河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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1514- ホヴァチナ、法悦の詩、チャイ5、メッツマッハー、新日本フィル2013.9.14

2013-09-14 18:04:12 | インポート


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2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年9月14日(土)2:00pm サントリー

ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編曲)
                      ホヴァンチナより前奏曲 6分
スクリャービン 交響曲第4番 法悦の詩 19分
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チャイコフスキー 交響曲第5番 13+11+6+12分
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インゴ・メッツマッハー 指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
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前の週がはずれで、一気に意気消沈。肩の力を抜いて本来の聴き方である作曲家の曲を聴く感じで出かけました。
前半の2曲はほとんど連続演奏。どんな意図があるのかわからない。調性の違和感はありませんでした。チャイ5は全部アタッカ状態。当節はやりなのかなとも思います。
この指揮者は見て聴いての通り、基本的にタメのない棒ですから、速度がそんなに早くなくても全体的には短い時間の演奏となるケースが多い。味わい深さとか濃厚さとかが好きな向きには、曲にもよりますが、別の選択肢もあるかなと感じます。
この日の演奏ではスクリャービンがベスト、これが3番だったらかなり厳しいと思います。チャイ5もそういう意味で彼の棒と合っているとは言い難い。
スクリャービンの交響曲ならこの日の4番以外合わないと思います。ご本人がこれを選んでいるのは彼の自然の摂理でしょう。
今シーズンは定期を2セットに増やしたのですが、今のところオーケストラの技術水準とぬるま湯的なところが見え隠れ、少し疑問を感じています。またメッツマッハ―の4プロ6公演でコンダクター・イン・レジデンス就任というのはキャッチコピーに近いのではないかと思います。アドバイスなどもあるようですので、そこらへんのウエイトを推し量ってみることはできませんけれど。
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スクリャービン4番については、3番のあとこの方向に向かうのはわからなくもないが、そのあとの5番については、今の5番は別物としておいて交響曲としては書くべき方向性が(神秘とか色彩とかではなく)普通の意味でもっと革新的な曲であるはずだったのではないかと思います。
おわり


1 コメント

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とても魅力的な記事でした。 (志望動機と例文)
2013-09-30 12:07:10
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

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