くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

東京タワー オカンとボクと、時々オトン 第3話

2007-01-23 13:29:08 | ドラマ

東京タワー第3話。今回は簡単感想です。


自由を手に入れるためにしなければいけない最低限のことを怠ったマー君。

お母さんが休む暇もなく朝から晩まで働いてその上に成り立っていた生活を

見ていたはずなのに、4年間、仕送りによって生活できていたのに

信じられないくらいの甘い坊やでしたね。


時は就職氷河期。

百歩譲って就職に対する理想と折り合いがつかなかったと理解しましょう。

でもバイト先での態度は人間としてダメです。

クビになって当然だわ。


ある日現れた父は「自由にも覚悟がいる」と言いましたが

本当、自分が東京から逃げ出したというくらいですから、

その自由につぶされてしまったのですね。


そしておばあちゃんが倒れたというお知らせ。

ぎざ10のエピソード。

子連れ出戻りのお母さんはおばあちゃんに対しても負い目があったようで

ろくに口もきかないような冷えた関係に見えていました。

その陰で、雅也とおばあちゃんはTVのチャンネル権で遊び心を出し、

リヤカーのお手伝いをし、ふれあいがあったのでした。

重い荷物を押してくれた雅也に対してぎざぎざの10円玉をくれたおばあちゃん。

折りしも昭和33年はプレミアだというので大喜びの雅也。

そんな孫を密かに愛し、10円玉貯金をしていたおばあちゃん。

子供たち皆の貯金通帳を作っていたのにはびっくりでした。

一日行商をしてもいくらにもならないでしょうに1000円や500円が積み立てられた

通帳には涙が出ましたよ。


一線を越えたらだめだという石黒さんのアドバイスに従って

上京してくるときのお母さんの手紙に同封されてあった一万にだけは手を

つけずにいました。死守するというくらいでしたね。そこまでは良かった。

それなのに切羽詰って最後はパチンコ。

増やそうと思ったのでしょうが・・そもそもそういう考えがなってない。


光熱関係が止められついにはアパートも追い出されました。

自由という名のもとに何もかもなくし、食べるものもない雅也。

同居の耕平も去っていきます。

そんなところに鳴沢が現れます・・大丈夫か・・おい・・びっくりの鳴沢でした。

ホームレスとなった雅也に鳴沢から恵んでもらった金5万円也。

いつもサイフにそんなに入ってるのでしょうか?

きっと雅也のためにと思って入れていたのでしょうね。

雅也が自由だというころに就職したまなみや鳴沢は新人として

下積みの仕事をさせられています。

こうした時期を経て一人前になっていく事を知らないわけではないのに、

何か人生を勘違いしたような雅也。

さて鳴沢がアパートの大家さんから預かってきた手紙がありました。

その中にはお母さんからの一通も。

ひったくるように取り出すと中には切符が。

おばあちゃんが倒れたと電話した時も色よい返事をしなかった息子。

きっと母の直感でわかったのですね。

この母は息子が大学卒業することをただそれだけを

人生の楽しみにしていたのでした。

雅也の卒業証書を抱きしめていた母。


雅也は帰郷します。

母のもとに現れた雅也。

そっと差し出された「マー君へ」と書かれた箱。

あけなくてもマー君にはわかっていたようですね。

病室に入り、おばあちゃんの幻想に付き合い、

そうして本当に大事なことはなんだったかようやく知るのです。

「母ちゃんに心配かけたらいけん」

おばあちゃんは娘が肩身が狭く居候していたことを知っていました。

あの子は昔から辛くても泣かない子だったというのです。

だからこそマー君はちゃんと頑張ってるかと聞いてるおばあちゃん。

もう涙が止まりません。

うん、ばあちゃん。

俺東京で頑張る・・・


ようやく目が覚めた雅也は今度こそ働くことを知るでしょうか。

予告ではイラスト(絵?)を描いてる雅也がいました。

こういうモラトリアム期間があったからこそ、生活するということも

お金を稼ぐということも、そして仕事をする意義もわかるのでしょうね。

ひとこと、怠惰と言ってしまえるくらいむかついた日々でしたが、

これも雅也にとっては無駄ではなくこういう日々があったからこその

現在なのだと思いたいですね。

それでもお母さんとおばあちゃんにはちゃんと孝行しないといけないよ・・。

孝行したい時に親はなしというじゃない・・

結末を知ってるだけに今回のストーリーは泣かされます。



10 コメント

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マー君・・・ (まこ )
2007-01-23 16:48:20
原作を知らないので、どこまでがリアルな描写なのかは
わかりませんが、ここまでどん底生活を味わってただなんて…
まぁ、自業自得と言えばそれまでですが(笑)。
ここでの鳴沢といい、【ひと恋】でのアユタといい、
平岡くんたら、すっかりいい人キャラが染み付いちゃいましたよね~

