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■最新更新 2/8 『ディール急襲』 番外編2「ファレスのお留守番日記」
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ご挨拶

2010-01-01 19:27:47 | 管理人の生存確認日記(2012年まで)
あけまして、おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。皆様から温かいご声援を頂き、どれほど励まされたか知れません。本当にありがとうございました。

本サイトの長編ファンタジー小説『ディール急襲』が、ついに五年目に突入してしまいました。八月になったらば、の話ですが。
昨年もとうとうケリがつかず、今年もちまちま書き続ける事になりそうです。
ともあれ ( 去年はどんだけ話が進んだかな~? ) と思いつき、2009年の一番目の更新履歴を調べてみると、

09.01.03 【ディール急襲】編 第Ⅱ部  第3章 6話 《 野営地 》 3


え゛、まだ 《 野営地 》!?


呆然。
一年って早っ。
つか、一年やってて章さえ変わってないっつうのは……。

現在進行中の3章「罠」に入ったのは一昨年の初め。因みに次話が、実は本 3章のメインの筋 だったりするのでした~(^0^;
この一年、いったい何をやってたんだか……。
まあ、(自分が)楽しかったんで、結果オーライなんですが。

という訳で、今年の抱負をば。
今年こそ、さくさく話を進めたいです。切実に

こんなふつつかなサイトですが、
引き続きご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。


2010.01.01 元旦

彩乃 海鈴



誤算

2009-12-13 02:16:39 | 管理人の生存確認日記(2012年まで)
私は身支度を整え、家を出た。
明るい昼の内に、買い物に行ってしまおうという魂胆である。まだ3時だからテレビでも──などと呑気なことを言っていると、あっという間に日が落ちて泣きを見る羽目になる。冬は油断は禁物なのだ。
鍵をかけて外に出ると、風もなく、ぽかぽか陽気で暖かかった。目的地は隣町のスーパー。すっかり余裕の良い気分で、いつものコースを散歩する。メモを見ながら買い物を済ませ、両手に荷物でるんるん帰る。順調順調。あとはコタツでぬくぬくできる。

やがて、どっぷり日も暮れ、寒くなった。
家事を順調にこなした私は(さっさと買い物行っといて、マジよかった。もし足りないもんが出てきても、外には絶対もう出ない!)と固く心に誓いつつ、テレビを見ながら寛いでいた。普段であれば、ダラダラ過ごして何とはなしに出遅れて、向かい風の寒風と戦いながら戻ってくるような頃合だ。なのに、今日はなんという余裕……などと一人にんまり自画自賛していると、コタツの携帯がぴろぴろ鳴った。誰かと思えば、母である。曰く、

「今、外にいるんだけど、玄関の電気点けといてくれるー? 無用心だから」

実家の玄関照明を点灯せよ、との仰せである。
本人はどうやら、サテンで友達とお茶してる模様。しかし、外は真暗、木枯らしぴーぷー6時である。だがだがしかし、通話口(?)の向こうからは、わいわいがやがや楽しげな喧騒が聞こえてくる。ここで「とっととけえってこい」などとお断りするのは、そりゃアナタ野暮というもの──。

「……いいよ」

仕方がないからコートを着て、家を出た。
こういうことって、わりとある。



荒神様のお祭に。

2009-11-29 00:48:41 | 管理人の生存確認日記(2012年まで)
聞くところによれば、関東一円では有名なお祭りであるのだという。
台所の守護神・荒神様の大祭があるとのことで、母のお供で品川の海雲寺(かいうんじ)にお参りに行ってきたんである。神奈川遠方の親戚から聞いたところによれば「火と水をお守り下さる荒神様を台所にお祀りすれば、一切の災難を除き衣食住に不自由しない」のだそうな。なんとありがたい。
もっとも、私は出生時から地元民であったにもかかわらず(もっとも現地までは電車で20分ほどかかるが)、このお祭りの存在をま~るで知らなかったのであるが(「えー知らないのー?」と馬鹿にされた……)。どうやら、この手の事は近所の方が往々にして知らないらしい。

品川は近所ということもあり、そして暇を持て余すこの頃は母とやたら仲良しという事情もあり、去年に引き続き二度目のお供である。宗教的ににゅーとらるなもので神社仏閣系には別段興味もないのだが、参拝後の「品川に出てランチ」が目当てなのであった。

品川駅には地元であるだけに馴染があるが、この駅は通過するか乗り換えに使うくらいが精々で、第一京浜に隣接する西口ホテル街方面(高輪口)へ降りる機会こそたまにはあれど、東口の港南口の方は長らく貨物ターミナル跡地の寂れた印象しかなかった。ところが、この港南口、(かな~り前に)再開発によるタワーマンションの建設ラッシュで都内でも有数の高層オフィス街へとあれよあれよという間に変貌を遂げてしまい、ピッカピカの小奇麗な街に生まれ変わってしまったのであった。通勤していた頃は万年工事中か、もしくは完成したビル群の偉容を通勤電車の窓越しに眺めて素通りだった(←疲れてるので途中で降りるのが面倒だった)ワタクシであるが、そういうことなら、あのタワーの中を是非とも見たい。グランドコモンズとかスカイウェイかインターシティとか──!


