんはやっぱりすごい。
高畑さんも相当すごいけれど、なんだかただ座ってるだけでも何とも言えない悲しさが伝わってくるし、
ただ歩いてるだけでも吹き出してしまうし・・・。

笑ったり、じ~んとしたり、ホントにたのしませていただきました

来年も再演したら、行っちゃうかも・・・













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【観劇メモ】THE WINDS of GOD

2013年11月19日 | 演劇

数年前に一度観て感動したこのお芝居。

毎年ではないけれど、何年かおきに上演される。

先行予約のDMが来たので、思わず、申し込む。

自衛隊出身の俳優、今井雅之さんが脚本・演出・主演を務める。

彼の脚本の舞台を何本か観たけれど、個人的には、やはりこの舞台がダントツだ

売れないお笑い芸人、アニキとキンタの二人組が主役。

アニキはもちろん今井さん。
キンタは毎回変わっていて、今年はスピードワゴンの井戸田潤さん。

自転車の二人乗りをしていたところをトラックにはねられた二人は、
心だけ、終戦の年の8月初めの特攻隊基地にタイムスリップ。

そこで出撃直後に墜落した二人の特攻隊員の身体に入り込んでしまう。

日本が戦争に負けてしまうことを知っている二人は、特攻隊が無駄死に、ってことを
十分にわかっているけれど、まじめに勉強してこなかったので、
何年のいつ終わるのかがはっきりわからない。

記憶喪失、と周囲に思われながら、おちゃらけていた二人だけれど、特攻隊員として生活しているうちに
やがて、元の体の心もよみがえり始め、徐々に愛国心のようなものも目覚めてきてしまう。

次々と仲間が飛び立っていく姿が本当に悲しい。

それぞれが、夢も希望もありながら、志半ばで、恐怖に立ち向かって、自分を奮い立たせる姿が痛々しい。
みんな、今の息子くらいの年齢だ。

今まで言いたくても言えなかった親への愛を手紙にしたためたり、
信仰を心のよりどころにしたり・・・。

若い彼らは、人生の楽しみも知らないまま、自分の死が愛する人たちを救うことになる、と信じて敵に向かっていく。
なにより観ている私たちは、あと数日で戦争が終わることを知っている・・・。

つらい・・・

そしてアニキとキンタは終戦の日の朝に、飛び立っていく。

いつかまた生まれ変わって、愛する人のそばに寄り添えることを信じて。

あ~行っちゃダメって叫びそうになる

お芝居の根底に流れているのは、反戦と輪廻転生。

今の世界で一緒にいられなくなっても、生まれ変わって、また近くにいられるはず。
親子、兄弟、恋人、夫婦、と形は変わっているかもしれないけれど・・・。
というセリフがでてくる。

形が変わるのはちょっとビミョーだけれど、これから命を投げ出そうとする特攻隊員には
せめてもの心のよりどころであったのかもしれない。

驚いたのは井戸田さん。

最初のころの無知で純粋で、いつもアニキのいいなりで、半笑いっていうキンタが、
徐々に、口をきりっと結び、人生を考え、愛する人を守ると決意するまでの
人格の変化を見事に演じていて、最後にはなんだか頼れる男みたいになっていくのが素晴らしい。

失礼ながら、こんな風に演技なさるとは思っていなかった

特攻隊員の皆さんも、それぞれに個性的で、時折つっこまれる今井さんの突然のアドリブにも
実に見事に対応していた。

舞台が終わり感動のカーテンコールと今井さんのご挨拶の最後、
必ず舞台の上から観客に贈るメッセージは

「No More War 

今回、チケット購入に際し、制作会社の手違いが多くて、チケットが届かず、お金だけ払って観られないかと思い、
本当にハラハラしたけれど、最終的に、周りがみんな関係者、みたいな いい席を用意してくださった

また次回、機会があればぜひ息子たちに見せたいと思う。









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ランチ in 浅草

2013年11月18日 | 友達

 

浅草のレストランでランチをしましょう、と大阪から上京した友人からお誘いが

アサヒビールのビルの21階にある「アラスカ」というレストランのクーポンを購入したとのこと。

待ち合わせは雷門。

名物の大きな提灯は工事中とのことで、写真が印刷された布のようなものが下がっている

所用で少し遅れるという連絡が入り、現地集合に変更。

ぽつぽつと雨が降り出し、急ぎ足で隅田川を渡る。




アサヒビール本社ビルは、その隣にあるスーパードライホールの上に乗っかっている謎のオブジェで有名。




バブルのころにはやった、外国人デザイナーの一人、フィリップ・スタルクのデザインした炎のオブジェは
どう見ても炎には見えず、もしバブルの時代ではなく、日本人デザイナーの作品だったら許されなかったと思う・・・

