とっちゃんじいじの日記

趣味を中心とした題材で写真入りでの日々の出来事を記録にと四季折々の風景や花々を訪ねその時の写真を掲示と励んでいる。

頂き物の「鬼まんじゅう」

2019年01月21日 19時53分04秒 | 日記
終戦後の子供達にとってその頃は誰しもが常に空腹を抱えた時代でもあった。
三度の食事以外今の10時・3時のおやつの時間などは当時到底考えられなく食べるものの無いのが当たり前であった。
故に常に腹をすかしお菓子代わりにサツマイモの蒸かしたのや切り干し芋が想い出される。
砂糖がまだ貴重な時でもあったものでぜんざいや餡入り餅には何よりのご馳走だと子供心に憧れていた。サッカリンと言う甘味料を砂糖代わりに使っていたものだ。
飢える事の無い飽食の時代の現代ではあるが、焼き芋・蒸かし芋またサツマイモの天婦羅を口にする時いまだに往時の頃を懐かしく想い出す。
今日知人の奥様が手作りの「鬼まんじゅう」を届けてくれた。
懐かしい! 母親が度々作ってくれ近所の友達と共に熱々を美味しいと言いながら腹に納めたものであった。
昔のサツマイモはベチャベチャとして不味かった記憶があり特に冷たくなった蒸かし芋には家族の誰もが手をつけなく何日も置かれていたものであった。それを母は勿体無いと干し芋に加工していた。
現在のサツマイモは非常に美味しい改良品種が出回っており安納芋とか金時や紅はるか等が良く聞かれる。
今日頂いた鬼まんじゅうはレンジで温め3時のティータイムに妻と美味しく頂いた。