「花より男子」最終話 松潤、夢をありがとう！

おおっ！真央ちゃん、ケン玉うますぎ！！

ブラボーで見た方、多いでしょうね。これはだいぶ練習したと思います。

なかなか手ごわいガキ共を相手に、でも考えてみたらつくしの地でいけば

それでよかったのね。あのケン玉をひょいひょいひねる姿はどこにも作為が

なかった（ように思う）ってことはやはり本人よね。素晴らしい！！

 

さて戻ります。ＴＯＪ（ティーンオブジャパン）の決勝大会。

１次審査は特技。バレエやリボン体操、バイオリンなど優雅なお嬢様を披露する中

で、つくしはなんと「ちかん撃退法」。らしいわね、爆笑でした。

２次審査のファッションチェック。パリコレの衣装から自分で選びセンスを評価する

もの。パリコレって？？キテレツなものが多いじゃないですか。それを普通の

高校生が着こなすったって。ちょっと奇抜すぎ。けれどあやのが選んだ服は

確かにコレクションでしたね。それにポーズも決まってうまかった。彼女は実際に

モデルさんなのね。つくしが選んだのも柄の美しいでスーツでした。デザインがよく

見えなかったのですが衿がかわいいなぁと思いましたよ。あの三人に切られて

それを逆手にとった機転が世界的デザイナーに賞賛された！

多少強引なオチではありましたが、苦し紛れの中では無理に納得しましょうか。

3次審査は英語のスピーチ。あやのは留学しているだけあり流暢、しかも論点も

すばらしいとのことでこれは文句なしの通過。つくしは、今ひとつのような英語。

テーマが“恵まれないこども”というのだが、つくしってば自分のことをアピールしてる

のよ。これには眞子ちゃんまでそう言い出して笑えたでしょう。

ただ、まとめ方は悪くないと思いました。「温かい家族が必要」ってことは

貧しい世界情勢だけでなく豊かな国であっても全ての家庭にも言えることですよね。

だがここでちょっとありえない事が。なぜじゃんけんで決めるのよ！！

「輝く女性に必要なとてつもない勝負運」だそうです。ぽっか～ん。

さすがにお粗末と思った方、多いのではないですか？

はい、それでつくしがはずみで勝ちました。ははは、ドラマですね。

そして最終審査です。これは良妻賢母の審査ですね。椿さんのときはお好み焼き

だったというアレですよね。（違った？）今年は子供達が遊んで楽しい方を選ぶ。

保育士の勉強をしていたら子供の心をつかめたかしら。

これって子供が身近にいないとわからないかもしれないですね。

しかしこれは間違いなくつくしに有利な審査でしたね。子供ってきちんと管理されて

歌ったりきっちりお行儀よくなんて絶対喜びません。初めの１０分ぐらいで

もう興味は他所にいくものです。つくしがチビＦ４と走り回り遊ぶ方が納得です。

全ての子供達がつくしにまとわりつくのって簡単に予想ができるものですよね。

つくしの精神年齢が子供達と同じだということも幸いしました。あの縄跳びで

あやのを迎えいれたつくし。ここで勝負と言う意識が既になくなっていたとしか思えな

いですね。残念ですが、つくしらしいとてもいいシーンでした。

それにしても真央ちゃんのケン玉には恐れいりましたね！

そして結果発表。子供達はつくしと言いたかったと思いますよ。けれど子供なりに

情勢を読んでいたということでしょうか。引き分けにしたかったのはむしろ審査員

の方ではないですか。それまでの評価を見たらあやのは圧倒的に有利です。

優勝もあやのに決定。まあそうなるとは思っていましたけれど、やはり残念。

司のほうで楓との約束にどういう終わり方にするのか興味が湧いてきました。

つくしの特別賞や賞金に観客総立ち。つくしコール。思わず涙のつくしです。

ちょっとここで涙のもらい泣きをしました。良かったけれど司が気になります。

それに先週のお茶、ピアノ、中国語、それからモデル歩き。。。どこかで役に

立ってましたか？総合的につくしの教養として内面を充実させたと納得しますか？

 

