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クラコフ旅行記1 もと共産圏。

2006-04-15 05:10:54 | クラコフ旅行記
やっとこさクラコフ旅行記。

クラコフ、ポーランドははじめての中欧(←と、いうらしい。
ほとんどの人は東欧っていうけど。。。
政治的には東、地理的には中欧というふうに分けるって
ポーランドの人はいってた。)
イギリス人の子もほとんどいったことがなくって、
「東欧って、、、一体どーなのかしら。。。
お金どのくらい持ってけばいいの。。。?
なんか、まずしい、、、の?共産圏だったんでしょ・・・?」
って私に聞かれても。笑。
モロ冷戦時代西側に居た彼らにとって東って
やっぱり未知なのかなぁとおもったり。

とにかく、旅はほんと良かった!
クラコフはポーランドの昔の首都で、
大きすぎず、歩くのに、絵を描くのにとっても
ちょうど良い大きさだった。
ご飯も安いし、学生の財布にとても優しい。

トラムも走っててとてもかわいい。
クラコフは共産圏の匂いがまだぷんぷんするのに
町並みは中世そのもので、(ユネスコにも登録されてる!)
その2つの感じがすごく不思議だった。
モスクワに行ったときは、それこそ
社会主義の四角くて大きい国営住宅とかが目立ってたし、
ベルリンももっともっと新しいかんじだった。
(↑このことはまたベルリン記にて)
私は個人的にすごく昔の上海を感じたんだけど、
(まだ共産主義ぷんぷんの上海にきたばっかりのとき、
新夜ホテルっていうところに時々ご飯を食べに行った。
そのホテルがあった租界地区は共産圏の灰色の中にある西洋で、
それがとても似ていたのだよ!!)
韓国のコは、雪が残っていて、木が低くて、郊外にある
60年代、70年代に立てられた集団住宅がソウルの昔に似てるって
懐かしがってた。
(そういえば私のすんでたマンションもそんなんだったなぁ。。。)

市内は中世、郊外は共産主義の色が濃くて、空港の周りは、
こんな積み木みたいな家が並んでた。

あんまり積み木みたいなんで、ほんとに作り物かと思ったくらい。

上海と似てる、といえばこんなマネキン。

ぼろぼろなのに使命をはたして(いるのか?)頑張っていた。
何売ってたんだろ。。。?服。。だよね??

でも、上海と違って(失礼)文化的にすごく豊かだったので、
舞台やグラフィックデザイン、絵本とかの土台がとてもしっかりしてる。
看板もかわいいのが多かった。

とにかく、とても居心地が良い街でした。すっごくおすすめ。


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