閑話休題。
という訳で、久方振りの電車に乗って(退職と同時に定期券がなくなったので、近頃は用がなければ出かけない)、一路、海雲寺の最寄駅「青物横丁(" あおものよこちょう " と読みます)」へ向かう。

10:30 天気は晴天、電車内はのんびりしていて、さほど混んでいる印象はなかった。が「青物横丁」につきプラットホームに降り立つや否や(なんだなんだなにごとだ──!?)と思わずキョロキョロしてしまった。

平日日中はひっそりしている駅構内がヨソイキのおばちゃん&おばあちゃんでワイワイガヤガヤごった返している。去年は参拝時間が遅かったせいもあって、結構これには驚いた。唖然としつつも改札を出、「海雲寺(はこちらの意)」の貼り紙に従い細い出口から路地に出る。

結構な盛況ぶりである。こうした参拝者は得てして女性が多いものではあるが、前後左右どこを見ても視界はほぼ女性で埋まり、女子率98%というところ。
そして、露店の出ている商店街を歩き、門を潜って境内に入ると、あたかも「巣鴨地蔵通り商店街」を彷彿とさせるような混雑振りとなっていたのであった。(もっとも巣鴨の方は家から遠くて一度行ったきりだから、そういうのが通常かどうかは分からないのだがイメージで)所々に参拝客整理の制服ガードマン(?)まで出ている始末。

母と私は去年同様「せっかく来たことだし」と列に並んでお札を購入、(ああ、両替してでも小銭を用意してくるんだった~!)と毎度のことながら内心激しく後悔しつつも、賽銭箱に小銭を入れて周辺各所をお参りする。(この辺りは神社仏閣がやたらと多い)

にしても、平均年齢はかな~り高めで一人場違い&手持無沙汰気味なワタクシ……。そして、親の年代以上のおばさま方は土産物等で大荷物であるにもかかわらず、横から逞しくすわと割り込んで来ては、おほほうふふ、とお喋りに打ち興じていらっしゃる。因みに己の居場所をしっかと確保した暁には、あーやれやれ、と言わんばかりにのたのた歩き出して渋滞を作ってくれるのであった。
おばちゃんパワーはものすごい……と改めて実感した一日であった。


      戦利品。


挽回

2009-11-24 02:33:01 | 管理人の生存確認日記(2012年まで)
 その前日、その情報をチラシで見つけ、私は早速電話をかけた。相手は実家の母である。手には四つ折り大判のカラーチラシ。かのユニクロがかのヒット商品ヒートテックTシャツをなんと600円也で売ってやる!と言ってきたのである。何を隠そうこのワタシ、全く同じ商品を僅か数日前に定価で購入したばかり、という曰くつきの代物である。かのユニクロが今回の大幅プライスダウンに踏み切った背景には、なんでもどこぞで新規開店するらしいというのがあるのだが、理由なんぞはどうでもいい。この破格商品、当然のことながら数に限りがあるのだが、他にもお買い得商品を多数取り揃えてお待ちしております感ありあり。見れば、当日は牛乳とアンパンが配られるとのよし何考えてんだこの会社は。そして開店時間は朝六時……あ゛? 朝の六時ぃ~!?
 いや、しかしである。そうしたお買い得商品購入もさることながら、そして、この寒い中朝六時に来いという高飛車な苦行もさることながら、そのイベント自体が楽しそうではあーりませんか。お祭みたいで。
 幾度目かの呼び出し音の後、母が出た。私はチラシ片手に情報をリーク。母はあっさりのたまった。
「やーよ。寒いもん」
 あ、そう。
 一人で並ぶ程の根性はない。そして、うちのだーりんがこうしたイベントに乗る筈もなく、私はあっさり諦めたのだった。

 翌日、そんなことはすっかり忘れ、私は日課のお散歩兼お使いで地元商店街を歩いていた。「お散歩兼」なので隣町まで毎度の如くに足を伸ばす。やがてコースを一周し、ウォーキングで体が程よく温まってきたところで、私は幹線道路沿いの広い舗装路に差しかかる。ふと、右手店舗の人だかりが目に入った。いつもであれば目もくれない私であるが、その時はどうした訳か好奇心が刺激され、ちょっと見てみるか、という気になった。もっとも理由がない訳でもない。手ぶらな上に暇だったんである。
 そこではご夫婦らしき中年の二人が、何やらワイワイ楽しげにワゴンを漁っていた。その店舗は、ゴミゴミ住宅が立て込んだこの近辺では珍しい郊外型駐車場完備の紳士服の大型店である。近所にその店が(かなり前に)できたことは、私も薄々知っていた。開店時の華々しい大型カラーチラシで見ていたし、何よりビルの上の看板がやたらとでかくて目立つからである。しかし如何せん取扱商品は紳士服である。自分には縁が全くないので一度も立ち寄った事はなかったのであった。しかし、あのご夫婦のウキウキした感じは「ああ、ユニクロに対抗して、なんか安く出してるな」と密かにアタリをつけさせるに十分である。
 ほう、かのユニクロの戦略に対抗し、すぐさま顧客確保に打って出るとは、さすが"紳士服の青木"。店員さんの機転を褒めてやりたい。総ガラス張りの店内でにこやかに会釈してきた感じの良い店員さんになんとなく会釈を返しつつ、そんなことを私は思う。ふと、ビルの上部に戴いた堂々たる大看板が目に入った。いや、

 "洋服の青山"か──!?

 めったなことは言わんで良かったー……。
 ともあれ、こういう紳士服のお店には私は馴染みがないのだが、だーりんに新しいトレーナーの一つでも買ってあげようか、と思いついた。と同時に、昨日ユニクロで出鼻を挫かれ降ってわいた購買意欲をすっかり削ぎ落とされたブルーな事件の方をも皮肉な気分と共に思い出すが、珍しく仏心を出した私は、ビニール入りの商品を手に手に笑顔で店内に入って行った夫婦連れと入れ替わりに、件のワゴンにぶらぶら向かう。問題は品質に見合う価格である。見れば、ワゴンの中の透明ビニールの中身は、どこにでもあるっちゃあるがまずまず普通のトレーナー。どれどれ、肝心の値段の方は──。
 袋を手に取り「……え?」と目が丸くなった。だって、ついてる値札が、
「さんびゃくえん?」

 まじすか。

 テンション上がったー!



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