命

昨日、テレビから流れる３・１１津波にのみ込まれる衝撃的な映像に目が離せなかった・・
東日本大震災から７年の月日が経った。何も手につかない一日でした。。

大切な家族を失った人々の折り合いをつけて生きる姿は涙なしでは見れなかった・・
原発事故を責めても元の生活には戻れんもんなぁ～と深いため息に目を伏せた男性の
一言に何ともやるせない思いがした。

それぞれの７年後のドラマは重く心の復興は永遠に訪れることはない・・
見えない本当の悲しみにそっと耳を傾けるやさしさ　忘れないことが死者と共に生きて
ゆくことなのだと・・国民が災害と命に向き合った日 合掌





先日故郷に帰っている間、連日母の施設に出向いた。穏やかな時と落ち着かない時と
その日によってまちまちでした。前回より母の背中が薄くひとまわり小さくなった・・
母が母でなくなる・・それでも私の名前はちゃんと呼ぶのである。その瞳の奥で何か
訴えている・・母の顔を見ていると毎回涙が止まらなかったの・・
誰しもいつの日か命がつき旅立つのだろ・・終の棲家が施設の母は今幸せだろうか・・
母の命は私達家族の命でもある・・・・