安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

ホンダの価値観

2008-01-27 22:31:10 | Weblog
 本日夕方上京から戻ってきました。一昨日の夜仕事を終わってから車で上京。妻の実家に泊まって翌日の土曜日(昨日)お墓参りし義父の一周忌の法要。近くの和食の店に行き、10人ほどで会食。親戚や義父の友人の方々といろんな話を聞く。和食のコースだったので2時間半ほど、戦後間もない頃の話などとりとめもないが面白い。法事以外にも集まりましょうということで分かれる。次回会う時まで皆様お元気で。
 戻ってきて昨日の晩も妻の実家に宿泊。晩御飯は本厚木駅そばのミロードの地下の食品売り場で、巻き寿司、焼き鳥、餃子、蒲鉾などを買ってビールや焼酎を頂く。昼間も少し日本酒を頂いたのですぐに酔っ払い眠くなる。会話が弾み楽しい晩御飯になった。こうした時間も年に数えるほどしかない。義弟とは食べ物の趣味も合い楽しい。今年の春には山菜採りに行こうという話しになった。是非実現したイベントだ。
 今日は移動する前に海老名のショッピングモールに寄る。妻はジーパンを1本新調したが、私は特に買うものもなく、食品売り場をうろつく。時間を持て余しコーヒーを飲んだが、コーヒーを飲みながら買っておいた本に目を通す。「ホンダの価値観―原典から守り続けるDNA(田中詔一)」。私は最初のキャリアを本田技研工業㈱、いわゆるホンダで過ごした。四輪事業~汎用事業~二輪事業と10年ほどの年数で全ての事業を経験できたのは非常に珍しい。普通は同じ事業だけで終わったりするのだが、当時の私は上司に楯突く不良社員で、次から次へと異動させられたためこうなった。事業が違うと仕事のやり方も替わり、3つの会社を経験できたようなものだ。
 この本の面白さは実際にホンダで働いた方が書いたからで、今までのホンダを描いた本と異なり、ヒーローもいなければサクセスストーリーを羅列しただけではない様だ(スイマセン、読読みかけです)。しかも、この筆者のお名前はどこかで聞いたことが…。読むと汎用事業という、実はホンダで3番目の地味な事業に詳しい。顔を思い出した。私が汎用事業にいた時にアメホン(アメリカホンダ)の汎用事業のトップだった方である。ホンダの理念は「買ってよろこび、売ってよろこび、作ってよろこび」であり、ユーザーありきだ。お客様の声を実は「神の声」と呼ぶ。興味ある方は是非お読み下さい。