パーティー会場。つくしは司を待っています。ずっとずっと待ってるのです。健気。

しかし司からは電話があっただけ。そして翌日の約束をして切れてしまいます。

　　・・・ラストの司は一貫してつくしにとっての誠実さ男らしさを見せてくれました。

コンテスト会場のなかでブーイングの嵐の中

「庶民は黙ってろ！牧野、このまま突っ走れ。俺はここにいるぞ！！」

「もしもあやのが優勝したらどうするのか」という類に

「俺は牧野を信じてる」ときっぱり。

パーティで電話したときは

「ずっとみていたぞ。お前がナンバー１だったぞ」

つくしはもう司に何の迷いもありません。明日の服を選び喜びでいっぱい。

しかし、翌日現れたのは類。そしてその手紙とプレゼントでした。

ヤケになるつくしは類に「つきあって」と。

類だって本当は多少つくしにも興味があったはず。けれど男として司に見込まれて

約束していますからね。一度、自分に言われたのをそっくり返す類です。

「追いかけなよ。好きならどこまでも追い掛けていけばいいじゃない・・・」

　　　　　　　　　　　つくし、走れ！

そして自家用ジェットの司を追いかけるつくし。

さて、ここからはオレンジのまぶしい夕陽を浴びながら二人の名シーンへと。

つくし「何で私に一言の相談もないのよ」

司　「悪かったな。そのスカート似合ってるな」（とってつけたように言うわね、苦笑）

つくし「大事なことを道明寺に伝えてなかったから」

　　　「ありがとう。いつも私を信じてくれて思ってくれてありがとう」

そしてペンダントをさしだしこれもありがとうというつくしに司は後ろに回って

ペンダントをつけてあげていました。シルエットがまぶしい光に鮮やかに

浮かび上がります。

司　「おれはパワーアップして戻ってくるよ。

　　　これから先もお前だけが俺の認めた女だと思うから。一緒にいてやる」

つくし「ありえないっつーの！」　（つくしの裏腹の素直さが透けてみえてかわいい！）

司　「うそつけ、お前俺にホレてんだろ」

つくし「惚れてるよ！」　　　（おお、ついに言ったね！）

　　　「バカでわがままで自己中の道明寺に・・・」

きゃ～～みなさま、興奮してはいけません。司ったら最後まで言わせないで

ぎゅーっとつくしを、つくしをハグして・・・ああ、やっとこのシーンですよ。

この飛行場のなかでこれから旅立つ司が最後にクリスマスのプレゼントを残して。

二人が夕焼けのなかでお互いをいとおしそうに、すてきなキスシーンでしたね。

 

街はクリスマス。それぞれの人間模様とプレゼントの様子。

司はへたくそなクッキーと言いながらも満足そう。

つくしは土星のペンダントを握り締めそして元気に一歩を踏み出しました。

きっとつくしはこの運命共同体を身につけることで司を身近に感じられるのね。

これから二人は離れてしまうけれどお互いを信じてそれぞれの道を行くのでしょう。

身分を超えた愛がどうか成就できますように、二人の今後を楽しみに

できるような最終回でした。そして今回素直なつくしにも嬉しさを感じ、

さらに司の誠実さがますます引き立ち、いつものオバカはどこにもなく

最後の最後でばっちりと決めてくれました。

道明寺松本潤、夢をたくさんありがとう。

最高のプレゼントをありがとう。

 

皆様、最後の　see you soon　をご覧になりましたよね。

ってことは、連続ドラマとしての続編があるのではなくて

特別に二時間ドラマという感じでしょうか。

道明寺が留学中に起こるつくしとのやり取りも見たいし、留学を終えてオトナに

なったのも見たいですね。どちらにしても続きが考えやすいラストでした。

近いうちに会えるのね。楽しみにしていましょうね。