河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2359- 岡田博美、ピアノ・リサイタル、2017.6.8

2017-06-08 23:25:13 | リサイタル

2017年6月8日(木) 7:00-8:50pm 小ホール、武蔵野市民文化会館

ピエルネ パッサカリア op.52  10′
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第21番ハ長調ワルトシュタイン 11、4+9′
Int
マラフスキ ミニチュア  6′
ドビュッシー 子供の領分  2+3+2+3+2+3′
リスト ドン・ジョヴァンニの回想  17′

(encore)
ダカン かっこう  2′
ショパン 革命  3′
ドビュッシー 月の光  4′

ピアノ、岡田博美


ワルトシュタイン、弾むような感覚。それも結構な押しの強さで。ひとつずつの音が次々に光と影になる。タイルのようなマス目で表と裏が目まぐるしく変わる。濃い。
第1楽章は主題と副主題の違いがはっきりとしている。テンポ感はそんなに違わないけれども、どうも副主題のふところの深さを実感。太めの線、いいですね。
プログラム解説にある第3楽章というのは正しくは第2楽章のことだと思うが、このアダージョ楽章味わいありました。清らかな小川の底にでもいるような居心地。そのまま終楽章へ。小川の流れ、水切りの輪。太陽の日差し、光と影。なめし皮のような小川の流れ。何にでもなりそうな演奏、素晴らしい。小川への日差しは強くとも底は冷えている。

1曲目のピエルネのパッサカリア。バッハのトッカータのような最初のフレーズが続く。左手はそのフレーズの繰り返し、右手は変奏曲のように進む。モードは最初から最後まで変わらない。浅い。

後半の最初の曲はマラフスキのもの。5ピース明確に分かれている。どれもせわしなく動く。ゼンマイ仕掛けの人形の踊りのよう。バレエの伴奏音楽のように聴こえる。

子供の領分、浮遊感のある音楽でそれを少し抑えつけるようなプレイ。落ち着いた音楽を感じさせてくれる岡田さん独特の品の良さ。響きの世界堪能。

リストのドンジョ回想、パラフレーズもので最後はチャイコフスキーの1812年よりしつこいと思えてきて我慢ならない(笑)。
ひたすら、技もの。技巧駆使のもので、何を聴くかと言えばそれを聴く楽しみに他ならないわけで、ひたすら岡田さんの冴えた技を聴く。凄いもんです。圧巻。

アンコールは間をあまりおかず3連発。革命を聴けるとは思いませんでした。余裕のプレイ。最後のドビュッシーが雰囲気出ていました。右手の高音の運びがとても美しい。
今日はちょっと遠出でしたけれどもいいリサイタルでした、ありがとうございました。
おわり





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