あのころ、なぜあんなにフィリップ・スタルクが流行ったんだろう

などど考えながら、炎らしきオブジェのお隣、ビールとその泡をイメージしたという金色のビルの21階へ。


このレストランからは残念ながらスカイツリーは見えない

けれど、小雨がぱらついてるとは言え、高いところからの景色はやっぱり気持ちがいい




そうこうしているうちにクーポンのコースが運ばれてくる

まずは前菜。



スモークしたタンのサラダ。

続いて



パンプキンスープ。


そしてメイン



きのこがたっぷりのチキン


デザートは



チョコレートケーキ


美味しいお食事に、楽しいおしゃべり


お腹いっぱいになったところで、せっかくだから浅草寺にお参りしよう



仲見世には人がたくさんいたけれど、浅草寺の境内は意外に人が少ない。

次男の合格祈願のお守りを買って、仲見世をぶらぶら。

人形焼きは買わなくちゃ


仲見世通りから脇道に入って、友人お勧めの漬物屋さんへ。

彼女のお勧めは玉ねぎのお漬物。

色んな味がある中で、試食の結果、ゆず醤油に決定

他にもこのお店の名物、大きな具の福神漬けや 茄子とか長いものお漬物を購入



長いもは、写真を撮る前に食べちゃった

くるりと向きを変えて、仲見世通りの方に戻ろうとしたら



アーケードの上に、どかーんとスカイツリー

結構歩いたのでお茶でも、と電気ブランでおなじみの神谷バーに入ってみる。

お客さんは・・・圧倒的にオジサンが多い・・・

そんな中、オバサン二人は、レトロなプリンアラモードとクリームソーダで、またまたおしゃべり。

外に出ると、辺りはすっかり暗くなり、スカイツリーもライトアップ



あ~楽しかった


昨年、平成中村座の歌舞伎を観に、浅草に来たけれど、
仲見世とか浅草寺に来たのは一体どれくらい前だっただろう・・・。

1人ではまず行かない場所にいつも連れて行ってくれる友人に感謝感謝

お仕事で上京のたび、忙しい時間を縫って、声をかけてくれて、本当にありがとうございます。

いつか私も大阪へ

またお会いしましょう




































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すごいお風呂

2013年11月16日 | 住宅
昨年の今頃から打ち合わせが始まった、とあるお宅の住宅の水廻りのリフォーム。

工務店さんからの依頼で、何度か施主のお宅に打ち合わせで顔をだし、
図面は描いたけれど、その後の現場管理はしなかった物件。

もう、とっくにでき上がってるんだろうな、と思ったら、
やっと今週出来上がる、と現場監督さんからお電話をいただく。

「せっかくなので見にきませんか?」

もちろん行きますとも

小さめの住宅なら1棟建っちゃうくらいの予算の水廻りなんて、そうそうお目にかかれない


まずは玄関。
このあたりも、ちょこっとリフォーム。



広い・・・

正面の飾り棚の部分は、以前はトイレの入り口だった。
トイレは左側の廊下から入るようにプランニング。

たくさんの来客があるこのお宅。
トイレは、男女別にしておきたい、と言うのが施主のご希望。

真ん中に手洗い。



左側が女性用 右が男性。

 

腰壁はヒノキ、床はケヤキ。



天井は両方とも網代(あじろ)天井。

壁はまだ下塗りの状態。
この翌日、ジュラクの本塗りの予定。


お風呂棟の外観もゴージャス

 

ちゃんと鬼瓦もあり、屋根も雨どいも銅板。

そして、お風呂



壁はヒノキ、床は十和田石。

十和田石は水に塗れると緑色がもっと深くなる。

う~ん、旅館みたい・・・

好き嫌いは分かれるだろうけれど、こんな豪華なお風呂はなかなかない。
今はほとんどがユニットバスだし・・・。

貴重な経験をさせていただきました。
お声をかけてくださった工務店さん、ありがとうございました。







 

















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クリスマスリース

2013年11月13日 | フラワーアレンジメント

 

ハロウィンが終わると、街はすっかりクリスマス

で、今月のシーズンフラワーは毎年恒例、クリスマスリース


今回は体験レッスンに、友人と妹が参加

すでに退会してしまったけれど、ずっとスクールでご一緒させていただいた方も
日程を合わせてくださって、4人で1つのテーブルを囲み、ワイワイ楽しくリース作り


昨年はグリーンをベースにしたリースだった。





今年はちょっとシックでナチュラル。

リース台はこんなの。



木の枝に、ふわふわとコットンが巻き付いている。


このリース台に、アーティシャルフラワーのポインセチアや木の皮みたいなリボンとか

 

ツリー型のオーナメントや、葉っぱや、そのほかのオーナメントを

 


ひたすら、グルーガンでペタペタ貼って、できあがり。


同じペタペタでも、先月のハロウィンアレンジは、ものすごい時間がかかったけれど、
今回は貼るものの量が少ないこともあり、2時間くらいで出来上がった


けれど、私はいつものように手先が不器用なので、仕事が遅い・・・

体験レッスンの二人のほうが早く出来上がっていた・・・情けない・・・


でもいいの
これは仕事じゃないんだから、ゆっくりでもちゃんと完成しちゃえば・・・ね

とりあえずは完成ということで。

これから我が家も徐々にクリスマスモードへ。

その前に部屋を片付けなければ・・・





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