2016.8.16
山武郡横芝光町虫生の広斉寺の鬼来迎です
鎌倉期から伝わる仮面宗教劇で施餓鬼法要の後に上演されます 鬼来迎は地獄を再現し因果応報を説いた劇で
七段のうち「大序」「賽の河原」「釜入れ」「死出の山」の四段が演じられます
「舞台清め」です
「虫封じ」です
「大序」です
地獄の閻魔王庁で閻魔と、倶生神、鬼婆が亡者を浄玻璃の鏡にかけて罪を判断します
「賽の河原」です 父母の供養のため石を積む幼子を鬼が呵責し地蔵菩薩が退けて幼子を浄土に導きます
「釜入れ」です
火の飯ですが煙が出てから火があがるまで少しずれて終わりかと思いカメラをずらしてしまい撮れません
ここは全国から観劇に来る人が多く混むので来たくない場所ですが撮れるまであきらめなくてはなりません
「死出の山」です 石責めです
亡者を浄土へ地蔵菩薩が救済します
黒鬼が残された卒塔婆で亡者の成仏を知って悔しがり叩きつけて終了です