カラカネニュース

NPO法人カラカネイトトンボを守る会の行事を紹介しています。

★自然観察ウォーク 大盛況にて終了

2010年05月15日 | 行事

 

(写真:拓北高校生徒玄関前にて開会式)


 今年は例年より1週間早い開催となりました。前日までの寒々とし
た天気が嘘のように、春の日差しが暖かく、イベント日和でした。

 観察ウォークの場所は縮小し、今年はトンネウス沼の周辺だけになりましたが、綿路先生のお住まいであるあいの里3条7丁目町内会との主催で、スタッフも合わせて参加者は昨年よりも増え、ホタルの光観察会に次ぐ100名近くになりました。

 会長の大山さんのご挨拶から始まり、あいの里3条7丁目町内会長の廣崎さんのご挨拶とサプライズで入学祝いも行いました。

 子どもたちはスタンプラリーの用紙を持って、元気にスタートしました。今回の観察ウォークは、トンネウス沼の周囲5か所にポイントを設置し、ポイントごとに高校生が立って生き物や植物について説明していく、というものでした。すべてのポイントを回ってシールもしくはスタンプを集めると、ゴールで景品がもらえます。
 最初は緊張気味だった高校生も次第に慣れ、元気に説明していました。5つの地点を写真とともに簡単にご紹介します。

 

(写真:小さな春の花畑地点より 右 スタンプ) 

 スタンプになっているエゾエンゴサクの説明やヒメオドリコソウ、普段見慣れているタンポポなどの説明がありました。

         

(写真:くるくるタネコプター地点にて 右 スタンプ)

 この地点では、ある木の種がふわっとなげると地点名のようにくるくる回転しながら落ちていく、という現象を説明していました。

(写真:ホタル池にて)

 ホタル池では、実際に拓北高校が飼育しているホタルの幼虫を紹介したり、ホタル池に生息しているオオウバユリやミズバショウの説明をしていました。

     

(写真:つくし広場地点にて 右 スタンプ胞子君)

 つくし広場では、図を用いて普段よく見かけるツクシ(スギナ)の胞子の説明、フキノトウについての説明がありました。

 

(写真:ひっしにヒシ拾いコーナー 右 かわいらしいヒシのスタンプ)

 忍者が撒きビシに使ったとされるのがこのヒシの実。トンネウス沼や茨戸川にぷかぷかういています。地点名もおもしろいですが、ヒシについて図を用いての説明をしていました。

 

 1時間半という時間はあっという間でしたが、 子どもたちも大人の方々も、楽しく歩くことができ、怪我もなく、タイトル通り大盛況に終わりました。

 その後は、高校生含めスタッフで打ち上げの花見を行いました。あいの里アクティビティセンターの方々がサービスでバスも焼き肉も用意して下さり、イベントの反省も兼ねて楽しく行うことができました。アクティビティセンターの方々、本当にありがとうございました。

(写真:お花見兼打ち上げ)

 

 来年もまたこのように楽しく、自然観察ウォークができるように頑張りましょう!