そうそう!ご注文のかま☆ぼこをお届けに参りました~
どーぞ ( ^-^)_ΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩ 
こんばんはです (ikasama4)
2007-01-23 20:20:43
ホント、どこまでいってもアユタはアユタですね(笑)

ギザジュウ懐かしいですね。
自分も小学生の頃、集めてました。

でも、それをずっと忘れずに祖母が集めていたら
自分も泣いたでしょうね。


ただ、こういう挫折したり失敗した出来事でも
ボクが前を向いて進んでいった事で
ボクを強くしていく糧になったのだと思います。


そういう過去があるから今があるんでしょうね。

展開も大体わかっているんですが
私にはもう見逃せない作品となってますね。
バカボン・・・ (ろーじー)
2007-01-23 20:24:54
今回もお涙モノでしたねー。
これまでの月9ではなかったパターンかも?
俺も原作は未見なのでこの先どーなるのか、は不明なのですが
予告を見る限り、マー君はしっかりとした人生を歩み始めたみたいですね。
ところで、、バカボンのトサカ頭について
触れられているブログの少ないこと・・。
こんばんわ~ (くう)
2007-01-23 23:45:42
今回も泣かされましたね。
オカンと冷えた関係のように見えたばあちゃんが、
実は娘も孫も、とても理解していて愛情に溢れていた。
そこにコブクロ。。。
イヤでも泣かされます(; ;)
Unknown (mari)
2007-01-24 04:37:33
かりんさん、こんばんは。
皆さんと同じく、前半は、腹たち、後半は泣きっぱなしでした。
あんなに子供達のこと、マー君のことを考えてくれていたハルでしたが、マー君に最後に通じてよかったですね。
まこさん♪ (かりん)
2007-01-25 21:53:17
こんばんは!

ホームレスまで味わったなんてすごいですよね。
私もびっくりしました。
そしてあのハムも・・最近吐き気で苦しんだ私はあのハムを見たときから震えてしまいました。ぞぞ・・
平岡君ってばああいう役がもうフィットしすぎていますね。どこかで悪い男なんて演じてほしいね。

ミキちゃん♪
あのかまぼこがとーってもかわゆくて^^
そんでね、おいしくて評判ですっ!
なのでクラスメートに分けてあげました。
ikasama4さま♪ (かりん)
2007-01-25 21:57:45
こんばんは!

亜裕太は亜裕太・・ほんとうだ!
骨の髄までいい人キャラの亜裕太でした!

今週の春サンはとても良かった。今まで冷たい雰囲気だったのに、隠れたところでマー君と交流があったのが嬉しいエピでした。
ギザ10は子供には嬉しいものなんですね♪
33年は今でも価値があるのでしょうか?

ホームレスまで落ちたことが逆に勲章となってるのでしょうか?そういうものなのかしらね?

で、この日々があったから今のリリーさんなんでしょうか?

次回は仕事をしていたからホットしました(笑
ろーじーさん♪ (かりん)
2007-01-26 20:33:52
こんばんは!

原作は私も読んでないですわ。
ちょっと前にスペシャルがあったので最後だけはしっかりと見ていたのでした(笑

次回のマー君は仕事してましたからね。。
すぐに売れっ子になるんでしょうかね?
とにかく一歩を踏み出せるようでほっとしますね。

あのバカボンのとさかはどうやって作ったのでしょうね。撮影中はあれははずさないでいたのかしら?
約一週間??生活を想像するだけで笑えます。
つか、あれはロックの頭なんでしょう?
くうさん♪ (かりん)
2007-01-26 20:38:46
こんばんは!

あのおばあちゃんに泣かされました。
話もできないくらいの冷たい雰囲気の生活に見えたのに実はすごく子供のためを思っていた。
知らない間に雅也と交流があったのもびっくりでした。いつの間にって感じ。

ぎざ10に泣くね!
mariさん♪ (かりん)
2007-01-26 20:41:52
こんばんは!

そうそう前半は雅也に腹立ちっぱなし。
しかりしろ~~~の怒声が響くようでしたわ。

そしておばあちゃんにやられて今度は泣きっぱなし。
もうね、最後はぼろぼろです。

九州の女は凄いね!

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